大満 邦彦 さん（59歳）
苦労しながらも合格出来ました！
| 受験回数 | 2回 |
|---|---|
| 主な受講講座 | 2020年合格目標 パーフェクトコース＋直前対策講座 |
| 受講形態 | 通学（池袋本校） |
| 学習開始時期 | 2019年12月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
60代以降も健康である限りは責任ある仕事をして、それなりの収入を得ていきたいという願いから、50代半ばで手に職を得ようと最初に始めたのは、英文契約書の翻訳の勉強でした。しかし、何度試験受けても手ごたえの無い結果ばかりで、聞けばプロになれる人は早い段階であっさりとパスしていくものだと聞き、ある先生に相談したところ、法律の条文になじむために何らかの法律系試験の勉強をしてみたらと言われたのが、行政書士試験との出会いのきっかけでした。外国人のための入管業務など、自分のバックグラウンドに近いこともできること、正しい勉強を重ねていけばはっきりした成果も出やすい試験だということを知り、これからは行政書士試験に賭けてみようと決心しました。
LECを選んだ理由
1度目の試験を受けてから心の整理をした後に、仕切り直しとして、複数の予備校を比較しました。講座の相談をしたスタッフの対応が良かったこと、他校の教材にはない、便利で充実した合格六法もついていて安心感がもてたこと、電車で通いやすい場所に生講義のある校舎があることなどから、LECを選択しました。
合格への道のり
法律の勉強は、ただ基本書を熟読しただけで頭に入ったと勘違いする場合が多いと1年目の経験で分かっていましたので、アウトプットの強化は極力早い段階からすべきと考えました。毎週の復習用ドリル、各科目終了時の科目別答練で、何割正解だったかにすごくこだわるようにしました。科目別答練では、主要3科目については、悪くても8割弱くらいは正解できたと思います。しかし、そのまま順調にはいきませんでした。LECの公開模試は6回ありましたが、到達度確認模試から始まって、徐々に本試験並みに難しくなっていきます。レベルの高い受験生も途中からどんどん参入してきて、最初は上位10％あたりにいたのが、急降下して危機感をもちました。結局、私の実力では、択一の基本問題ならかなり対応できるが、応用問題や記述では上手くいかないと認めざるを得ませんでした。そこで、9月上旬からは横溝先生の〇〇点アップ道場を全科目受講し始め、また、記述についても、市販の問題集の問題を毎日ノルマを決めて解いていきました。10月中旬に他校で受けた模試では、なんとか180点そこそこは取れるようになったのですが、正確な理解を要する記述は問題次第であると、本番直前まで不安感に苛まれました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
結果的にはコロナ禍のため、途中からは通学を止めてWeb講義で勉強を続けたのですが、1週間当たりの進度も丁度良く、インプットした内容の理解をアウトプット教材（復習用ドリル＆過去問ピックアップ）で確認でき、更に次の目標として科目別答練も用意されていたので、ペースを合わせやすかったです。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
テキストである講義録は、ボリュームがあり、書き込みして補完するというより、講師の指摘に従ってアンダーラインをして、重要な箇所とそうでない箇所とを見極めることが重要と感じました。また、本文の脇には、出題年度とその問題番号、肢番号まできちんと記してあったので、繰り返し出されるテーマが一目で分かるところも良かったです。
講師のここが良かった
日高講師は、毎回新しいテーマに入るところで、これから習うことについての注意点をあらかじめ説明したり、〇〇のところでまた同じような問題が出てきます、というような横断的な考え方も示してくださいました。前年度にLECで模試を受験した際、日高先生は到達度確認模試を担当されていて、解説が大変厳しい先生だと感じていましたが、受講してみると豊富な知識を漏れなく話してくださるし、休憩時間中も質問に応対できやすいよういつも構えておられたようで、安心感がありました。
LECのサポート制度で良かった点
新型コロナの影響で4月から通学講義が一旦中止となったため、予定の進度を自分なりにキープするのに、Web講義をひたすら利用しました。内容によって再生スピードを変えられるので、時間の節約にもなって良かったです。また、コースの受講生ならLEC各校舎の自習室を使うことができたのも有難い特典でした。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
今年は新型コロナの影響で、対面式の授業が一時中断され、図書館など勉強しやすい施設が使用できなくなるなど、自分にとっては苦労することが多かったですが、公開模試の結果など見た限りでは、さほど影響なく皆さんが与えられた状況で試験対策されているように感じました。主要3科目の合格講座が終わった後は、毎週何にどれだけ勉強時間をかけるか、作戦が重要な時期なのですが、模試の成績が軌道に乗らないと疑心暗鬼になります。自分の性格として、様々な合格者の勉強法の良いところ取りをしてしまい、さらに苦境に陥りました。結局、自分の持てる時間相応に、過去問などでシンプルな繰り返しを行うことが重要と思いますが、ともすると、機械的慣性的な学習にもなりかねません。このように、苦悩することの多い学習期間でしたが、最後は記述で部分点をかき集めるようにもがいて、なんとか188点でゴールインできました。皆さんが来年、念願の合格ゴールに到達できるよう、祈っています。
