2016年度合格
服部 勝也さんの合格体験記

行政書士を目指した理由・きっかけ

勤めている会社で、国家資格を取得すると夏季と冬季の賞与に加算される為、行政書士を目指したのがきっかけです。行政書士の業務も農地転用の申請や家系図の作成など限られたものしか頭に思い浮かばず、独立することは当初は全く考えにありませんでした。ところが、講義を聴いていくうちに、業務の間口が予想以上に広いことを知らされました。ニッチな分野に特化することで稼げる行政書士になることも十分有り得る。これが目指した理由です。

LECを選んだ理由

近年、難易度が増していたことは知っていました。合格率が一桁後半ともなると、独学での合格は難しいです。大手のスクールにはほぼすべて行政書士の講座がありますが、法律系の資格であり、難易度が高い以上、法律系のスクール以外に通うことは考えられませんでした。他資格の取得でLECの講座を利用していましたし、「餅は餅屋」だと思ったため。LEC以外の選択肢は私の中では有りませんでした。選んで正解だったと思っています。

合格までの道のり

〜私の学習方法・合格のポイント〜

講義を聴いて、過去問を解く。「必修論点コンプリート講座」のレジュメの内容を覚えて、問題を解く。分からないところはまず、自分で調べて、それでも分からないときは講師の方に質問する。その繰り返しでした。それで知識のベースがある程度、出来たと思います。直前期の模試でズタボロの結果でしたが、模試で出題された箇所のみではなく、周辺の論点をしらみつぶしに学習していました。直前期の模試を全て受験することで試験範囲を一通りカバーできます。おそらくこれで一番、力が付いた様な気がします。公開模試、必修論点コンプリート講座の問題、過去問をひたすらゴリゴリと繰り返す直前期の努力が地力に直結しました。

LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、活用方法

講義録⇒最終的にはかなり読み込むことになろうかと思います。読み込むことに味わいがある書籍です。過去問⇒他校のものと比べても解説が詳しいと思いました。行政法は特に過去問の学習が大事です。今にして思えば、横溝講師の「過去問徹底解析講座」を受講しておけば良かったです。そうすればもう少し余裕を持てたのではないかと思います。「必修論点コンプリート講座」の問題と公開模試⇒繰り返しこなすことで確かな力が付いたと思います。

講師のここが良かった

野畑講師⇒レジュメは非常にスッキリまとまっていて、理解しやすかったです。派生論点も都度、扱っていたため、知識の横断整理になりました。何より、講義を通じて熱量が伝わるところが良かったです。横溝講師⇒言わずと知れた、LECのみではなく他校も含めた行政書士講座のレジェンド的存在です。基本、解説が丁寧でソフトなイメージの方ですが、時々、受験生に愛のムチを入れます。これがまた受験生にとっては目が覚める！

LECのサポート（学習フォロー）制度で良かった点

幸い、ほとんど利用することが無かったので具体的には分かりません。ただ、名古屋駅前本校の講師、スタッフの方は親切な対応をして下さいました。

これから行政書士をめざす方へのメッセージ

特に私と同じ初学者の方に「腐ってはいけない」「諦めてはいけない」(すみません。偉そうで）と言わせて頂きます。初学者が地力を付けるには時間が必要です。また多少の地力も直前の公開模試で打ち砕かれるかもしれません。しかし、合格に必要な情報はLECの教材と講師の方が全て授けてくれます。LECと、何より自分自身を信じて頑張りましょう。きっと大丈夫です。