メリハリのある無駄のない講義と同じ目標を持った仲間のおかげで合格することができました
加藤 愛菜 さん
受講(形態) | パーフェクトコース(通学・新宿エルタワー本校) |
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受験回数 | 2回 |
学歴 | 駒沢大学 出身 |
学習環境 | 仕事や家事と両立 |
LECを選んだ理由
インターネットで検索して、法律系資格の老舗で実績もあるという口コミをいくつか拝見したことが理由ですが、さらには早期に講座を申し込むと割引が利いたことも理由の一つとなりました。また、通学を選択したのは、時間的に余裕ができたことと、新宿駅西口に校舎があって自宅から通いやすかったこと、せっかく勉強するのであれば担当講師の熱い生の講義を受けてみたいと考えたからです。
合格までの道のり
〜初期〜直前期〜
振り返ると、1年目は「勢い」だけで合格できるのではないかという甘い考えがありました。テキスト中心に学習し、行政法こそ条文を読み込みましたが、民法はほとんど条文を読んでいませんでした。判旨も結論だけ覚えていたので、5肢択一問題や多肢選択式問題で足を引っ張られる羽目に。2年目の授業を受けて、いかに基礎基本を疎かにしていたかに気づいて衝撃を受けました。以後は条文重視の学習に切り替えたり、判旨を緻密に読み込んだり、講義の録音を聞く回数を少し増やしたりと基礎基本の定着に力を尽くしました。問題集も、黒沢先生が指示した国家一般職・旧国家公務員II種・国税専門官などの問題だけではなく、国家総合職や旧国家公務員I種もあわせて解きました。
講座・カリキュラムの良かった点
主要科目である行政法と民法に多くの講義回数が割かれていたことは良かったです。また、LECのテキストは見やすかったですし、図解も多かったので、初学者としてはわかりやすく仕上がっていました。私は2年間授業を受けたので、毎年テキストが改良されていくのを見て、テキストを制作している方々に敬意を払わずにはいられませんでした。なお、2015年の直前期に受けた模擬試験は本試験の的中率が高かったように思いました。
講師の良かった点
黒沢先生のクラスは本当にメリハリのある授業だったように思います。試験で出るところは時間をかけて重点的に講義し、約10〜15年周期でしか出題しない箇所は思い切ってカットするなど、無駄がない授業だったように思います。また、黒沢先生は双方向で授業をするので、その点も良かったです。私は、ほとんど最前列で授業を受けていたので、黒沢先生の投げかけに応じることが多々ありました。
講義の良かった点
何といっても、同じ目標を持った受講生と互いに切磋琢磨しあえるのは良い刺激になりました。黒沢先生のクラスはレベルの高い受講生が集まっていたので、例えば、「あの席に座っているあの受講生についていけるくらい勉強しよう」などといった学習のモデルとなる受講生がいたことも良かったです。さらに通学ですと、決まった日時に授業あるので、ペースを崩さず勉強を継続できることも利点です。時には、受講生同士で分からない箇所や難しい個所を教え合ったりしたこともありました。
LECのサポートで良かった点、役立った点
LECの受付スタッフの方々には、勉強中の悩みや愚痴を度々聞いていただくこともありました。そんなときでも、決して嫌な顔一つせず聞いてくださったり、そして励ましてくださったりと、親切な方ばかりでとても助かりました。また、インターネットに接続できる環境であれば、どこでもオンライン授業が視聴できることも良かったです。
これから行政書士をめざす方へのメッセージ
記述式問題にほぼ頼らなくてもいいように、5肢択一式問題と多肢選択式問題で最低でも160点以上を目指すこと、あわよくば180点を狙うこと、これが合格への鍵です。そして、条文をよく読むこと。初学者こそ、条文集を嫌がらずに読んでみてください。また、早くから一般知識の対策を忘れずに。特に中学・高校時代に地理歴史、政治経済などの社会科科目が苦手だった方は注意を。一般知識は一朝一夕でどうにかなるものではないので、日頃からWEBやTVのニュースで時事問題に触れることをお勧めします。