柳橋 香 さん(44歳)
LECの模試で弱点を知ったことが合格の鍵
受験回数 | 1回 |
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主な受講講座 | 2019年合格目標 模試パック |
受講形態 | 通学(仙台本校) |
学習開始時期 | 2018年8月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
行政書士事務所に補助者として勤務して15年程になりました。何度か、上司に行政書士受験を勧められたことがありますが、法律の勉強への苦手意識から試験勉強しようという気にならないまま月日が経過しました。勤務する事務所も顧客も高齢化が進んでおり、私の住む地域の行政書士事務所に求められる業務の需要に対する漠然とした心配(例えば、月間何十件もある車庫証明は将来誰が引き受けるんだろう?であるとか、何十社の建設業・産業廃棄物収集業者の顧客の業務はどうするんだろう?といったこと)が時折頭をよぎることがありました。ある日、事務所所長に数年ぶりに受けてみないかと再度勧められ、自分の中で「今だ」とスイッチが入った勢いで、その週のうちに学習を始めました。
LECを選んだ理由
基本書は他社の通信講座を利用していました。自習の中で、過去問1年分を解いてみたのが、本試験4か月前の8月のことです。各問、反射的に解いていかなければ、とても3時間で解けきれないと思いました。また、実際に試験と同じように、時間配分や雰囲気を経験するために模試を受験しておかなければならないと思いました。そこで、模試の回数が多く、土日に模試受験できるという条件で、LECに決めました。LECでは全6回の模試を受験しましたが、回によって金曜日夜に受験したり、日曜午後に受験したりと、都合によって希望のクラスを選んで申し込めるところが兼業主婦としてはとても有難いものでした。
合格への道のり
受験を決意してからは試験の前日まで、一日も休まず学習しました。社会人であり、家に帰れば2児の母親であり、時には勉強時間の確保についての理想と現実に発狂しそうな日もありましたが、何としても一回で受かるという強い意志を持って1年半を過ごしました。仕事が終わってから新幹線に乗り模試を受け、最終新幹線に飛び乗るということを何度かしました。振り返るに、執念だったと思います。合格を喜んでくれた家族や、会社の上司に感謝しています。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
模試の解説冊子と、解説講義が充実していることに加え、模試の詳細な成績分析がさすがだと思いました。解答状況と正解率に対する自己の解答を比較して、ココが弱いという箇所が一目瞭然でわかり、それがスコアオンラインという形で、Web上から閲覧できるので大変便利でした。また、模試の特典である「条文&一問一答ドリル」がとても重宝しました。薄いのですが、ありそうでない資料なのです。おまけ特典という気軽さで、持ち歩き・書き込み、隙間時間にチェックをしていました。特典というには、有難すぎる教材でした。
講師のここが良かった
模試の解説講義は、日高先生と横溝先生が担当でした。初めて知る知識も多く、ついていくのがやっとでしたが、Web上で一時停止を何度もして、理解するように努めました。ここは大事だというところが、的確でわかりやすかったです。先生は解説講義の中で重要という箇所に定規を使用してアンダーラインを引くのですが、その所作が好感が持てました。細かいところなのですが、見ていて気持ちのいい講義というのは、後味と言いますか、私にとっては良かったなと思える点です。
LECのサポート制度で良かった点
Web解説講義とスコアオンラインには何度もアクセスしました。車中や隙間時間にスマートフォンで解説講義を繰り返し聴いたり、模試の成績と弱点を振り返ったりできるということは、まとまった時間がとれない毎日の中では大変有難いものでした。また、本試験後は自己採点で厳しいと感じていたので、試験1週間後には、LECの翌年度の対策講座に申し込みしました。1月の結果を待ってからスタートしたのでは戦えないと思ったからです。その点、合格していたら受講料を返還してもらえる合格者受講料返還制度には、精神的にも経済的にも大変助けられました。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
私の総学習時間は、凡そ1,400時間でした。その中でも、LECの模試受験がなかったら、今年の合格はなかったと思っています。模試は受けるべきだと強くお勧めしたいです。模試を含めた夏以降の頑張り次第で、結果は大きく変わると思います。私の本試験後は、試験が終わるのを待っていたかのように、親の介護や自身の疾病など、予期せぬことが次々と起きています。この学習に充てることのできる時間は結果的にこの1年半しかなかったということを感じています。今年で決める!最後まで諦めない!一刻も無駄にはしない!という強い意思で合格を勝ち取って頂きたいと思います。