平野 まりえ さん(34歳)
正しい努力を必要量すれば合格できます!
受験回数 | 2回 |
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主な受講講座 | 2020年合格目標 合格講座スタンダードコース+直前対策講座 |
受講形態 | 通学(難波駅前本校) |
学習開始時期 | 2019年11月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
転勤族の妻という立場ではキャリアを積むことが難しいという現実に直面し、今後の人生に漠然と不安を抱えていました。そんな時、行政書士という職業を知り、やり方次第で可能性が無限に広がるこの資格に魅力を感じ、行政書士試験の受験を決めました。
LECを選んだ理由
最初に受付対応をしてくれた方がとても感じが良かったからです。私と同じく子育てをされていた女性だったこともあり、勉強方法などの相談に大変親身に答えて下さいました。
合格への道のり
一年目、勉強を始めた頃は授業の進度に合わせて教材の復習用ドリルを解くだけで勉強をしたつもりになっていました。3ヶ月程経った頃、受験生仲間の勉強会に参加した際、周りとのレベルの違いに衝撃を受け、そこでやっとこのままではダメだと気がつきました。それからは週に30時間を目標に、民法、行政法の要点まとめにも取り組みました。しかしながら、少しずつ目標と実績が乖離していき、その焦りから大事な直前期に過去問ばかりしてしまうという記憶に頼る勉強をしていました。ただ、その勉強法でも模試の点数は上がっていたため、危うさを薄々感じながらも軌道修正をすることができませんでした。応用力を身につけていなかった私は、案の定、本試験で見たことのない問題にペースを崩してしまい、時間内に問題を解ききることができませんでした。二年目は同じ過ちを犯すまいと、記憶に頼ることなく理屈や背景を理解することに主眼を置きました。また、知識のインデックスを過去問から条文へシフトするために早い段階から条文学習をしたり、受験生仲間に朝勉強を毎日行うことを宣言し、怠けることができない環境作りなど勉強法を工夫しました。また、本試験で起こりうる状況を想定し、何があっても時間内に解ききる練習も入念に行いました。合格したことが分かった日、小学生の娘に「ママやばーい!私も出来る気がしてきたー!」と今どきの表現で労ってもらいました。飛び抜けた学力がなくても、正しい努力を必要量すればちゃんと報われるということを身をもって子供に教えることができた気がします。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
コロナの影響で世の中が混乱する中、カリキュラム変更など臨機応変に対応してくださり有り難かったです。また、クラス間乗り入れ制度で異なる講師のいいとこ取りをできる点もLECの利点だと思います。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
Web講義を活用することで耳からの勉強も容易にできるので、夕食の支度中や出勤中などの隙間時間も勉強にあてることができたのが良かったです。
講師のここが良かった
梅田駅前本校の先生は実務家ならではの切り口で解説してくださり、実務家としての未来を想像させてくれました。特に民法の授業では随所で復習となる内容が問われ、横断的な理解力が付きました。難波駅前本校の前田先生は自作の丁寧なレジュメを配布してくれ、そのお陰で、知識量勝負となる行政法や憲法では、理解に要する時間をかなり短縮できました。
LECのサポート制度で良かった点
初学者向け授業だけでなく、既学者向けの民法改正をしっかりカバーする授業もWeb講義で受講できるのは大手予備校ならではだと感じました。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
全ての方に当てはまる訳ではないかもしれませんが、以下3点はかなり重要だと実感しました。
- ①早い段階で試験の全体像を掴むこと
- ②知識を体系的に理解し、必要な時に素早く引き出す練習をすること
- ③本試験の想定を入念に行うこと
そして、天災や感染病など何が起こるかわからないご時世に勉強ができていること自体に感謝し、自分のため、大切な誰かのために必ず合格を勝ち取ってください。