程吉 香世子 さん(42歳)
アットホームな雰囲気で相談もしやすかった
受験回数 | 1回 |
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主な受講講座 | 2018年合格目標 パーフェクトコース+直前講座 |
受講形態 | 通学(渋谷駅前本校) |
学習開始時期 | 2018年2月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
最初は、会社で法務担当者が突然辞めてしまい、自分が業務を行う上で法律の勉強をしようと思ったのがきっかけでした。しかし、そもそも私の会社は自分が定年退職まであと25年近くあるにも関わらず、会社はあと10年存続できるかどうかの状態・・・と思った時に、どうせ勉強するのであれば、資格を取り、自分の安心にもつなげたいと思い立ち、全く初学者だったのでまずは登竜門と言われる行政書士を目指そうと思いました。しかし、勉強していくうちに、行政書士の業務は非常に幅広く、色々な可能性を含んだ職種であることがわかり、どんどん興味が湧いてきました。社会が多様化に伴い、隙間産業に乗り出せるのも魅力の一つでした。
LECを選んだ理由
まずはインターネットで検索し、教材・講師・価格などの比較を行いました。自分は意志の弱い人間なので、強制的に勉強ができる通学で行こうと決めました。数校説明を聞きに行った中で、LECの事務局の方が一番丁寧に熱心に説明してくださり、また横溝先生というとても有名な先生がいらっしゃることもわかり、こんなスクールであれば頑張って勉強ができるのではないかと思い、LECに決めました。LECの良さは、有名なリーガルスクールにもかかわらず、とてもアットホームな雰囲気があり、相談もしやすく、頑張ろうという気持ちになれるところだと思います。
合格への道のり
全くの初学者でしたので、2月に勉強を始めたときは言葉も耳に入ってこず、漢字も読めない・書けない・・・と絶望的な気持ちになりました。記述は、点が取れる気がしなかったので、最初から記述以外で180点を超えることを目標に確実な知識作りを目指していました。勉強は、時間がかかっても「きちんと理解できるまでコツコツ丁寧に」をモットーにしていました。春のセルフチェックテストでは、憲法と民法の債権・家族法だけを勉強した段階で受験し、既習箇所:満点、未習箇所:0点という状況でした。横溝先生に「初学者の人は後半どんどん点が伸びてくるから」と言われた言葉を信じ、先生に言われたことをコツコツやり続けました。7月の到達度確認模試で160点弱程度。そこから秋の模試に向けて受けるごとに10〜20点位アップしていき、10月の模試では200点を超えるようになりました。先生に「あがいてあがいてあがきまくれ」と言われた言葉だけをスローガンに、本試験に向けて必死で勉強し続けました。本番当日は「これだけやったのだから、落ち着いて今できることを出し尽くそう」と落ち着いた心境で迎えました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
私は主として合格講座を受講しましたが、初学者にもわかりやすい内容である点、ほぼ全ての必要知識が網羅されており、これを頑張れば良いんだと安心して学習できる点が良いと思います。また、各教科ごとに科目別答練があり、テストされるからにはしっかり勉強し、いい点が取りたいという動機づけになりました。また、苦手な分野などが科目が終わるごとに明らかになるのも良い点でした。各科目についている復習用ドリルもとても良い教材でした。通勤中などの移動中に解いたり、民法・行政法に関しては記述を意識してなぜマルなのか、バツなのかをできるだけ紙に書き出して、漢字の練習をするとともに、文章を作るクセをつけて知識の整理をしていました。合格講座以外にも演習力強化フルパック・各種道場を受講しましたが、演習力強化フルパックでは、合格講座より一段上の問題に取り組み、どんどん質問されたことに答えたりと、具体的に解答を導くまでの思考回路なども養うことができました。
講師のここが良かった
横溝先生は、とても優しくおしゃれで素敵で、勉強を始めてすぐに横溝先生の大ファンになりました。私は、毎回先生と話したい一心で、なにか質問をできるくらい一生懸命に勉強していました。先生の講義は、どうしてそうなのかをきちんと理屈まで説明してくださったり、判例も背景や状況などテキストには載っていないようなことも教えてくださり、わかりやすくてとても面白く、知識が定着していきました。憲法・行政法などは特に、問題の最初の方を読めば、先生の声が聞こえてくるように判例を思い出すことができました。また、平日合格講座の講義開始15分前位から主に前回の講義に関して質問形式で知識を整理する時間を作ってくださり、これがまたとても知識の定着に役立ちました。分からず不安そうな顔をしたときに限って当てられるのですが、答えられないと悔しくて勉強するので逆にすっと覚えられたりしました。私たちのためにこんなフォローまでしてくださるなんて、なんて素晴らしい先生なのだろうといつも感動していました。先生は毎日とても忙しいのにいつもキラキラ輝いていて、私は毎日のように先生の講義に通い、パワーをいただき、最後の最後まで息が切れることなく走り抜けることができました。初学者の私がこんなにも法律の勉強が好きになり、一発で合格できたのはひとえに横溝先生のおかげでした。本当にありがとうございました。
LECのサポート制度で良かった点
LECの合格講座は、クラスを問わず何度でも通学できる点も素晴らしく、行政法・民法は2〜3周繰り返し受講しました。1回目の講義ではよくわからなかったことも、2回目3回目になるとさすがにものすごく知識が定着していきました。また、支店長をはじめ事務局の皆さんがいつも積極的に声をかけてきてくださり、相談もしやすかったです。模試などの解答を説明してくださる場を設けてくださったり、試験前には行政書士試験受験者専用に自習室を設けてくださり、過去問などを用意してくださったことも、緊張の高まる直前期を乗り越えることのできたあたたかい体制でとても嬉しかったです。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
行政書士の試験は、自分で思っていた以上に難易度が高く、勉強することも多岐にわたり、何度か「もう間に合わないのではないか」という気持ちにとらわれることもありました。一般知識もあり、運的な要素が強いこともあり、勉強している間は常に不安にさい悩まされていました。色々な人が勉強法や合格できる方法などを教えてくれますが、その全てが自分に合うわけではありません。自分に合うものだけを上手に取り入れて、また、自分の身の回りに置き換えてイメージするなど自分だけの勉強法を身につけてコツコツと勉強できれば、だんだん、勉強した内容が自分のものになり、結果も付いてくるようになります。私はもう少し勉強がしたいと思い他資格を目指しますが、一緒に合格した方々は独立や、新たな業務などに進んで行く方もいます。合格した先にまた、努力が必要になりますが、それも全て自分のための楽しい努力になります。また、勉強会に参加させていただくことで新たな人脈を作ることもできます。諦めずに勉強し、合格をつかみ取ってください。