一ノ瀬 輝城 さん(52歳)
横溝先生と「教えてチューター」が良かった!
受験回数 | 3回 |
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主な受講講座 | 2020年合格目標 パーフェクトコース+直前対策講座 |
受講形態 | 通信Web |
学習開始時期 | 2019年9月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
私は、2002年に社会保険労務士と簿記2級を、2009年にビジネス実務法務2級の資格を取得しました。そしてこれらの資格を有効活用するために、入社してから11年間「品質管理」一筋から「人事労務・経理財務」の職務にシフトチェンジしました。行政書士の資格取得を目指した理由は、「人事労務・経理財務」の職務に加えて「法務」の職務を担当したかったからです。それを実現するためのスキルアップとして、ビジネス実務法務1級を学習するか迷いましたが、ビジネス実務法務は「浅く広く」学習するのに対し、行政書士は憲法・民法・行政法・会社法等「深く広く」学習することができ、また、行政書士のほうが社内外に対する信用度・信頼度が高いことも目指した大きな理由です。
LECを選んだ理由
社労士・ビジネス実務法務2は他社の講座、簿記2級は市販テキストを用いて学習し、一発合格することが出来ました。行政書士も他社の通信講座を用いて2017年試験合格を目指しました。しかし、結果は146点で不合格となり、2018年は2017年で使用した教材をもとに学習し合格を目指しましたが、再び152点で不合格となりました。この2年で行政書士試験の合格はとても難しいと思い、2019年合格に向けての学習は諦めていましたが、時が経つにつれて行政書士に対する未練が大きくなり、2020年合格に向けて再々チャレンジすることを決意しました。そしてネットでいろいろ調べたところ、「LECの横溝先生はとても分かりやすい」という情報が多く寄せられていたので、LECのパーフェクトコース(Web通信)を2019年9月から受講しました。
合格への道のり
私は学習を始めてから合格するまで約3年を費やしました。それでもなぜ合格できたのか、それは①横溝先生に出会ったこと②LECの学習システムが充実していたこと③何度も何度も復習したことです。誰もが一発合格を目指しているものと思いますし、私自身もそうでした。しかし、今振り返ってみればこの3年間は無駄な時間ではなく、知識の厚みができた貴重な時間でした。1回目では理解できなかったことが復習を繰り返すことにより「なんだ、そういうことか」と感じることが増えていき、自信が増していきました。学習が苦痛ではなく楽しいものに変わっていきました。合格への道のりは「楽しく学習できた」ことです。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
LECは過去に受講した他社に比べ、憲法、民法、行政法の講義回数が多く、特に2020年度は民法の大改正もあり、民法は予定のカリキュラムより2回多く実施してもらいました。また、合格講座のWeb講義は横溝先生と他の先生の2パターンがあったため、一般知識は横溝先生と植松先生の両方を受講し、知識に厚みを持たせることができました。その分商法・会社法が4回と少なかったのは残念でしたが、主要3科目にプライオリティを置いたことにより民法は択一式が9問中7問正解でき、また、多肢選択式も24点中20点、記述式も60点中30点を取ることができ、合格に結び付きました。模試は他社に比べて難しかったですが、復習を繰り返すことで知識力がアップし、自信に繋がりました。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
テキストで良かった点は、まず、過去問の番号が載っていて、それに紐づいて過去問ピックアップまたはウォーク問過去問題集ですぐに学習することができたところです。過去問というと普通は学習が一通り終わった時点で取り掛かるものだと思っていましたが、早い段階で過去問に触れることで実戦感覚を身に着けることが出来ました。また、憲法などの判例では、他社は長々と記載されていましたが、LECは、心地よくコンパクトにまとめられており、読むのが苦にならなかったです。復習用ドリルもとても使いやすかったです。どの科目も4回転ぐらい学習し、過去問と合わせアウトプットにも力を入れて取り組むことができました。
講師のここが良かった
横溝先生を知ったきっかけは、2018年の試験の後、本試験会場を出た帰り道でLECのスタッフがミニパンフレットを配布しており、それに「横溝プレミアム合格塾」が記載されてたことからです。横溝先生についてネットで情報収集したところ、「LECの横溝先生はとても分かりやすい」「優しいカリスマ講師」「初学者から上級者までレベルに応じた講義をする」など評判の良いことが多く載っていたので、パーフェクトコースのWeb通信講義を受講することに決めました。横溝先生の講義は、条文ができた経緯、裁判例の全体像、抑えるべきポイント、アニメキャラクターを用いた具体例を教えて下さるので、とても理解することができ、授業がとても楽しかったです。長い期間をかけて集中して学習するにあたっては「授業がとても楽しい」というのはとても重要なファクターだと思います。何といっても横溝先生の良いところは、パワーポイントの「画面集」を用いた講義です。無権代理や不動産物権変動などは画面集が頭に焼き付いているので、暗記というよりは自然とイメージが沸いてきました。横溝先生、私達を合格に導いて頂き本当にありがとうございました。
LECのサポート制度で良かった点
「教えてチューター」はとても素晴らしかったです。私は、質問魔で何度も質問しましたが、いつも丁寧で素早く回答してくれました。再質問も何度も受け入れてもらえたのでとても使いやすかったです。音声ダウンロードもとても良かったです。横溝先生の話し方は丁寧でゆっくりだったので、Web学習と同様、ウォークマンで1.5倍速にして通勤時やスターバックスなどでテキスト片手に聞いていました。また、新型コロナの感染が拡大する前は時々自習室を利用していました。自宅での学習に集中できないときなどにお薦めです。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
初めて行政書士試験に挑戦される方、独学や他校で学習経験があり再チャレンジされる方、LECのシステムや横溝先生を信じて学習すれば合格にぐっと近づくと思います。特に再チャレンジされる方は、横溝先生の講義を受けると「目から鱗」間違いなしです。それから受験日翌日から合格発表までの過ごし方ですが、私の場合、択一式が140点、多肢選択が20点、記述式がLEC予想採点24点で180点到達が微妙であると感じていたので、次の目標(中小企業診断士)には取り組まず、ウォークマンでテキストを復習していました。そして今、中小企業診断士試験に向けて新たなスタートを切ったばかりです。目標が達成されると新たな目標が生まれ、それが楽しいのです。皆さん楽しみながら頑張ってください。応援しています。