S・Y さん（31歳）
最後まで諦めない
| 受験回数 | 1回 |
|---|---|
| 主な受講講座 | 2020年合格目標 パーフェクトコース＋直前対策講座 |
| 受講形態 | 通学（名古屋駅前本校） |
| 学習開始時期 | 2020年2月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
私は金融機関に勤務しており、融資業務や相続業務に携わっています。そのため司法書士、行政書士の先生方とお仕事することが多く、専門知識をお持ちの先生方にとても憧れていました。私自身も、お客様からの相談に確実な知識で対応することで、より信頼関係が築けると考え、行政書士を受験することに決めました。
LECを選んだ理由
金融機関に勤務している関係で民法を学ぶことは必須でしたが、独学で幸いにも合格した宅建では民法に大苦戦し、苦手科目となっていました。2020年は民法大改正の年であり、苦手を克服するためと、しっかりと学びたいという気持ちから予備校に通うことに決めました。野畑先生の講座説明会に参加させて頂き、民法をしっかり学びたいと伝えた時に「改正民法は任せてください！」と先生が力強く仰ってくださったことが決め手となり、LECに決めました。
合格への道のり
2月の後半から休日クラスの野畑先生の講義に参加し、学習を開始しました。同時にXを利用して勉強記録を付けるようにしました。するとXを通じて多くの受験生仲間ができ、勉強方法や進捗状況など多くの情報を共有できるようになりました。コロナ禍で講義が中止になり不安が募るなか、頑張る受験生の姿をリアルタイムで知ることで自分を鼓舞し、不安を乗り越えることができたと思います。また、LECの先生方もXで情報を発信してくださっており、私が最後までモチベーションを保つことができた最大の要因だったと思います。私の勉強方法は、インプットでは録音した先生の講義を繰り返し聞き、真っさらなノートに図や条文、説明、根拠などが書けるかを試し理解度をチェックしていました。アウトプットではひたすら復習用ドリルを解きました。復習のタイミングを翌日、3日後、9日後、27日後と設定しカレンダーに書き込んで管理しました。復習用ドリルを3周したタイミングで科目別答練を解き、実力を確認しました。3月から8月までは上記のようにインプットとアウトプットを繰り返し、9月から試験日までは条文の素読とアウトプットを中心に計7回の模試を受け、試験に臨みました。勉強時間としては3月から8月までは平日2、3時間、週末10時間（講義含む）月約100時間。9月から試験日までは平日3時間、週末15時間、月約120時間の勉強時間で、決して自慢のできる点数ではないのですが、なんとか合格点に達することが叶いました。仕事や家庭の都合、体調などで計画通りにいかないことのほうが多く、精神的にも辛い時期がありましたが、応援してくれる先生や、励ましてくれる仲間のおかげで最後まで走り抜けることができたのだと思います。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
民法の講義からスタートしましたが、範囲の広い民法に復習時間を多く充てられたため、民法から学習できたことは非常によかったと思います。独学で合格した宅建では民法に大苦戦しましたが、今回の行政書士試験では民法を得意科目として挑むことができました。民法で得点することができたおかげで合格することができたと思います。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
アウトプットのメインは復習用ドリルでした。答えには根拠を書くようにし、誤った問題は答えを見るのではなく、テキストやレジュメから確認するようにしていました。模試で振るわなかった範囲を復習用ドリルで丁寧にこなすことで次の模試の成績が上がり、成長を実感することができました。時間に余裕がなく、他教材にまで手を出すことができなかったのですが、結果的にLECの教材を信じてやってきて良かったと思います。
講師のここが良かった
野畑先生のレジュメは要点を分かりやすくまとめてくださっていて、時間に余裕の無かった私の必須教材でした。講義も本当に分かりやすくて、毎週講義に行くのを楽しみにしていました。必勝と書いたハチマキを巻いて講義をしてくださったりと、印象に残る講義をしてくださったおかげで、試験では講義中を思い出し得点することができたと思います。コロナ禍で講義が中止になってしまった時や、勉強に行き詰まった時など、不安な気持ちを何度か相談させて頂きましたが、いつもポジティブな言葉を掛けてくださり「安心してください」という言葉に何度も励まされました。短期間で合格できたのも先生のおかげです。最後まで気にかけてくださり、本当にありがとうございました。
LECのサポート制度で良かった点
科目別答練は自分の理解度を知るとても良いツールでした。科目ごとに弱点が知れるので、復習時間の充て方など、より細かく設定することができました。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
私は仕事、家事、育児を両立する中で、行政書士試験に合格することができました。勉強を始めた当初は、忙しい、時間がない、疲れた、ばかり言っていた気がします。言い訳を並べて逃げるのは簡単だけれど、自分を嫌いになるばかりでいいことなんてひとつもありません。あの時逃げずに、諦めずに、勉強を続けてきたから、行政書士試験に合格することができました。もし、私のように、間に合わない、と思っても決して諦めないでくださいね。努力は絶対報われます。微力ながら応援しています。
