木村 英 さん(46歳)
独立開業を目指し、行政書士試験に挑戦!
受験回数 | 2回 |
---|---|
主な受講講座 | 2020年合格目標 模試パック+プレミアム知識力強化講座 |
受講形態 | 通信DVD |
学習開始時期 | 2020年1月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
私はまもなく47才になる会社員です。大学を卒業してからサラリーマンとして23年が経ち、今勤めている会社は2社目で、今年で20年になります。入社以来ずっと営業一筋でやってきました。業種は通信機器販売で、無線通信機器やトラックに搭載する商用車向けドライブレコーダー等を主に販売しています。機械物の販売についてまわるのが、ユーザー様からのクレームです。幾度となく色々ありましたが、中には「おまえでは話しにならない、上司を連れて来い!」ということもあり、さすがに若い時ならまだしも、そこそこ年齢を重ねるとメンタル的にも結構堪え、さらには「もう君は来ないでくれ」という方もいました。そこで、「よし、自分が社長になってやってやろう。自分が社長でやれば、お客様は自分のことが気に入らなければ契約することはない。自身の腕一本で勝負できる。」と考えました。
LECを選んだ理由
大学時代は教育学部でしたが法律に興味を持ち、行政書士の勉強も学生時代に数ヶ月やっていた時期がありました。その時、LECのテキスト・講座を利用したので、今回もLECを迷わず選びました。LECのテキストや問題集はとにかく分かりやすかった記憶があり、そして大手資格予備校としての歴史も長いのがすごいと思いました。30才手前で一度、LECに行政書士試験のパンフレットを取り寄せたこともあり、その時も今は思い出せないですが、仕事の中で何かがあったと思います。そんなことも含めてLECはインパクトが十分に残っていました。
合格への道のり
LECの書籍オンリーで、出る順行政書士シリーズの『合格基本書』『合格基本問題集』『ウォーク問過去問題集』『40字記述式・多岐選択式問題集』を使用しました。そして特に力を入れたのは記述で、民法は本書に掲載されている64問の答えを覚えるまで、紙に書きまくりました。とにかくLECの問題集の繰り返し、野畑先生の『合格のトリセツ基本テキスト』を繰り返し読み、横溝先生のDVDを聴いた後必ず復習用ドリルをやり続けました。そして、LECの模試6回を全て受け、6回中3回は180点超えをしましたが、他は138点の時もあり、「本試験は微妙やな、出される問題によるな」と感じていました。そして本試験当日の解答速報で、択一のみで174点取れていることが分かり、記述も一問は模範解答通りに書けていましたので、合格を確信しました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
私は最終的には、通学講義は受講せず通信DVDを活用しました。土曜日も仕事にいかなければならないこともよくありましたので、やはり一度でも休むとモチベーションに影響すると思い、通信DVDを選択しました。とは言うものの、通学がベストだと思います。ダイレクトに講師の熱意ある講義が聴け、そして質問ができるのが非常に大きいと思います。しかし、多くの方々が社会人として仕事と勉強を両立されているので、ご自身のペースに合わせて受講を続けられたらと思います。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
試験を受けようと決めた2019年6月、本試験まで残り5ヶ月程ですので、まずはテキスト・問題集を購入して独学でやれるところまでやろうと考え、LECの出る順行政書士シリーズの『ウォーク問過去問題集 法令編/一般編』と『合格基本書』を購入し、いきなり問題から解き始めました。大学時代にたとえ半年ほどでも勉強していましたので、頭の隅に残っていた記憶を少しですが呼び起こすことができ、なんとか進めていけました。ただ、民法の物権あたりから難しくなるので、一時頭の中がぐちゃぐちゃになり、「ヤバい、わからん!!」と気も滅入りそうになりましたが、わからないことばかりではないので、難しいところは飛ばし、理解できるところからどんどん進めました。勉強にあてる時間帯ですが、まず毎朝出勤前の1時間、近くのコンビニのフードコートでやり、日中も営業職で外回りするお客様訪問の合間に、マクドナルドや車の中でやりました。帰宅後は毎日ランニングをする習慣があったので、それは止めたくなかったので続け、寝る前、目が限界になるまで30分でもやりました。週末、土日をフルで休めた時は朝9時から夕方6時頃まで、食事と少々の昼寝を除いた時間を勉強に費やしました。
講師のここが良かった
まずは1回目の2019年度の本試験ですが、さすがに合格ラインまで知識が積まれておらず、法令80点・一般知識24点で、記述の採点をしてもらえるレベルではありませんでした。しかし、収穫としては行政法が択一19問中10問正解でき、その部分の手応えはありました。ただ民法は択一9問中1問のみ正解で、記述もまともな文章は書けていなかったと思います。2019年の本試験後、不合格は見えていましたので、次の本試験に向けてどうするか?「合格講座」を受けようかとも考えましたが、費用面の他、土曜日も仕事が入ることもしばしばあり、1回でも休むとモチベーションが下がることを予想し、通信WebかDVDを検討しました。冷静に考えて、「民法だけは、講師の講義を受ける必要があるな」と考え、横溝プレミアム合格塾に含まれる「知識力強化講座」の民法を申込ました。横溝先生は、解答速報会やその他の無料配信講座で拝聴した際、とてもわかりやすいと感じていました。また、落語家でもなれたのではないかと思うくらい、話し上手でユーモアもありましたので、独学で進めていた民法の物権・債権の難しいところも理解することができました。2月には、名古屋の野畑淳史先生による『合格のトリセツ基本テキスト・基本問題集』出版記念無料イベントがあり、その後迷うことなく野畑先生の書籍を2冊とも購入しました。この野畑先生の2冊は超おススメです。とにかく基本テキストが読みやすく、わかりやすいです。基本問題集も、公務員試験問題やオリジナル問題もたくさん織り交ぜてあり、それまで過去問に偏っていたので、すごく新鮮に問題に打ち込めました。
LECのサポート制度で良かった点
コロナの影響もあったと思いますが、Zoomを使っての無料講義を随時実施していただけるところです。これは、私のように忙しく時間を有効活用しなければならない社会人には本当にありがたいイベントで、可能な限り受講しました。そして合格後に実務家講演会も行っていただき、非常にありがたいと感じています。また、私は利用しませんでしたが、個別相談会等も実施され、マンツーマンで勉強の仕方のアドバイスをしていただくことで、不安に感じている受験生の救いになっていることも確かだと思います。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
今後は、AIも徐々に世の中に普及し、士業の仕事にも影響はしてくるとは思いますが、行政書士になりたいと一度は考えられたら、迷わず決意することです。特に社会人の方々、30才を超えたくらい色々感じ、考え、何かを変えたい、ステップアップしたい等、深い想いがあると思います。その想いがあれば、仕事を続けながらの勉強でも十分乗り切れると思いますので、自分を信じて勉強を始める決意をしていただければと思います。頑張ってください!