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2021年度合格
H・Aさんの合格体験記

合格者

なによりも問題演習

H・A さん

年齢 25歳
大学 慶應義塾大学(法学部)卒業
法科大学院 慶應義塾大学大学院 未修 在学中
予備試験合格時 法科大学院未修3年
LEC受講歴 入門講座を含むコース(入門講座、論文基礎力養成答練 等)、予備試験口述徹底対策講座、予備試験口述模試

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

法曹を目指したのは、小学生の頃です。テレビで何となくみた法律バラエティ番組で論理だって話す弁護士の姿がカッコいいと思ったことがきっかけでした。そこから身近に法曹関係者はいない中、なんとなく弁護士になりたいとおもうようになった私は勉強を開始しましたが一度は断念し、大学卒業後は地方公務員として働き始めました。その中で、法律を必要とするような体験をし、やはり自分を守るためにも、自分以外の同様な境遇の人を守りたいとの意味でも、法曹になりたいとの気持ちを改めて実感しました。そこで、仕事の合間にロースクールを受けて、LECの講義を受けることとしました。

LECを選んだ理由

なによりも、地元にあったLECの方が非常に親切であったことがあります。丁寧に私の話を聞いていただき、講座選びにも付き合っていただきました。また、大学在学中に合格した友人がLECの講座を取っていたことがあります。友人がいつも隣の席でLECのテキストや問題集を解いていたこともあり、LECの講座に興味をもっていました。 実際に講義を受ける前に、公開されている講義をみましたが、非常にお話がわかりやすく面白かったこともLECを選んだ理由です。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

ロースクールの予習復習はかかさずしており、両立は非常に難しかったです。ただ、クルマの両輪のようにいずれかを疎かにすることも司法試験を受けるにあたり良くないのではないかと思います。春季休業などの長期休みを利用してLECの教材をまとめてやっておき、普段はロースクールの予習復習をするようにしておりました。なお、論証集はかかさず回すようにしていました。時間としてはロースクールの講義が始まる前の朝の時間を活用し行なっておりました。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

失敗したと思うことは、短答対策です。私は非常に短答式試験が苦手で、論文用に司法試験過去問をひたすら解いていましたが、当初はあまり短答式試験の過去問を解けていなかったように思います。ロースクール三年次となり、予備試験を受ける最後の機会ということで今回は前回の予備試験終了後からひたすら短答式試験過去問を解くようにしました。お風呂に入った時間や、授業前、ひたすら短答式試験を解いていました。LECの短答式試験の過去問テキストのレイアウトは非常に見やすく、おすすめです。

LECに通ってここが良かった

予備試験論文試験向けのみならず、口述試験向け、また、司法試験に向けてサポートが非常にしっかりしているところです。私は気付くのが遅く、サポート制度が論文前からあることを後から知りました。口述試験は多数が通る試験とはいえ、受ける分母は論文をくぐり抜けた猛者ばかりで、自分が通るのかと不安になります。そんななかで、模試を優先的に受けることができたのは非常に助かりました。また、予備試験合格後の司法試験対策も提供していただけます。

LECの講座の良かった点

入門講座&論文基礎力養成答練

以前他校の入門講座を途中で挫折した経験がありましたが、武山先生の基礎講座は聞いていて楽しく最後まで継続することができました。未修コースに入るにあたり、予習として法的な知識を身につける上で非常に有効であったと思います。論証も予備試験当日に至るまで、役立てることができました。私は短答式試験が非常に苦手で過去3回短答式試験で落ちてしまっていましたが、基礎講座では教材において細かいところまでカバーされていたので、短答直前までこれを読んで勉強することができました。

その他

実務基礎に関する科目については、LECのテキストの内容を論文直前につめこみました。ロースクールの講義と重ね合わせると予備試験論文をとくにあたり、不安はなくなりました。実際に出た問題も、テキストで十分カバーされていました。口述前もLECのテキストをフル活用しました。特に民事の保全執行はなかなか基本書もとっつきにくく、LECの教材に助けられました。また、口述模試も入門講座生として無料で受けさせていただき、事前に口述の形に慣れることができました。また、これなら大丈夫と背中も押していただき、他校の模試で心が砕かれかけていたのを支えていただきました。

今後の抱負

今後は、まだ司法試験が残っておりますので、さらに精進して参ります。とくに選択科目は予備試験ではなかったため力を入れたいと思うと共に、短答式試験にも早めに取り組んでいく予定です。また、模試も積極的に受けていきます。やはり論文試験は過去問演習に尽きると思いますので、起案をめんどくさがらず、コンスタントに行っていくつもりです。多くの人の役に立てる法曹となれるようにまずは、司法試験合格に向けて頑張ります。

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