秦野 稔 さん(62歳)
LECは法律講座の専門家、模試の受験者数も多い!
受験回数 | 2回 |
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主な受講講座 | 2020年合格目標 模試パック |
受講形態 | 通学(横浜本校) |
学習開始時期 | 2019年11月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
私はこの10年間、保険代理店業を行ってきました。保険代理店業を行っている中で、多くの高齢のお客様に接する機会があり、相続に関する一般的情報の提供を始めとして、もめない相続対策などの相談に携わって来ました。こうしたことをきっかけとして、成年後見人制度、遺言書の作成、遺産分割協議書の作成、不動産登記などに強い関心を持ち、いずれ将来は保険代理店業に加えて相続関連ビジネスにも携わりたいとの強い想いから、行政書士の資格を取得しようと考え、市販のLECのテキストと問題集による独学で勉強を開始しました。
LECを選んだ理由
私は、市販のLEC書籍による学習がほとんどを占めており、本番慣れするためLECの模試を受講しました。受験後に自己採点してみて、「たぶん2020年は不合格だろう。やはり合格するには法律専門の学習機会を提供する学校で学ぼう。2021年合格を目指そう」と考え、2020年本試験終了1週間後に2021年向けのパーフェクトSPを申し込み、合格発表までWeb講義を受講しました。結果的には2020年の試験に合格することができました。LECを選んだきっかけは、最初は本屋さんで行政書士のテキストや問題集を目にしてわかりやすかったことがあります。もともと法律関係の資格取得ならばLECという意識を強く持っていましたが、LECでパーフェクトSPのカリキュラム、教材等の説明を受け、素晴らしいと思いました。実際に、Web講義を受ける中で、これまでの経験をもとに作成してある充実した内容のテキスト、また講師陣のレベルの高さ、講義が懇切丁寧な解説であることに感動しました。
合格への道のり
私は、ネットで300時間の勉強で行政書士に合格したという記事を目にして、独学で学習をスタートした経緯もあり、行政書士の試験をなめていました。法律に関しては全くの初心者であったにも関わらず、“300時間の学習で合格!”という記事を鵜呑みにして初回は独学300時間で受験に臨みました。当然ではありますが惨敗でした。それでもまだ心のどこかで甘い考えを持っていたのだと思います。2回目も、市販のLECのテキストと問題集による独学+本番慣れするために、LEC模試を申し込みました。ただ2回目は、時間的には800時間前後は学習したかと思います。過去10年分の問題集とLECの模試を何回か解き、試験に臨みました。受験後「また落ちてしまった!」と直感しました。結果的にはスーパーラッキーで受かりましたが、2020年本試験後にパーフェクトSPのWeb講義を受講し始めてから、「こんなにも多くの重要ポイントを教えてくれる講座があったのなら、もっと早くから受けるべきだった、この講座を最初の年から受講していたら初年度に受かったかもしれない」とつくづく思いました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
過去に試験に出たところ、また将来試験に出そうなところを中心とした、重点ポイントを絞った合格講座はとても良いと感じました。テキストだけでも膨大なボリュームの内容が含まれているので、限られた時間の中でどこを重点的に学習すれば良いのかというコツを教えていただいたような気がします。またWeb講義を聞いた後で可能な限り復習を心掛けましたが、教材として配布されていた復習用ドリルや過去問を実際に解いてみるというサイクルは、学習内容の記憶を高める(=学習内容を忘れない)意味でとても良いと思いました。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
LECの教材は充実しています。全部こなせば余裕で合格できるのではないかと思いますが、その中で講師陣に指摘いただいた箇所だけこなしても十分だと思います。有効な活用方法という視点では、インプットでは重点ポイントを繰り返し学習すること、更にインプット学習を一巡したら、早めにアウトプット学習に軸足を置きアウトプットを何度も繰り返すということだと思います。
講師のここが良かった
どの講師の方も、この道でプロとしての仕事をされていることが実感として伝わってくる内容です。試験に向けては、ここだけは絶対に抑えておいて欲しいということが強く感じられました。私のような初学者にとっては、独学で学べることはかなり限られており、プロの講師から話を聞くと初めて知る知識も非常に多く、またどういう背景で何故そのような解釈がされているのか、どういう背景でそうした判例が生まれたのかといったことまでも理解することができました。更に、あるテーマから他の関連テーマへの展開なども説明していただくことにより広がりのある学習となり、法律の世界の広さや面白さなども知ることができました。
LECのサポート制度で良かった点
私は、最も効果的な学習は、目と耳と手を使って繰り返し学ぶことだと考えています。その意味では、Web学習は本当に素晴らしいシステムだと思います。仕事を持っている者にとっては、仕事と学習とを両立をさせることは誰しも大変なことだと思います。限られた時間の中でいかに効果的・効率的に学習するかが大事です。自分の空いている時間に視聴することができ、また何回でも視聴でき、眼と耳から入ってくる、しかも手を動かしながら行えば尚更のことです。スマホの時代は学習も自宅だけとは限りません。通勤時間でも、ちょっと空いた時間でも使えます。繰り返しになりますが、Web学習は本当に素晴らしいシステムだと思います。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
私は、市販のLECのテキストと問題集による独学+本番慣れするためのLEC模試で、本番の試験にチャレンジするという方法でした。結果的にはスーパーラッキーで2回目の受験で合格することができました。繰り返し問題を解いたことは正しかったと思います。しかし、独学でチャレンジするという方法は決しておすすめできるやり方ではないと思います。かなり多くの時間を費やした回り道ではなかったかと思います。行政書士という試験に合格するという意味でも、また法律に対する見識を広め深めるという意味でも、最初から専門の教材を使いプロの先生に教えてもらうべきだと痛感しています。重要なポイントを中心に繰り返し学習した方が、合格への道のりも遥かに近いし、知識としても多く残ったであろうということが、2020年の試験後にLECのコースの受講をしてみて初めてわかりました。