2015年度合格
長沼 健さんの合格体験記

LECを選んだ理由

受験1年目は、数社の資格予備校を比較検討し、受講形態の豊富さ、充実した講師陣で、LECに決定しました。2年目は、1年目の合格講座で会社法を担当していた講師の講義が、自分のフィーリングに合っていて、リベンジを果たすならばこの講師しかいないという意気込みで、アルティメットコースの受講を決意しました。

合格までの道のり

〜初期〜直前期〜

学習初期は、Webで講義が配信された日に①インプット講義を受講し、②講義が終わった後に講義の範囲内をテキストで振り返る。その次に、③アルティメット問題集を解き、④アウトプット講義を受講する。そして最後に、⑤アウトプット講義の範囲内のアルティメット問題集を解きなおす。これを3日間でこなし、講義がすべて終わるまで繰り返しました。 直前期には、アルティメット問題集を解くことと、記述対策に力を入れました。どちらも何度も問題演習を繰り返し、誤答した問題にはチェックをつけ、テキストに戻り理解を深め、全体の精度を高めていきました。

講座・カリキュラムの良かった点

アルティメットの特徴でもあるインプットとアウトプットを交互に受講できる点です。インプットのみの記憶では、知識は時間が経つにつれ徐々に失われていってしまいます。それを最小限に抑えるため、インプットしたら即座にアウトプット。これで知識の定着が図れました。さらに、毎回アウトプット回に記述問題に取り組めたこともあげられます。一朝一夕では身につかない記述を、学習初期段階から学べる。一般知識の肢きりを回避するため、これはかなり有効でした。

講師の良かった点

前年合格できなかったのは勉強不足が原因なのですが、受験も2年目になってくると、いろいろと手を広げて、様々な関連書籍を買いたくなってしまいます。しかし、講師は著書にも書かれているように、手を広げずに合格を勝ち獲るというスタンスでお話して下さいました。これは、2年目に入り、勉強方法に不安を感じていた自分にとって、大きな支えとなりました。不安に駆られて手を広げ、手を広げたことで勉強した気になるという錯覚には陥らず、やるべきことをストイックにやれたことは、ひとえに講師の指導のおかげです。

Web講義の良かった点

Web講義では、PC、またはスマートフォンがあればどこでも講義が受けられ、まとまった勉強時間が確保できない場合でも、スキマ時間を有効に活用することができました。講義をいつでも繰り返し聴くことができ、理解の不十分な箇所を徹底的に鍛えることもできました。時間を選ばず勉強時間が捻出できることは、Web講義ならではのメリットだと思います。

LECのサポートで良かった点、役立った点

常に受講生全体と自分自身の勉強の進捗率の比較ができる点がモチベーション維持に非常に役立ちました。Web講義という閉じられた環境での勉強でしたが、「共に勉強している仲間がいる」と意識できることが、たとえ足踏みしても、すぐに次の一歩を踏み出せる力になりました。勉強は孤独な作業ですが、それに押しつぶされなかったのは、この学習フォローのおかげです。

これから行政書士をめざす方へのメッセージ

行政書士試験に合格するということは、行政書士として業務をしていくためのスタートラインに立つことです。試験に受かって登録申請した者だけが、そのスタートラインを超えて行政書士名簿に登録され、初めて業務を行うことができます。そこから先はすべて自分の力で進まねばなりません。勉強していた頃の様な詳しいテキストも、懇切丁寧に教えて下さる講師陣もいません。ですが、勉強している今は、進むべき方向も、やるべき手段も、LECのスタッフさんが、講師陣が、すぐ隣で教えてくれます。支えてくれています。行政書士になると覚悟したならば、あとは信じて進むだけです。最後に皆さんが28年度の試験に合格されることを心より祈念しております。