LEC、田中先生を信じて良かったです!
岩切 太輝 さん
年齢 | 23歳 |
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大学 | 東京学芸大学(教育学部)在学中4年 |
予備試験合格時 | 大学4年 |
LEC受講歴 | 入門講座が含まれるコース(入門講座、論文基礎力養成答練等)、予備論文ポイントコア講座 |
※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。
法曹を目指したきっかけ
私が法曹を目指したきっかけは学部2年次の授業にあります。私は教育学部に所属し、環境教育を専攻しているのですが、学部2年次に公害問題特に水俣病について学ぶ機会がありました。そこで私は、水俣病患者の方々が身体を侵害され、差別により人権を侵害されたにも関わらず、当時十分に救済を受けることが出来なかったという事実を知りました。また、水俣病は高度経済成長の裏で発生したものであることを知り、公害問題ひいては環境問題は経済発展とは切り離せない問題であることも知りました。そして私は、これらの問題について法的観点から解決、改善を目指したいと考えるようになりました。
LECを選んだ理由
私がLECを選んだ理由は、長年の指導歴があり、他の予備校と比べて一番信用できると思ったからです。司法試験対策講座は大学生である私にとってはとても高額な買い物でした。そのため、どの予備校を選ぶかについてはとても慎重になっていました。私は法学部ではなく、周囲に司法試験を受験する友達などいないので司法試験予備校に関する情報など皆無でした。そんな中、LECは一番の指導歴を誇っており、ここを選べば失敗することはないだろうという安心感がありました。そのため、私はLECを選びました。
仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)
私は、週5日の部活と週3日のアルバイトと勉強を両立していました。両立のコツは、やることを絞り、計画を細かく立てることにあると思います。私は、年単位で達成すべきこと、月単位で達成すべきこと、日単位で達成すべきことを書き出したTODOリストを作成していました。このリストを作成する際には、学習した部分を復習する日もあらかじめ設定しておきました。こうすることで、やりっぱなしを防ぐことが出来、確実に復習をして効率良く記憶を定着させることができると思います。
受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」
成功したこと
学習教材を絞ったことは、成功した点であると思います。私は、論文式試験対策としてやることは、過去問演習と田中先生のチェックシートに絞り、ひたすらこれらを繰り返しました。
失敗したこと
入門段階でオリジナルの論証集を作成しようとしたことは失敗した点であると思います。作り始めてすぐに無意味なことに気づきやめたのですが、これに充てた時間は無駄であったと思います。というのも、田中先生のチェックシートや市販の論証集など、自分で作成する論証集より優れた論証集が多々存在します。仮に、それらの論証集等に自分に合わない部分があれば、その部分を自ら加筆修正すれば良いだけのことです。この方が効率的であると考えます。
LECに通ってここが良かった
LECは講座の種類も講師の数も豊富です。自分にあった講座・講師を見つけることができます。また、受講形態も、生講義・ZOOMでのライブ配信・Web配信と様々で、自分に合った形態で自分のペースで学習をすすめることが出来ます。部活やアルバイトとの両立でLECの校舎までの移動時間も惜しかった私にとって、受講形態が複数あることはとてもよかったです。また、遠隔で受講していても講師に学習相談をする機会も確保されており、不安なく学習をすすめることができました。
LECの講座の良かった点
入門講座&論文基礎力養成答練
入門講座は、セブンサミットの内容の重要部分をまとめた講師作成のオリジナルテキストが用いられていた点が良かったです。セブンサミットは、とても分厚いテキストで、はじめて手に取った時は勉強のやる気を失いそうになるほどでした。しかし、講師のオリジナルテキストはコンパクトにまとめられてあり、テキストの厚さもそれほどなかったため挫折せずに最後まで受講することができました。また、入門講座と並行して行われる論文基礎力養成答練は、実際に答案を書く機会が設けられていました。入門段階では、上手く答案を書くことは出来なかったのですが、早い時期から答案を書いていたので、答案を書くことに対する心理的ハードルはかなり下がったと思います。
予備論文ポイントコア講座
私は、この講座のおかげで予備試験の論文式試験に合格出来たといっても過言ではありません。私がこの講座を受講しはじめたのは、入門講座が終了してすぐのタイミングでした。この段階での私は、論文を上手く書くことが出来ていませんでした。私は当時2年合格コースを受講しており、合格答案作成講座は2年目のカリキュラムとなっていたため未受講であったため、何か良い論文対策講座はないか探していました。そこで見つけたのが田中先生の予備論文ポイントコア講座です。論文式試験に不合格の場合は受講料を全額キャッシュバックする旨の記載を見て、田中先生の本気を感じ、この先生は信じてついて行けると思い、この講座を受講することに決めました。実際に受講してみて、私の論文力は飛躍的に向上しました。論文本番直前期もひたすらチェックシートをまわしました。この講座がなければ私の一年合格はありませんでした。
今後の抱負
司法試験予備試験の合格は司法試験の受験資格を得たにすぎません。来年の司法試験は8ヶ月後に迫っています。今年は、法科大学院在学中受験がはじまる年なので司法試験の受験者数の増加が見込まれるので、気を抜くことは出来ません。また、私の目標は司法試験合格で終わりではなく、立派な法曹になって社会に貢献することなので、もう一度気合いを入れ直してこれからの司法試験、司法修習と一つずつ確実に階段を上っていきたいと思います。。