三浦 秀夫 さん(66歳)
LECは合格のすべてが揃っていました
受験回数 | 1回 |
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主な受講講座 | 2019年合格目標 パーフェクトコース+直前対策講座 |
受講形態 | 通学(千葉本校) |
学習開始時期 | 2019年1月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
ある時ネットで行政書士を調べていたら、行政書士は約3000種類の仕事ができ、どの仕事を選ぶのかは自由であるということが先ず興味を引きました。私はその中でも相続関係の仕事をしたいと思いました。なぜ相続関係なのかと言いますと、前職の不動産会社において仲介や不動産コンサル業務で多数の相続実務経験をしてきたことと、私自身何度も相続を体験して、大切な家族を失って悲しみと疲労感のなかで行う相続手続がいかに大変なことかを体験しておりましたので、相続関係でいろいろ悩み、不安を感じている方々の少しでもお役に立てればと、相続関係専門の行政書士を目指してみたいと思うようになりました。定年退職後しばらくして別の会社に再就職しましたが、宅建士受験以来42年ぶりに65歳でもう一度仕事と勉強を両立させて、行政書士の受験勉強を頑張ってみようと思ったことがきっかけです。
LECを選んだ理由
とにかく年齢的にも短期間で合格することを絶対の条件としました。自分の力だけでは自信がなかったので予備校に通って最適なカリキュラムに従って学習するのが一番だと思いました。ネットで行政書士合格の実績のある予備校を選別し、実際に複数の学校を見学に行きました。とにかく短期間合格といういわば「合格のための限られた時間」を購入するのですからいろいろ検討しました。
LECを選んだ理由の第1は、受付担当の女性の方の対応が素晴らしくとても気に入ったからです。教材、授業内容やどんな講師なのか等につきまして丁寧にポイントを分かりやすく説明していただきました。他の学校に比べて、このような生徒の立場に立った視点での対応を学校が一体となって続けていくんだという姿勢がはっきり感じられ、心地よく通学も頑張っていけると思ったことが最初の理由です。
第2の理由は、行政書士カリキュラム、教材等が素晴らしかったからです。
第3の理由は、講師陣のレベルが高く合格を目指すための人材がそろっていたことです。
第4の理由は、自宅から通いやすく駅から近い立地です。私が通学していた千葉本校だけでなく、他の都内本校も駅近です。駅から遠いと怠け者の私が雨や暑さなどを理由に通学しなくなることを恐れたからです。
第5の理由は、仕事の都合で講義に出れなかった場合、曜日や時間が違う他の都内本校の講義に出席できるシステムがあることです。私もこのシステムに助けられて他の都内校に何度も通い講義を受けることができました。
第6の理由は、私の受講したパーフェクトコースは教育訓練給付制度の対象になっており、手続きをすることによって受講料の20%が戻ってきたことです。これは大変ありがたかったです。
第7の理由は、受講料の早割や他資格合格者割引などがあったことです。これは本当にお得で早く申し込むことをお勧めいたします。
合格への道のり
私はパーフェクトコースを申し込んだのが2018年12月中旬でしたが、いろいろ予定が立て込んでおり実際に学習を開始してのは2019年1月12日の民法3の講義からでした。年齢的にも短期間で合格することを絶対の条件にしましたので、最初にLECの先生のYouTubeなどを参考にして試験までの全体の計画を立てました。試験日の2019年11月10日から逆算していつまでに何が終わっていなければならないかを考えてスケジュール化しました。その時余裕をもって計画を立てることに留意しました。仕事やインフルエンザなど予定外のことが起きても対応できるようにしました。毎週の講義の前にWEB講座を1.1倍速のスピードで予習をして受業を受け、帰ってからWeb講座を1.3倍速のスピードで時短を目指し復習を継続しました。できなかった日がある時は、休日にその分を取り戻すようにしました。Web講座は必要に応じて同じ授業を何度も見返しました。
またアウトプット学習のウォーク問(過去問)にも力を入れて学習しました。各科目とも最初の1周目を終わるまではとても時間がかかりました。夏休みに朝から夜まで1日中過去問をやり民法を1周するのに2.5日間、行政法は1周するのに3日間もかかりました。ウォーク問はページ数が多く厚さもだいぶありましたので、私はウォーク問をバラバラに切り離してテープでとめて民法2冊、行政法3冊、憲法1冊、一般知識1冊、商法会社法1冊など分冊にして携帯して、空き時間や通勤時間に1問でも多く解くようにしました。過去問をずっと継続してやっていると途中から急に理解度が向上してくることを実感できるようになりました。
合格者の先輩の方々が過去問を中途半端でなく徹底して何周も繰り返すことが大事だと言っていたことがようやく分かりました。模擬試験においては解答する順番をいろいろ試した結果、私は、1.一般知識文章問題 2.一般知識その他 3.多肢問題 4.記述式問題 5.憲法 6.民法 7.行政法 8.法学 9.商法会社法の順番で解くのが一番自分に合っていたので、本試験でもその順番にしました。基準点がある一般知識は4割以上できないと他の科目の採点をしてもらえないので、そこを突破することを第一にしました。試験直前になるとあれも不十分ではないか、これも不安があると考えることがありましたが、やれることはすべてやったのだから本番でいつもの通りにすればいいと腹をくくりました。本試験中、何度もこれはできないと思うこともありましたが、とばして時間をおいて考えると解ける問題も結構ありました。結果として、1回の試験で合格することできて本当に運がよかったと思っています。これもLECを選んだおかげです。いいめぐり逢いに感謝しております。ありがとうございました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
