講義を聴いているだけではなく、対話形式で適度な緊張感もあり、より真剣に授業に取り組めました
衣川 剛史 さん
受講(形態) | パーフェクトコース(通学)新宿エルタワー本校 |
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受験回数 | 4回 |
学歴 | 順天堂大学 出身 |
学習環境 | 仕事や家事と両立 |
LECを選んだ理由
市販のテキストを買い独学で勉強していたが、全く歯が立たず、スクールに通い本腰を入れて勉強しようと考えていました。そんな折、社会保険労務士の資格を取得した友人に会う機会があり、相談したところ、LECが良いのではと勧められました。念のため他のスクールも一応資料を眺めてはみたが、①記述対策が充実していること、②講義が45分1コマで集中して聞けそうなところが良いと思い、LECに通うことを決めました。
合格までの道のり
〜学習初期〜直前期〜
1年目は①講義を聴き、②Webで復習しつつウォーク問を解き、③答練や模試の解けなかった問題の復習およびテキストで確認する方法を取ったが、残念な結果に終わりました。
2年目も①と③はほぼ変わらないが、②ではボイスレコーダーで講義の復習をしつつ、講師から指示のあった問題集(科目により公務員試験・ウォーク問)を漠然と解くのではなく、肢ごとに正誤の根拠を自分の言葉で書くことを心掛けました。これにより、あやふやな知識が鮮明になってきました。直前期は、講師の言う最重要個所を中心に問題集・テキストを使った確認作業と、市販されている他社の模試でさまざまなパターンの問題に当たることを心掛けました。
講座・カリキュラムの良かった点
カリキュラムは普通だと思うが、主要科目である行政法・民法・憲法の2周目が受けられたことで、より理解が深まり(特に民法)、モチベーションにつながりました。カリキュラムではありませんが、LECの模試の点数と本試験の点数が1年目・2年目ともに大体同じ位だったことには驚きました。講義の習熟度がストレートに本試験の結果に反映されていることを実感しました。
講師の良かった点
普段は馴染みのない法律用語や判例の独特の言い回しを理解するのは大変でしたが、さすがはプロの講師、端的にスッキリ説明して頂けました。また、豊富な実務経験の中からリアルな事例解説が加わって、よりイメージを掴むことができました。特に暗記箇所・記述対策個所・押さえるべき個所・一読程度など、重要度に応じて覚えるべきメリハリも効いていて、より本試験を意識して取り組めました。また、講義の合間に実務の面白エピソードもふんだんに話して頂き、楽しく学習することができたと思います。
通学講義で良かったところ
通学クラスに通っていましたが、とても意識の高い人が多く、大いに刺激になりました。ただ講義を聴いているだけではなく、対話形式で適度な緊張感もあり、より真剣に授業に取り組めたと思います。毎週1時間半かけて通うのは正直辛い時もありましたが、平日の復習のペースメーカーになり、間を開けることなく学習を続けることができました。Webでは聞けない講師のここだけの話も面白かったし、同じ目標を持つ人との時間を共有できたことは刺激になりました。
LECのサポートで良かった点
分からないことを、気軽にメールで問い合わせることが出来て良かった。独学のときは、ちょっと調べて、分かった気になっていましたが、メールだと条文から丁寧に教えてくれるし、返信も早い。些細なことでもメールなら、緊張せずになんでも聞けたので、ちょくちょく利用していました。通学で、横溝先生のクラスにいる人がうらやましかったですが、質問の点では、メールで良かったなと思っていました。
これから行政書士をめざす方への応援メッセージ
行政書士に限らず、資格を目指すうえで遅すぎるということはありません。思い立った時がタイミングだと思います。時間は作るものであり、仕事をしていても何とかなります。結果的に、最初からスクールを利用するのは一番早道だったのかもしれませんが、そこは経済面とか色々事情が有るので一概には言えません。いずれにせよ、努力したことが報われる瞬間:つまり合格した時の感激は何物にも代えられない素晴らしいものでした。行政書士を取得して開業する人、教養を深めたい人、仕事に生かしたい人、いろいろいらっしゃると思いますが、迷うことなく「初めの一歩」を踏み出してください。