2021年度合格
Y・Tさんの合格体験記

法曹を目指したきっかけ

父親が弁護士を目指していたことがあり、漠然と弁護士になれたらなとは昔から考えていました。会社員として法務の仕事に関わり、法律の奥深さを知りました。そこでもっと、色々なことを勉強したいと思うと同時に、弁護士になって企業法務に関わりたいと思うようになりました。LECのYouTubeをよく見ていたので、社会人としての仕事を両立しながら、法曹を目指せるのではないかと思うようになり、矢島講師の解説がとても分かりやすかったので、講座を受けたいと思ったことがきっかけです。

LECを選んだ理由

「LEC」という名前は学生の時から有名でした。また、YouTubeでの無料動画がとても充実しており、実際の講義の雰囲気を感じ取れたことから、LECを選びました。また、ネットで受講することができることから、ちょっとした空き時間でも復習ができると思ったことも理由の一つです。社会人になると、勉強時間を確保することが学生と比べて困難であるので、内容が凝縮している講座はタイムマネージメントをする上でも大変にありがたかったです。

仕事や学業、家庭との両立のコツ（時間活用術）

夜はどうしても疲れるので、早朝を学習時間としました。携帯電話を使って仕事の休憩時間にＷＥＢでの学習も多用しました。地方在住で勉強仲間がいなかったので、ツイッターを利用して試験に関する情報を募ると同時に、受験仲間同士でつながり励ましあいました。休みの日は勉強もしますが、あまり詰め込みすぎず、息抜きも取り入れ、できるだけ人間的な生活ができるように心掛けました。試験日に体調を崩さないよう体力作りにも取り組みました。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

学習の中心に過去問の演習を入れたことは良かったと思います。やはり過去問は第一線の実務家が１年かけて作成したものであり、大変良質な課題であることは間違いないので、初見では解けなくても、繰り返し解くことで理解できることもありますし、毎回新たな発見があります。過去問は噛めば噛むほど味のあるものです。特に、短答に関しては、過去問演習以外の事は何もせずとも、十分に合格点に達することができました。

LECに通ってここが良かった

ペースメーカーができたことです。どうしても、独学だと怠けてしまうことがありますが、講座を取ることでいつまでにこの単元をマスターしよう、この単元に関連する過去問をやってみようという形で、ペースをつかむことができます。また、記憶はすぐには定着しないので、繰り返し基本事項をインプットする必要もあります。忘れる→記憶する、を繰り返すことによって記憶は定着していきますが、LECの講座がその一助になってくれました。

LECの講座の良かった点

矢島の速修インプット講座

矢島講師の解説がとても分かりやすいです。無駄がなく、試験に必要な部分だけ解説してくれます。また、テキストがシンプルなのもいいです。普通のテキストはどの部分が重要なのか後から見返してもわからないことが多いですが、この講座では重要度が「○」「△」などで記載されているので、後から見返した時に、どの部分を重点的に覚えればいいか一目瞭然です。テキスト自体がコンパクトであり、持ち運びやすく、ちょっとした空き時間に見返しやすかったです。

今後の抱負

予備試験合格者の司法試験の合格率は高いですが、100％ではありません。必ず毎年落ちる人間はいます。その中に自分が入らないようにするため、気を引き締めて勉強しようと思います。法律基本科目はもちろんですが、特に、選択科目に関しては、法科大学院出身者に比べて後れを取っていると感じるので、いち早く対策しようと思います。「予備試験」という大きな山を越えられた自信を胸により大きな山である「司法試験」に挑んでいきたいと思います。