S・S さん(44歳)
行政書士試験対策は、LECが良いと思います
受験回数 | 1回 |
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主な受講講座 | 2019年合格目標 合格講座スタンダードコース+直前対策講座 |
受講形態 | 通信DVD |
学習開始時期 | 2019年5月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
会社の人事異動で中小企業に対する事業資金を融資する業務に携わることとなり、弁護士との関わりも深いことから、ある一定の法律の知識が必要となりました。これらの知識(抵当権や相続等)は、民法であることがわかり、目標を設定するため、民法が受験科目にある行政書士を目指すこととしました。
LECを選んだ理由
法律系の資格試験はLECの評判が高かったため、迷うことなく決めました。
合格への道のり
行政書士を目指し、2019年の5月上旬に申込み、LECから教材が届いた5月下旬から勉強を開始しました。44歳、既婚で2歳の子がおり、経営学部出身、正社員として会社に勤務している初学者です。私には、行政書士試験に全くと言って良いほどアドバンテージはありません。とにかく、全ての講座を受講すること、捨て科目を作らないというルールを決め、勉強を始めました。憲法からスタートした勉強は、法律の知識のない私にも、判例は大変興味深いものでした。しかし、行政法後半で、心が折れ、民法で早くもこの戦いに終焉を迎えようとしました。その後の商法・会社法、一般知識で若干取り戻すことができましたが、やはり、民法については、最後まで苦手意識は解消されませんでした。勉強方法は、とにかくテキストを読むことです。10ページ読んで、該当する問題を5問を解く、2巡目は30ページ読んで、15問を解くの繰り返し。問題を解いても、とにかく正答率が低いため(3割程度)、問題の復習には相当の時間を要しました。これもあって、ノートは一切作成しておらず、問題集で気になる点はテキストに書き込むようにしました。9月中下旬に受験した模試は、記述式を除いて1回目は100点程度、2回目も110点程度でした。努力が点数に反映されず、諦めそうになりましたが、それでもとにかくテキストを読むことを繰り返し、そして模試も問題集として、何度も繰り返しました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
主要科目はもちろんのこと、そうでない科目に至るまできめ細かく、充実の内容でした。初学者には、少し難解な部分もありますが、受験レベルに初めから慣れることができ、深度のある学習ができたと思います。また、試験の直前期はどうしても不安になるものですが、直前対策講座で最新の情報を入手し、弱点を補うことができました。
講師のここが良かった
横溝先生の授業は、緻密に計算された内容でした。テキストの重要箇所を読んで聞かせ、声の強弱でポイントを指摘し、その結論に至った経緯や背景まで、テキストにない情報も説明してもらえました。また、随所に紹介される関連知識やテキストの色分け、追記箇所は後々の復習を容易なものにしてくれました。先生は、過去問を完璧に記憶しており、適宜関連付けて紹介してもらえるため、個人ではなかなか難しい、過去問の分析や傾向対策が自然と身に付き、いつの間にか知識が定着していました。植松先生の授業は、全ての出題範囲を網羅しているにもかかわらず、流れや背景に沿って重要ポイントを絞って説明してもらえるため、全く飽きず、全く無駄がなく、興味を持って受講することができました。週1で配信していただきたいぐらいでした。とにかく丁寧で論理的、わかりやすい言葉で解説していただけるため、無理なく知識が定着します。私以外にも今年の試験で、植松先生の授業に助けられた受験生は多いのではないかと思います。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
「どうせやるなら楽しくやった方が良い、ただ、難しい試験でなければ意味がない」と常に言い聞かせていました。仕事じゃ無いのだから楽しい方が良いし、仕事しながら貴重な時間に勉強しているのだから、難しい試験じゃないとやる意味がない、と思います。仕事をしながら目指している方が多いと思いますが、些細な喜び(私の場合は、テキストの色分け、週末の家族とのお出かけ、月1回の友人との飲み会)を見つけ、ストレスを溜め込まず、根詰めない方が勉強を継続でき、また、直前期に追い込むことができ、試験当日にリラックスできるのではないか思います。