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2020年度合格
N・Tさんの合格体験記

合格者

受験生目線のサービスと合格に必要十分な講座内容

N・T さん

年齢 33歳
年齢 神戸大学(発達科学部)卒業
LEC受講歴 入門講座が含まれるコース(入門講座・論文基礎力養成答練等)、予備試験口述徹底対策講座、予備試験口述模試

※年齢・大学在学中の有無は出願時を基準としています。

法曹を目指したきっかけ

大学生のころから、何か専門的な知識、技能を身につけて社会で活躍したいという思いがありました。もっとも、大学では法律の授業をいくつか受けたことはありましたが、専門的に法律の勉強はしていませんでした。ところがその後社会人になって、法律を扱う仕事に就いたことが転機となりました。自分はこれまで法律をあまり学んでいなかったため、法律を基礎から勉強する必要があると感じました。そこで、始めは行政書士や宅建の勉強を通して法律を学び始めました。これらを取得した後、より深く法律を学んでみたいと思い、個人的に興味のあった知的財産法を扱う弁理士試験に挑戦し、無事取得することができました。すると、これらの勉強をするうちに、法律の勉強の楽しさを感じるようになりました。そして、もっと本格的に法律を学び、法律の専門的知識を活かせる仕事をしたいと思いました。そのため、法律を専門に扱う法曹を目指しました。

LECを選んだ理由

私は、大学で法律を専門的に学んだわけではないので、基本的事項を習得するだけでもそれなりに時間がかかるかもしれないと思いました。そのため、短期合格を目標に掲げてはいましたが、その一方で、万が一に短期合格ができなかった場合であっても、入門講座を再度受講できる講座を選択した方がよいと考えました。その中で、LECの講座は、音声ダウンロードができると聞き、非常に魅力を感じました。先生は、テキスト記載事項以外にも、実務や個人的体験等の話もしてくださったので、興味を持って聞くことができ、気がつけば一回分を聞いてしまっていました。そのため、この先生の講義なら根気強く勉強を続けることができると思いました。また、弁理士試験で法律論文は書いたことはありましたが、予備試験と弁理士試験では科目も難易度も書き方も全く異なるため、論文の書き方についても一から学ぶ必要があると思いました。そして、論文を書けるようになるには演習量も必要であると考えたため、答練の量が多い講座にしようと思いました。以上をもとにどの講座を受講するかを検討した結果、LECの講座を受講しようと決めました。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

私は、社会人として働きながら勉強をしていました。そのため、平日は夜に勉強することがほとんどでした。そうすると、仕事の後は疲れからどうしても勉強に気持ちが向かない日もありました。休日はまとまった勉強時間を確保できましたが、それでも週全体で見れば、思うように勉強時間は確保できませんでした。しかしこのような状況でも、短時間でもよいから毎日何かを勉強するようにし、全く勉強しない日を作らないようにしていました。勉強する習慣をつけることはなかなか難しいですが、それに比して勉強しない習慣をつけることは容易です。そのため、一日中全く勉強しない日があると、次の日もまたその次の日もと勉強しない日が継続してしまいがちです。そこで、例えば夕食後の30分だけでも論証を暗記する時間を作るなど、短時間でも勉強を毎日続けることを心がけ、勉強する習慣を維持するようにしました。
また、受験には家族の理解、協力が不可欠です。私は幸い、家族が広い心で私の受験勉強をサポートしてくれました。平日夜も休日も基本的には勉強中心となってしまうため、特に妻や子どもには迷惑をかけてきたと思います。受験勉強は、時間の確保も重要ですが、精神的な安定も重要です。気持ちに余裕がないと、落ち着いて勉強ができず成果が出にくいです。そのため、家族の理解を得ておくことは、安定して勉強を継続する上で不可欠であると思います。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

失敗したことは、短期合格できなかったことです。特に苦戦したのは論文式試験です。その原因は、振り返れば複数挙げられますが、主たる要因は、基本的事項の理解が甘かったことであると思います。講義を聞くと、その時は分かったような感覚が得られます。しかし実際に問題を解くと、論点を見過ごしてしまう、分かっていると思っていたはずの規範を正確に書くことができないということがありました。なぜそうなったのか、その理由を考えたところ、表面的に分かった気になっていただけで、真の理解ができていなかったからであると思いました。例えば、テキストに掲載されている論点について論証を覚えていたとしても、それを実際の問題においてどのように使うのかを理解していないと、問題を解くことはできません。すなわち、そもそもどうしてそのような論点があるのか、そのもととなった判例の事案はいかなるものであったのかについても深く理解していないと、問題を解いていても論点を抽出することすらできません。また、論点に気付いたとしても、試験問題と実際の事案の違いを考慮して規範定立やあてはめをしなければ、説得的な論述はできません。なぜその点が論点になっているのか、どのような利益を調整して規範を立てているのか、独特な言い回しはあるか等を意識して、論証の内容の意味を理解しながら覚えることが真の理解であると思います。
一方で、成功した点は、知識の穴を作らないようにしていたことです。頻出の基本的事項は当然のこと、発展的な論点であっても、そもそもそれらについて知識がなければ、本試験で問われたときに対応することが困難です。基本的事項の知識に穴がると、他の受験生と確実に差をつけられてしまいます。また、確かに発展的な論点は受験生全体の出来がよくないから、現場思考で何とか対応すればよいと考えることもできますが、逆にその論点を学習していれば、他の受験生と差をつけるチャンスになります。そして現場思考での論述は、どのように評価されるか予測できず、低い評価になってしまう可能性もあります。その点、LECのテキストには、発展的な論点についてももれなく網羅的に掲載されていたので、本試験でそのような論点が出題されたときでも、何とか対応することができました。LECのテキストに掲載されている事項を確実にすれば、本試験の問題には十分に対応できるので、自信を持って本試験に臨むことができました。

