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2021年度合格
S・Hさんの合格体験記

合格者

LECは長期間のアフターフォローがあるので社会人も安心して受講できます!

S・H さん

年齢 43歳
大学 神戸大学(経営学部)卒業
予備試験合格時 公務員
LEC受講歴 入門講座を含むコース(入門講座、論文基礎力養成答練 等)、予備試験口述模試

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

大きな組織にいると、だんだんと自分の将来像が見えてきます。幸運ながら、私は花形部署で将来も約束されており、給料にも不満はありません。しかし、公務員にも役職定年が導入されることが決まり、突然として役職をはく奪されることになります。また、年金の支給開始年齢が上がり、再任用職員として再雇用されないと生活が困難となることが予想されます。さらに、転職するとしても、今より自分を満足させる仕事を探すのは困難ですし、収入も下がることになると思います。また、2人の子供が結婚することを見据えると、ある程度のステータスがある仕事がいいなという思いもありました。そこで、収入は別として、その他全てを満たす仕事が弁護士ではないかと考えるようになりました。このようなきっかけで勉強を始めましたが、今は、弁護士として活躍してみたい。その一点で勉強を続けています。

LECを選んだ理由

他の予備校と比較しても、各都市の校舎が大きく、自習室等も充実していることが選んだ要因の一つでした。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

仕事との両立は非常にシビアです。私の仕事は土日出勤こそありませんが、平日は超勤が多く、月に100時間は軽く超えています。そのため、土日は1日10時間から12時間は確保し、仕事の移動時間や隙間時間を全て勉強に充てました。当然、連休や年末年始はずっと勉強していました。勉強時間は多い月で100時間、年間で1000時間ほど、7年間勉強を続けていますので7000時間から8000時間は確保している計算になります。社会人が予備試験に合格しにくい原因は、勉強時間を集中的に確保できないため、1教科ごとにかける時間が長期になり、1まわし終わるころには半分以上を忘れてしまい、また初めから勉強し直すという悪循環に陥るからだと思います。それでも、何回も繰り返していれば、徐々に身についてくるので、結局は、モチベーションを保って根気よく勉強に励む、これに尽きると思います。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

先に書いたように、1教科を1まわしするのに時間がかかるため、アウトプットに投下する時間が少なかったことは失敗したと感じています。最初のころは、論文を書こうと机に向かっても答案構成すらできず、すぐに答えを見る勉強をしていました。どんなに答案例を読み込んでも、時間をおいて再チャレンジすると全く書けませんでした。そのうち、論文を書くのに恐怖を覚えてしまい、またインプット中心の勉強に逃げてしましました。やはり、どんなにできなくても、過去問等でアウトプットの訓練に真摯に取り組むべきだったと反省しています。成功したと感じることは、諦めなかったこと、これに尽きます。また、勉強を開始して1年くらいして1回目の短答試験を受験し合格して論文に進めたことは、論文試験の雰囲気を知れて非常に良かった(成功した)と感じています。論文を受験するごとに、自身の成長を感じることができますので、とにかく短答は必ず合格するように調整することが大切だと思います。

LECに通ってここが良かった

LECには、学生時代に司法試験の入門講座でお世話になりました。当時の私は司法試験を受験するつもりはなく、何となく法律の勉強が将来に役立つと考えて受講しました。そのため、就職してから役立ちそうな民法や商法を中心に勉強していました。当時は通信で受講していました。講義は非常にわかりやすく、初学者の私でも法律の基礎を身に着けることができました。その後、LECの公務員講座を受講し、国家公務員として働き始めました。就職して4年目に、仕事上で不動産鑑定士を取得する必要が生じてLECの講座を受講し、不動産鑑定士資格を取得することができました。LECには、資格関係ではずっとお世話になっており、アフターフォローも万全なこともあり信頼しています。今回の予備試験では、口述模試を利用させていただきました。ここで驚いたのが、私が入門講座を受講していたことが記録に残っており、合格サポートを受けることができたことです。最後までフォローする、そのLECの姿勢はさすがだと感じています。ありがとうございました。

LECの講座の良かった点

入門講座&論文基礎力養成答練

入門講座のテキストはすごくコンパクトにまとまっていて、ビックリしました。

今後の抱負

次は司法試験です。司法試験に向けては、LECの講座を受講して合格を目指そうと考えています。社会人にとっては、たとえ予備試験を合格したとしても、司法試験の合格率は学生よりもだいぶ低いので、気を抜かずに勉強に取り組もうと思います。

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