福本 朝江 さん（31歳）
LECの良かったところは、充実したカリキュラム！
| 受験回数 | 3回（お試し受験含む） |
|---|---|
| 主な受講講座 | 2020年合格目標 横溝プレミアム合格塾Plus＋直前対策講座 |
| 受講形態 | 通学（渋谷駅前本校） |
| 学習開始時期 | 2019年12月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
渋谷区の同性パートナーシップ制度を利用するには「公正証書」という書類が必要だということを知り、その書類を作成することができる人が「行政書士」と知ったことがきっかけです。大学は法学部を卒業しましたが、ロースクールに進学することはなく、法務とは関係のない仕事をしていました。何か資格があったらいいなというぼんやりとした思いと、渋谷区の取り組みが、「行政書士」に結びついて、チャレンジしようと思いました。
LECを選んだ理由
職場近くで通いやすいと考えたのが一番の理由です。そして、もし休んだとしてもオンラインで授業も受けられるので、続けやすいのではと思いました。横浜本校の加藤先生の無料体験講義を受けた時、生講義での迫力と明快な解説に驚き、申し込みました。そして、リベンジすることになった際、学習経験者向けの「横溝プレミアム合格塾」は演習中心のカリキュラムだったので、リベンジする自分にとってぴったりだと思いました。そして、LECでリベンジしようと迷わずに決めることができました。
合格への道のり
法学部出身とはいえ専門的な勉強をしていたわけでもなく、派遣社員として一般企業の庶務をしていました。何か専門的な知識を備えて仕事をしてみたいと思い、ちょうどその頃、渋谷区の同性パートナーシップ制度の話題に触れることがあったので、公正証書を作る行政書士の資格に興味を抱きました。そして今回、お試し受験を含めて3回目のチャレンジで合格しました。初めは他社の通信教材を購入して、頑張ってみようと思いました。しかし、なかなか上手く使いこなせず、お試しで受験したものの、総得点88点と合格からは程遠いものでした。お試し受験の日、会場近くでは多くの資格予備校がパンフレットを配っていたので、それらの中から通学と通信のどちらの体制もあるLECに魅力を感じて、無料体験授業を受けに行きました。体験授業当日は生講義の加藤先生の迫力に圧倒され、是非頑張りたいと思いました。また、教室に行けなくてもフォロー体制があることに安心し、お試し受験から1ヶ月もたたないうちに、LECの講座の申し込みをしました。そしてLECでの1年目は、初学者向けのパーフェクトコースを受講しました。通学で横浜本校の加藤先生の授業を受けて、法律を学ぶための基礎作りが出来たと思います。悔しくも合格点には届きませんでしたが、お試し受験の時よりも試験の手応えを感じていたので、このまま諦めたくないと思いました。LECでの2年目は、学習経験者向けの「横溝プレミアム合格塾」を受講しました。演習力が自分に足りないものだと思っていたので、知識を確認しつつ、手を動かすことができる講座はとても合っていたと思います。インプットとアウトプットを繰り返して、覚えるのではなく思い出せるようになることを意識しました。平日は通勤時間とお昼休みと、細切れに時間を見つけては講義動画を2倍速で繰り返し聞きました。家で過ごす時も、メイクしながら、料理しながら等、こまごまとインプットをしました。また、家の壁には覚えたいことを書いた付箋を貼り付けて、歯磨きしながらでも、リングフィットで運動をしながらでも確認できるようにしました。そして、曜日別に勉強する科目（月日：憲法、火木：民法、水金土：行政法）を決めて、1週間でそれぞれの過去問や条文に少しでも触れて、忘れてしまわないようにしました。最後の模試まで合格圏内に入ったことがなく、直前期はなかなか気が休まらなかったのですが、横溝先生のブログで「合格を、偶然から必然へ。あがいて、あがいて、あがきまくる。」という言葉を読んで、最後まであがきまくろうと、模試の見直しや過去問の解き直しを繰り返しました。記述の採点結果待ちとなりましたが、今回無事に合格をしてほっとしています。横溝先生、加藤先生、本当にありがとうございます。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
カリキュラムの良かったところは、模試の日程が早めに組まれているところです。試験までの最後の1ヶ月を仕上げの勉強に集中できました。「横溝プレミアム合格塾」の良かったところは、基礎力と演習力を養成するのに講義時間が多くあることと、演習中心の講座があることです。活用方法としては、充実した内容なので、授業で一度に理解することは大変だと思います。そのため講義動画をダウンロードして、2倍速など早めの再生速度で繰り返し聞くのがいいと思います。「パーフェクトコース」の良かったところは、科目別答練が含まれていることです。また、合格講座の加藤先生の迫力のある講義で、法律の勉強に必要な知識の棚作りができたと思います。また、横溝先生の「合計56点アップ道場」は合格への追い込みに必要な内容が詰め込まれていて、試験直前まで見直せるレジュメもあり、とても心強かったです。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
『出る順行政書士ウォーク問過去問題集』が法令編と一般知識編の分冊になっていたので、持ち運びしやすかったです。ウォーク問過去問題集は、上部にあるチェック欄に取り組んだ日付を記入して、最低3周することにしました。科目別にばらつきはありましたが、5周はしたと思います。
講師のここが良かった
横溝先生は、どのようなスケジュールで今は何をするべきか、いつ何をするべきかについて、適切な時期に適切なアドバイスを、講義中だけでなくブログでも欠かさず発信してくださいました。緊急事態宣言で通学講義が休講になってしまっても、道標を示してくださり、最後まで迷わずに合格へたどり着けました。とても感謝しています。親族・相続関係で、某キャラクター一家をモデルに説明していただき、わかりやすかったです。印象に残りやすく、また面白く理解することができました。到達度確認模試で点数が取れるようになった時は本当に嬉しく、そのままラストスパートをかけることができました。ありがとうございます。加藤先生は、法律の勉強とは何なのかよくわからないまま講座に参加したような自分にとって、法律の大きな枠組みを示してくださったことで、俯瞰して問題を読むことができる力につながったと思います。問題数のわりに時間が限られている試験問題をどのように読みこなすか、特に憲法や読解問題の取り組み方の参考になりました。加藤先生にお会いできませんでしたが、最初の1年の勉強があったから合格ができたのだと思います。ありがとうございます。
LECのサポート制度で良かった点
実務家の講演会など、勉強のモチベーションが保たれるイベントを企画してくださったことです。また、オンラインの学習システムでは、自分の学習の進捗がグラフでわかるので、平均よりも早い進捗で進めようと目標を持つことができました。進捗のグラフが、段々と100％になっていく様子が目で確認できて、Web学習でもモチベーションを保つことができました。また、「あと○○日の過ごし方」という横溝先生のイベントを、YouTubeのライブ配信だけでなく、アーカイブでも見られるようにしてくださったので、大切な話を自分の都合に合わせて聞くことができ、とてもありがたかったです。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
諦めたくない。そう思って、合格体験記を書いた自分を想像してから、再挑戦に向けて走り出しました。インターネットや参考書を探すと、「○ヶ月で合格！」と1年以内に合格している方の情報が目に入り、そのたびに「どうして自分は」と悔しい気持ちになりました。でも、だからこそ、「よそはよそ、うちはうち」と思い直し、先にある合格した自分から逆算して、今の自分に必要な工夫や努力に集中しようと思いました。その一方で、未来の合格した自分を考えただけで合格できたのではないと思います。悔しい気持ちを味わった過去の自分も力になります。行政書士試験に挑戦しよう、と勇気ある決断された方には心から応援しています。合格して、行政書士の資格を取得したその先のお話ができたら、もっと楽しいと思います
