結局生活習慣
O・S さん
年齢 | 22歳 |
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大学 | 同志社大学(文学部)在学中 |
予備試験合格時 | 大学4年生 |
LEC受講歴 | 法律科目基礎パック、予備試験対策フルコース |
※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。
法曹を目指したきっかけ
なんでかは自分でもよくわかりません。大学入学前から漠然と弁護士か裁判官になろうとは思っていました。大学入学時点では思っていただけであるが、なんとなくそこから勉強を始めてみて、自分はあまり勉強が嫌いではないらしいということに気がついて、そこからはちゃんと法曹を目指して勉強をはじめました。だから直接的な要因をどこに求めたらいいのかはわからないが、勉強が嫌いではないことに気づいたというのが一番大きいです。そしてその勉強の対象が司法試験でした。
LECを選んだ理由
梅田のわかりやすいところに校舎があったというのが大きいです。あとは昔からある有名どころだった、というのが理由としては挙げられます。いい場所にあって昔からの有名どころということで選択しました。親もLECの存在は知っていたし、伝統というものはなかなかバカにはできないものだと思います。
仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)
無駄なことはとにかくしません。意味なく携帯を触わりませんでした。携帯を触りたいのなら時間を決めて触るようにし、これはテレビとかゲームとかも全部同じです。前日のうち、いつからいつまでゲームなりテレビなりを見ると決めておいて、その時間しか見ない触りませんでした。決めた通りの時間に勉強して、決めた通りの時間に寝るなど、徹底的にやることを管理しておけばいいと思います。無駄なテレビとかを見ていると「時間を無為に浪費している」感に耐えられなくなっていきました。
受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」
成功したなと思うことは端的にLECに通ったことです。失敗したなと思うことは順位がそこまで芳しくなかったということです。欲を言えば三十位くらいをとりたかったです。私自身ずっと勉強をしていたわけではなく、並行して色々なことをしていたというのはあるが、それでもやはり取れない順位ではなかったのではないかという念に駆られます。
LECに通ってここが良かった
入門講座に通ったことかなと思います。やっぱり入門講座は大きかったです。わかりやすいし、その後の学習の基礎がちゃんと形成されました。「通う」といってもほぼほぼオンラインだったから校舎にそこまで通っていたわけではないですが。とはいえオンラインでも別に変わるところはなかったと思います。要はちゃんと先生の話を聞いて、ちゃんと復習をするということが大切です。
LECの講座の良かった点
入門講座
受けた講座の中では最も良かったと思います。これがないと司法試験を受けるにしろ予備試験を受けるにしろ右も左もわかりませんでした。基本7科目はこれ無くしてはどうにならなかったという感があります。それくらい基本的な事項をこの講座で学びました。余計なものも特になく、必要十分な知識得ることができました。
合格答案作成講座
この講座は知識の補充以前の段階、書き方の基礎、つまり仕入れた論点等をどう「答案」として料理すれば良いかを教えてくれました。この辺りはやはり問題を解いて解説を読むだけではなく、「講座」として先生の話を聞いて理解していった方がいいという感じがしまいました。この講座で料理の方法を学んだことがやはり確実に予備合格に役立ちました。本当に基本のきの字を養う上で必要だったと思いました。
短答合格講座
この講座では新司法試験以降の問題のうち何割かをピックアップして解説を加えることに重点を置いていると思います。短答は結構同じ問題が繰り返し出題されます。なので過去問をちゃんと理解すれば必ず試験で点数が取れると思います。その理解の一助となりました。
答練
答練、これは必要です。とにかく本番に向けた答案作成の練習はしておかないと、問題構成のみでのぶっつけ本番は狂気の沙汰だと思います。週に一回二回ほどでよく過剰に行う必要はないが、それでもしておかないと本番のペースが把握できないし、そもそも答案構成を答案化する能力が養われないと思います。半年前、三ヶ月前、とにかく本番が近くても、答案構成がちゃんとできているものならそれでも間に合うから答練は受けておくべきだと思います。
法律実務基礎講座
実務基礎は基本七科目には入らないが予備試験の科目には入ります。これで成績が良ければ基本7科目で何かミスをしてもある程度カバーできると思います。そういう点で実務基礎をおろそかにするものは試験の上で大変なハンディキャップを抱えることとなると思いました。その反面、ちゃんとすれば確実に点は取れます。基本七科目とは比べ物にならないほど少ない労力で済みました。
今後の抱負
とりあえずは今度の司法試験はちゃんと胸を張って上位で合格したと言えるような順位で合格したいです。予備の順位より落とすなどということは少なくとも、いや、絶対にしたくないです。弁護士になるんだろうとは思うけれど、それより前にまず司法試験に「合格」しないことには話にもならないので。順位は落としたくありませんが、それよりも落ちるなどという恥ずかしい事態は絶対に避けたいので気を抜かずに頑張っていきたいと思います。