LECに通ってここが良かった

まず挙げられるのは、音声ダウンロードができるため、何度も聞き直すことができるという点です。講義を一度聞いただけでその内容のすべてを頭に入れるのは通常は難しいです。また、覚えたつもりでも時の経過と共に忘れてしまうこともあります。そのため、講義内容を完全に理解し記憶するためには、何度も聞き直す必要があります。LECの講座は、音声ダウンロードができるので、いつでもどこでも何度でも講座を聞くことができました。例えば、問題を解いた中で自分の理解が不十分であると思った点について、後から何度でも聞き直すことができました。また、移動中など場所にとらわれずに効率的に勉強することもできました。このような受験生の勉強のしやすさに配慮された受験生目線のサービスがあったことは、非常にありがたかったです。
次に、講座内容が充実している点が挙げられます。入門講座は何度聞いても新しい発見がありました。また、テキスト掲載事項に加えて、実務の話もまじえながら講義をしてくださるので、具体的なイメージを持ちながら知識を習得することができました。また、テキストやレジュメには、基本的な重要事項に限らず、試験で問われ得る発展的な内容も掲載されていました。そのため、LECのテキストに書かれている事項をマスターすれば、本試験のほとんどの問題に対応可能であり、論文でも合格点が取れるようになるので、他の教材に手を広げずに安心して学習できました。実際に発展的な論点が本試験で出題された際に、受験生全体の出来はよくなかったなかで、LECのテキストに掲載されていたために自分は対応でき、良い評価を得ることができたこともありました。このように、LECの講座内容は、合格に必要十分な内容で構成されているので、安心して学習することができました。

LECの講座の良かった点

入門講座&論文基礎力養成答練

まず挙げられるのは、音声ダウンロードができるため、何度も聞き直すことができるという点です。音声ダウンロードをしておくことで、いつでもどこでも何度でも講座を聞くことができました。例えば、問題を解いた中で自分の理解が不十分であると思った点について、いつでも何度でも聞き直すことができました。また、移動中の空き時間にも効率的に勉強することができました。
次に、講座内容が充実している点が挙げられます。特に入門講座は、何度聞いても新しい発見がありました。テキスト(レジュメ)掲載事項に加えて、実務の話もまじえながら講義をしてくださるので、イメージを持ちながら知識を習得することができました。テキストには、基本的かつ重要事項に限らず、試験で問われ得る発展的な論点も掲載されていました。そのため、テキストに書かれている事項をマスターすれば、本試験のほとんどの問題に対応が可能で、論文でも合格点が取れるようになりました。実際に、テキストに掲載されている基本的事項や発展的な論点が、論文式試験で出題されたこともありました。したがって、このテキストに書かれていることをマスターすれば対策として十分であると安心して学習することができました。また、答練や演習問題等のアウトプット教材も豊富にあったので、答案作成の十分な練習をすることができました。法律実務基礎科目のテキスト(民事)は、要件事実や手続き等の解説が網羅的に分かりやすく掲載されていたので、効率的に対策ができました。法律実務基礎科目のテキスト(刑事)についても、事実認定の手法等の解説が分かりやすく掲載されていたので、とても勉強になりました。短答式試験対策も、十分な演習ができました。一般教養の対策講座も含まれていたので、安心して試験に臨むことができました。

その他

口述模試をZoomで受講しましたが、Zoomでも十分に試験形式に慣れることができました。試験の雰囲気や誘導も本試験さながらであったので、模試を受けておいたことで、本試験に落ち着いて臨むことができました。問題のレベルも本試験と同程度だったので、自分の実力を適正に把握することができました。模試の後のフィードバックも的確で、自分の修正点を把握することができました。口述試験の対策講座では過去問の解説がされていたため、回答のイメージを持つことができました。

今後の抱負

LECの講座を受けたことで、法律の基本を学ぶことができ、その結果、自分でも予想していなかった上位の順位で予備試験に合格することができました。LECを信じて勉強を続けてきて、本当によかったと思っています。司法試験の受験に当たっても、LECで学んだことを生かして、上位合格を目指します。今年の司法試験は、勉強時間が例年に比して短いため、効率的な勉強、時間の使い方が重要になると思います。特に選択科目は十分な勉強ができるか不安はあります。基本7科目の法律についても、問題の難易度が予備試験に比べて格段に上がるため、対応できるのか不安があります。しかし、これからもLECを信じ、LECの合格サポート制度を利用させていただきながら、法律の更なる深い理解に励み、よりレベルの高い答案を書けるように実力をつけたいと思います。そして、早く法曹として実務に就きたいです。

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