私が受講したパーフェクトコースは、各科目の講義の他に、科目別答練、記述基礎力養成講座、文章理解特訓講座、公開模試と合格に必要なすべてのカリキュラムがひとつになっている点がとても気に入りました。怠け者の私にとって通学の授業はペースメーカーであり必ず出席することで継続した勉学環境を作ることができました。Web講座もとても役に立ちました。私はタブレット端末に講義をダウンロードして予習と復習に使用し、出かける時もタブレットを持参して少しの空き時間で見て学習することができました。教材については、他の予備校のものと比べて無駄なくコンパクトにまとまっていて気に入りました。このカリキュラムを着実にこなしていけば必ず合格できると確信して取り組むことができました。
講師のここが良かった
二藤部講師の授業は、講師からいろいろな質問がなされ、それに生徒が答えていくというスタイルが取られており、最初は恥ずかしくてなかなか答えられないことが多かったのですが、間違っても答えていくといつしかだんだんと慣れてきて積極的に授業に参加できるようになりましたので不思議な思いがしました。そうなると授業が楽しくなり、分からないことも平気で質問できるようになりました。通学授業の素晴らしい点は分からないことが直ぐ質問でき講師から答えてもらえることです。しかもいろいろな角度から説明してもらえるので、そうだったんだとよく理解することができました。また二藤部先生の授業では、通常の授業にプラスして必ず記述式の問題を出していただき、教科書も何も見ずに解答を書いて次の授業に提出することになっていました。提出は自由ですが提出すれば直ぐ添削し点数をつけてもらえました。解答と解説そして次の記述式の問題をもらい、また次回解答を提出するということを継続することで、相当数の問題をこなすことができました。おかげで記述式のポイントのとらえ方や書き方のテクニックも身につけることができました。この点は大変素晴らしいことだと思いました。
LECのサポート制度で良かった点
千葉本校で講義が受講できない時に、他の都内本校の曜日や時間の異なる講義に参加できる乗り入れ制度が実際利用しやすくとても助かりました。仕事の都合で欠席しても、それに替わる生講義で自分の希望する科目を受講でき、自分のペースで学習を継続することができました。またWeb講座もとても利用しやすく、私はタブレット端末にダウンロードしておき外出の際の空き時間に利用しました。再生スピードが2倍速まで選択できるので、再生時間を短縮することができ効果的に学習できました。また科目別答練や公開模試を受けた後、マイページから試験結果を見ることができ、点数と順位の他、各問題ごとに全体の平均点と自分の得点との比較ができました。基本的な問題がちゃんと理解されているか、それぞれ1問ごとにチェックでき復習にとても役にたちました。公開模試については、Web講座で1問ずつ詳細な解説を見ることができ何故間違ったかも理解できることができました。欠席補講もWeb講座で受講することができ、教育訓練給付制度の出席数にカウントもできとても助かりました。いろいろなサポートが充実しているので短期間合格を目指すためには絶大な効果がありました。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
私は65歳の時に行政書士試験を目指そうと決め、約10か月間勉強して何とか合格できました。こんな年齢の私でも合格できたくらいですからLECのカリキュラムがいかに優れているかの証明になるのではないでしょうか。学習して感じることは、資格試験の学習で大事なことは「記憶の忘却のスピードといかに回数で勝負するか」だと思います。私は、ある程度インプット学習が終わってからアウトプット学習のウォーク問(過去問)をやり、どれだけ理解しているかをチェックしましたが、何度やっても同じAランクの問題を間違うことが結構ありました。また同じ問題を間違ってしまったと自分自身に嫌気が差しましたが、毎日1問ずつ間違った問題を勉強時間の最初に繰り返して解くことを徹底したところようやく記憶され間違わなくなりました。やはり回数は大事だと痛感しました。今思えばアウトプット学習のウォーク問(過去問)はもっと早くに、できれば学習スタート時点から開始すべきだったと後悔しています。できるだけ早く過去問に触れておくと、インプット学習時にもこのレベルまで理解していないと正解が出せないということが分かって、効果的に重要ポイントを把握できるようになると思いました。短期間で合格するためには、是非できるだけ早く過去問に触れておくことをお勧めいたします。いろいろな勉強方法がありますのでご自分に合った勉強方法を探して実施することが一番だと思います。もし不安があるようならば是非LECの先生方にご相談されることをお勧めいたします。とにかく合格するためには一定時間勉強に集中し、過去問も何周も徹底的に繰り返すことが必要だと思います。無理のない計画で、LECのカリキュラム、教材、講師のご指導を信じて着実に学習すること、失敗してもあきらめず継続することができれば、必ず合格すると信じております。これを読んで下さいました皆様の合格をお祈りいたします。