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2018年度合格 武 洋三さんの合格体験記

合格者
一発合格

武 洋三 さん(71歳)

教材が充実し、模試の回数が多いのも良かったです

受験回数 1回
主な受講講座 2018年合格目標 パーフェクトコース+直前講座
受講形態 通信(Web)
学習開始時期 2017年10月

行政書士を目指した理由・きっかけ

建設会社で技術者として46年勤め64歳でリタイヤし年金生活に入りました。その年金の手続を通じて社会保険に興味を持ち、社会保険労務士の試験に取り組んでいた折に、講義の余談として他の資格も話題となり、行政書士について知ることができました。その後、岩手県の行政書士から疎遠だった親族の住宅の相続で一連の経緯と相続の放棄について要請があり、許認可だけでなく幅広く活躍していることも知りました。また地域の自治会において簡易裁判所への訴訟事件があり、以前ならコミュニティ内の話し合いでよく言えば丸く収めていたことが、裁判で白・黒をつけるような社会に変わったことなど、民法を身近に感じたことがきっかけです。

LECを選んだ理由

行政書士は初学で、独学では到底およばないと判断、そこで下記を参考にして大手予備校のLECの初学者向けのパーフェクトコースを選びました。①初学なので失敗の少ない大手予備校 ②通信Web講義(地方在住)での受講 ③講師との相性 ④お試し受講ができる ⑤テキストが充実、講義時間、公開模試の回数 ⑥割引制度 ⑦ネット上の評判 などの理由からです。

合格への道のり

社会保険労務士と行政書士の二兎を追うのはリスクが高いので、社会保険労務士試験をクリアし指定事務講習終了後の2017年10月より、一般に学習時間600時間と言われている2倍の学習計画を立て、行書士試験の学習を開始しました。LEC推奨のカリキュラムに従い科目ごとに講義・ドリル・過去問を繰り返し、到達度試験を行い、次の科目へ進みますが、ここから忘却との戦いとなります。都度、到達度試験のおさらいを組み合わせながら全科目を終了させ、再度過去問を繰り返して、直前講座と模試を経て、試験に臨みました。本試験の感想は、初学者には難易度が高く、出来・不出来の次元よりは、やっと終えたという感じでした。私は「試験は合格するまで終わらない」と自己採点はしないというのがポリシー、試験後早々に2019年向けに学習を切り替えていたところに、合否通知書が届きました。結果は、総得点180点の薄氷の合格その内訳は法令択一116点、多肢選択16点、一般知識28点、記述20点。問題を正確に時短で解くことの重要さを強く感じました。当初から民法改正の施行前までの2018・2019年度での合格を目標にしており、2019年度はLECの問題演習中心の講座で1年目の弱点を補強するつもりでいましたが、幸運にも1度で合格がかない、少し早く私の行政書士試験が終わりました!!

LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法

初学は講義中心との考えで、基本テキストが充実し、講義時間も多く、問題のドリル・科目別答練・過去問と充実し、模試の回数(オプション入れて6回)が多いのも良かったです。有効利用の方法①横溝講師の画面集を縮小印刷して講義録の頁に貼付け、オリジナルの教材としました。②講義データと講義録の頁を合わせ付箋で表示、講義データと講義録をリンクさせ再視聴時に役立てました。③講義録の過去問の表記(例えば27-8-4)と過去問題集に(講義録○○○頁)とリンクさせ学習の効率を上げました。

講師のここが良かった

横溝講師の画面集はオリジナルでとてもよかったです。行政法、民法を得点源として重点的に学習する考え方も参考になりました。

LECのサポート制度で良かった点

科目別の答練、公開模試のサポート、質疑はMyページから受けることができ、一般的に言われている通信Web受講のハンデは特に感じませんでした。私の場合は、不明な点はリアルタイムで解決するよう努め、ネットで調べ教材にメモ、深いレベルまで追わず、教材の学習を繰り返すことに徹し、一度も質疑はしませんでした。今から思えば、プロフィールを書くのが面倒、かつ、知りたいことと試験対策とは違うと割り切って学習していたことによるもので、結果は知識のインパクトが足りず、学習が進むにつれ知識が混同し定着の妨げになり、あらためて質疑の大切さを知りました。

これから行政書士を目指す方への応援メッセージ

受験会場には、私より(試験当時70歳)年配に見える受験者がお見えで、意欲的に試験に取り組んでいる姿はとても心強く思いました。試験センターの発表では60歳以上の受験者が約10.3%そのうち5%が合格(全体合格率は12.7%)、最年長が77歳の方2名とまさに今日の超高齢社会を表しているのでしょう。しかし、全体から見て60歳以上の合格率がかなり低めで厳しい、年齢からくる記憶力の減退は若い世代より大きいですが、一般的には学習時間もたっぷり取れるのだからそこで補えば変わらないはず。法律は、イメージしにくいのは一部の人を除いて皆同じ。如何に、我慢・我慢しての学習の繰り返しです。これこそは60歳オーバーの得意技、まだまだ我々の世代の伸び代があるはず。しっかり準備して合格を勝ち取りましょう。

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