藤代 芳正 さん(65歳)
最後まであきらめない
| 受験回数 | 1回 |
|---|---|
| 主な受講講座 | 2019年合格目標 パーフェクトコースSP＋直前対策講座 |
| 受講形態 | 通学（渋谷駅前本校） |
| 学習開始時期 | 2019年2月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
ファイナンシャルプランナー（FP）として研修会で知り合った方が行政書士の資格をもっておられて受験を勧められたためです。FPの仕事上必要な資格と考えました。
LECを選んだ理由
知り合いの行政書士の方から、LECの横溝先生のクラスを是非にと推薦されたので迷わずLECに決めました。
合格への道のり
2019年2月より合格講座に通学して学習を開始しました。できるだけ科目を順繰りにまわして勉強をしたつもりでしたが、3度の模擬試験では一度も合格ラインに届かない状況で不安を覚えながら本試験に臨みました。横溝先生の「試験当日は何がおこるかわからないから」という通り、受験会場の座席の椅子が床固定式で窮屈であったり、教室の照明が暗かったことや途中から西日のためカーテンが閉められてさらに暗くなったりと、模擬試験の会場とは環境が異なって不安感がさらに増したものです。問題そのものは行政法が難しくて、「ダメかも知れない」と心が折れそうになりつつも、ほかの科目もとにかく一生懸命解き続け、記述も最後まであきらめずに書き込んで終了。直後のLECでの解答速報会で、行政法では元々正解していたのに試験の終了間際に見直しをして誤った選択肢を選んでしまったのが３問もあり、これでは合格ラインに達していないと意気消沈しました。最初からないものと思ってする「つもり貯金」はいつの間にか増えているものですが、「わかったつもり知識」は危険です。何度も繰り返して自分のものにする積極的な学習が不十分だったと反省しています。一般知識は14問中12問正解。記述の結果は、過去問10年分を3回繰り返してやっておいたのが良かったのか予想以上の42点でした。結局、行政法では目標点数を確保することができなかったものの、他の科目を最後まであきらめずに解いていったことで、幸運にも合格点確保の収支辻褄があったようです。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
通学を選択することで、強制的に常に勉強を継続できる態勢をつくることができました。Webで1.5倍速にして予習復習ができ、時間も効率的に使うことができることがよかったと思います。復習ドリルの活用はもちろんのこと、復習ドリルの冊子にあった過去問は、試験１か月前になって各年度の本試験の同じ問題番号を10年分（例えば行政法の８番を2009年から2018年まで、9番以降を同様に）解き、憲法・民法・行政法を最低3回まわしました。また直前の44点アップ道場や、加藤先生の記述問題の講義がとても役に立ちました。
講師のここが良かった
横溝先生の講義はとてもわかりやすく、原則と例外の色分けで効率的に受講することができたと思います。講師オリジナルの画面集がコンパクトにできており、記憶力アップにつながりました。まさに「コンパクト イズ インパクト」を実感しました。また講義の途中で具体例としてタイムリーな話題を話していただいたので、授業内容が無味乾燥になることなく印象的なトピックスとして記憶に残ることが多かったです。「記述基礎力養成講座」を担当された加藤先生からは「行政試験は実務能力を問う試験である」、ということでの解法テクニックを教えていただきました。
LECのサポート制度で良かった点
窓口でのスタッフの方の対応が丁寧で、LECに通うのも苦しくはありませんでした。Myページで学習の進捗管理ができたりして、自分の現在地を常に確認しながら本試験までたどり着くことができたと思います。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
勉強の苦しさは誰でも同じです。科目の得意不得意はあるかと思いますが、全体で180点を確保すれば良いので、最後まで決してあきらめず試験が終えられるよう勉強を継続してください。テニスで例えれば、サービスエースやリターンエースがとれない状況でも、相手のボールを拾って拾いまくることで結果的には勝てることもあります。横溝先生の「あがいてあがいてあがきまくること」を肝に銘じて、苦しいときは逆説的ですが「勉強は楽しい！」と紙に書いて毎日眺めながら勉強を続けました。ネバーギブアップ！
