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2023年度合格
K・Sさんの予備試験合格体験記

K・Sさん

田中クラスでよかった!ありがとうございました。

K・S さん

年齢 20歳
大学 東京大学(文科Ⅰ)在学中
予備試験合格時 大学2年生
LEC受講歴 予備試験1年合格専用コース、予備論文直前パック

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

高三のころに、GAFAなどのデジタル・プラットフォームをめぐる競争法上の問題について興味を持ち始めました。それをきっかけに、法律を通じて、企業活動に関わることのできる弁護士を志望するようになり、司法試験合格を目指し、LECに入りました。

LECを選んだ理由

一つ目の理由は、LECの説明会に行った際、田中先生が直接お話をしてくださり、先生の説明のされ方などが、自分にとても合っていて、長く学習が続けられそうだと感じたからです。一年合格コースは田中先生が全ての授業の担当なので、田中先生の授業と相性が良い、というのは、LECを選ぶ上でとても心強かったです。二つ目の理由は、一年合格コースがあったことです。せっかく就活や法科大学院入試対策などに時間を使わなくて良い一・二年生で予備試験に合格するのだから、一年で一発で受かりたいと思っていました。三つ目の理由は一年合格コースであり、かつ、通学オプションがあったことです(この両条件を充している予備校は、少なくとも私がLECに入ったときは、LECの田中コースだけだったと思います)。大学入学直後は、やはりサークルや友達など、たくさん勉強以外にやりたいことがあると思い、その中でも勉強をしっかりできるには、LECに通うというルーティンを作ることが有効であると考えました。実際、LECで勉強を始めるにあたり、自分の中で、週3回ある入門講座と週1回ある論文指導は原則通学で必ず受講するというルールを決めていたため、校舎に行って授業を受けることさえすれば、最低限の勉強時間を確保できたことは、ペースメーカーになって、とてもよかったです。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

前述の通り、週3回ある入門講座と週1回ある論文指導は原則通学で必ず受講するというルールを決めていました。これを日常のルーティンの中に入れた上で、アルバイトや友人と会う日程なども決めていたため、両立はさほど難しくはなかったです。これは私が学生であるからできたことですが、大学の授業を除けば、予備試験の勉強以外の予定は、自分の都合でいくらでも変えることができました。そのため、論文試験の直前期は夏休みだったこともあり、ずっと家にこもって勉強をする一方で、大学一年生のころはたくさん友人と遊ぶなど、臨機応変に勉強を進めることができたかと思います。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

失敗したことは、合格答案の復習をもっと早くからすべきだったことです。授業はほぼ同じタイミングで受講していましたが、その復習は後回しになってしまっていて、民事訴訟法など、苦手意識が払拭できるまで復習が完成したのは、昨年の4月ごろだったため、計画的な復習をすべきでした。成功したことは、論文をたくさん起案したことです。これはただ一年合格コースのカリキュラムに乗っただけではあるのですが、まだ法律の勉強を始めて半年未満のときから、週に2通?3通のペースで過去問を起案することはなかなかハードでした。しかし、田中先生の論文指導に加えて、実際の起案を重ねることで、論文の書くときの考え方であったり、自分の中の起案スタイルを確立することができたのは、とてもよかったです。

LECに通ってここが良かった

講座やカリキュラムでよかった点はもうすでに述べたので割愛しますと、LECに通ってよかった点としては、田中クラスの仲の良さかと思います。良くも悪くもLECは受講生がすごくたくさん在籍しているわけではない上、通学コースがあるため、通学で受講しているメンバーは皆とても仲がよくなりました。一年合格コースであっても、一年以上学習を根気強くやらないといけない以上、このように一緒に頑張れる仲間が予備校にいたことはとても心強かったです。

LECの講座の良かった点

入門講座

入門講座の一番よかった点は、コンパクトさです。司法試験・予備試験のテキストというと、膨大な量の分厚いテキストを一から読む必要があるのだと、講座申込当初は、てっきり思っていました。しかし、渡されたテキストは、意外にも薄く、「これなら自分もできるのではないか」という自信がつきました。この感覚は、予備試験の勉強を今から始めようとする初学者にとって、非常に大切だと思います。なぜなら、入門講座の最も重要なことは、(よく言われることですが)講座を受け切ることだからです。思うに、予備試験に挫折する人の多くが、入門講座を受けている途中で、やる気を失い、講座を受けるのをやめてしまった人だと思います。その点で、LECの入門講座は、やる気を削ぐようなテキスト量をこなすことを必要とせず、初学者に寄り添った講座だと思います。ただ、もちろん、コンパクトとはいっても、必要なことは全部書いてあります。テキストはあくまで講座のメモである以上、冗長な文章(判例はそのまま文章で引用されていますが)をなくし、重要な知識に絞って書かれているのは、非常に理にかなっていると思います。

合格答案作成講座

合格答案作成講座は網羅的に重要な論点について、入門指導で学習した内容に即して、田中先生自身が解説していただける点がとてもよかったと思います。論文の論点は数が多い上に、難易度の高いものもあるので、授業を一回で聞くだけで理解し、自分の中で使いこなせる知識として定着させることは到底できませんでしたが、田中先生が授業中用いたiPadに書き込んだレジュメをPDF形式で配信していただけるため、それを何回を読むことで理解の定着をさせることができました。

短答合格講座

短答式試験は、よく「過去問さえやれば受かる」と言われますが、その過去問の量が非常に膨大であるため、全ての過去問を完璧にするのはとても時間的にも、精神的にも、大変でした。その点、短答合格講座は、全然知らない細かい知識の問題(商法など、入門講座ではほとんど扱わないような、とても細かい知識まで短答では問われます)を、一から問題演習を通じて解説してもらえます。そのため、いざ自分で過去問演習をしようという段階では、ある程度、田中先生の解説つきで知識が入っているので、とても学習がしやすかったです。

今後の抱負

まずは、司法試験を一発で乗り切りたいと思います。そして、私は運よく早めの段階で予備試験に受かることができたので、司法試験後の残りの学生生活もたくさん残されています。大学で興味のある授業やゼミ、留学、旅行など、学生でしかできない様々なことを経験していきたいと思います!

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