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2018年度合格
K・Mさんの合格体験記

合格者
仕事と両立して合格

社会人受験生に希望を与えたい

K・M さん

年齢 42歳
大学 東京大学(教養学部)中退
予備試験受験回数 3回
LEC受講歴 入門講座が含まれるコース(入門講座・論文基礎力養成答練他)・予備試験論文公開模試・予備試験口述徹底対策講座・予備試験口述模試など

※年齢・大学在学中の有無は出願時を基準としています。

法曹を目指したきっかけ

大学中退後、編集者/ライター、団体職員、メッセンジャー、派遣社員(コールセンター)、建設作業員など様々な職種で働いてきました。その中で、交通弱者や労働者など社会的に弱い立場に置かれている人のために戦いたい、と考えるようになりました。私の学習開始から予備試験合格までの学習歴、受講歴は以下の通りです。・受講以前大学は文学部中退のため法学の素養は特になし。ただ2013年に行政書士試験を独学で合格していました。※以下、勉強開始から現在まで法律事務所事務職員(正社員)としてフルタイム(月〜金、9:30〜18:00)で就業しています。2014年2月:入門講座受講開始(〜2015年3月)5月:予備試験短答受験(153点で不合格)6月から論文基礎力養成答練(週1答練)9月から問題集を使い毎日論文1問を書き始めるも時間をかけても全く書けないことが続き2か月で挫折2015年初頭(正確な時期は失念しました)合格答案作成講座(開始時期は失念しました)を勉強の中心にする(一日5問程度の答案構成)・択一は講座は取らず過去問を一日10問程度解く・入門講座終了直前(2015年2月)から、平日は一日数問の答案構成、土日は「論文耐久」と称して7科目の論文を8時間書き続けることを択一直前以外毎週行う。※後からの振り返りですが、この時期に、平日も毎日論文を書いていれば2015年に合格していたかもしれないと考えています。2015年予備試験:択一合格(174点、合格最低点170点)論文不合格(215点、合格最低点230点)2015年10月〜2016年1月:矢島先生の重要事項完成講座(知識編、過去問解析編)(現速修インプット講座、論文完成講座)を受講(予備論文に合格したと思い申し込み、不合格の後もそのまま翌年の予備論文と司法試験を見据え受講しましたが、正直司法試験の論文問題は当時の自分にはレベルが高すぎ消化不良でした)2016年2月〜2017年9月:異動により仕事が激務となり、全く勉強しないブランク期間となる(2016年、2017年の予備試験は受験せず)2017年9月〜勉強を再開。「毎朝1問論文の問題を書く、それが1年続いたらその先を考える」ことを決め、毎朝LEC「予備試験論文演習」の問題を書き、通勤の電車で解説講義を聴くことを始める。10月:上記に毎日択一5問を追加11月:択一を10問に2018年1月:択一を20問に2018年5月:択一合格。以後論文までの勉強は「毎朝2問論文の問題を書く(予備試験論文演習を終わり「論文の森」に)、通勤の電車で復習、週末にまとめて復習」に2018年7月:論文試験(254点)2018年10月:口述試験、11月合格というものです。受験期間を通じてフルタイムで働いており、2年間まったく勉強しない期間がありました。

合格までの道のり

LECを選んだ理由

勉強を始めるにあたり、何人かの有名な講師の著作やガイダンス等に触れ、法学と試験勉強についての姿勢が一番説得力があると思えたのがLECの先生でした。知識を入れる方法は何でもよい、できるだけ早く問題中心の勉強に移行する、インプットは全体を素早く何度も見返すことで行う、といった姿勢を最初に、それから折に触れ意識したことが予備試験の合格に直結したと思います。現在は矢島先生の講座を中心に勉強を進めていますが、答練の解説講義で触れる武山先生、反町先生、赤木先生の講義もそれぞれに面白く、また問題解決へのアプローチの違いが興味深いです。

仕事や学業、家庭の両立のコツ

私は受験期間を通して正社員としてフルタイムで働く既婚者でした。平日は多くて4時間、休日も7、8時間しか勉強時間が取れませんでした。このような身では、勉強時間や勉強内容についての計画については発想の転換が必要だと思います。「一日○時間やる」「いついつまでにこれをやる」という姿勢では続きません。社会人の勉強は、ものすごく低いハードルを設定して、それだけは絶対にやる、それを本当に少しずつ上げていく、というやり方がよいと思います。私は2年のブランク後勉強を再開するにあたり、まず、「毎朝出勤前に1問論文の問題を書くこと、これだけを絶対に来年の論文まで続けよう。これではそもそも択一に合格しないと思うけど、どこまで勝負できるかによって次の展開を考えよう」と決め、毎日たった1時間の勉強が1月続いたら、次のひと月は朝の論文1問に、仕事帰りの電車で択一を5問だけ解くことをプラスし、それがひと月続いたら択一を10問にし、という風にして、最終的には択一直前には朝論文を1問、仕事後に択一を20問できるようになり、択一後は朝論文を2問書いてから出勤できるようになりました。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

成功したことは上記の通り、ノルマ的な発想を脱却し、やることを「毎日論文を書くこと」に絞り、すべてをそこから身につけようと集中したことです。

失敗したこと、すなわち、これをしなければもしかしたら1年で合格していたかもしれない、と思うことは2点あります。1つは、入門講座を始めて半年後に論文基礎力養成答練と並行して毎日書くことを始めたとき(これ自体は正解だと思いますが)、書くことに慣れるまでは、と時間を計らずに書いていたこと。いたずらに時間を消費するだけでした。きつくても最初から時間を図っていればよかったと思います。もう1つは入門講座終了後論文試験までの直前期の勉強のメインを、問題と答えを読む(答案構成のみする)ことに費やしたこと。網羅性は低くても、結局書くために考え、実際に手を動かして書いたことだけが血肉となると思います。

LECに通ってここが良かった

基礎知識と、何より司法試験まで通底するであろう勉強の姿勢(過去問に指針があること、問題中心でやること)を身に着けたという点で、LECの入門講座の先生との出会いが決定的でした。司法試験に向けては、矢島先生の過去問を徹底分析する姿勢が指針となっています。

LECの講座の良かった点

入門講座・論文基礎力養成答練について

LECの入門講座を受講して、徹底して問題中心の思考に最初から触れられたことは、その後の勉強の方向性を決定づけてくれました。その姿勢の根本は、決して小手先の受験テクニック的なものではなく、『法律の使い方』というLECの先生の著作にも表れているように、旧司法試験よりも事件解決型の傾向が顕著な予備試験にも対応できる、事件解決のツールとしての法律、その使い方を基礎から学べるものでした。文学部中退の私がそう感じるので、間違いはないと思います。他の予備校の講師にもLECの先生の影響を受けていると思われる方が何人かいますが、オリジナルでありかつ現在も最先端であると感じています。

矢島の速修インプット講座について

1度目の論文後に、司法試験へのブリッジのために受講しました。その時は消化不良気味でしたが、今回予備試験に合格し、改めて知識の総確認が必要と考えているので、そのために使用する予定です。後述の過去問編でより顕著ですが、矢島先生は徹底的に過去問を解析し、そこで求められている知識と論述方法を受講生に伝えるために緻密に、かつ誠実にアップデートを欠かさない姿勢が非常に信頼がおけます。この「誠実」「本気」という点が矢島先生が傑出している点であり、ゼミも受講していましたが、受講生と同時に机を並べて論文を書き、その答案を公開するというのはこの人だけではないでしょうか。講義は当然「正解」「100%解」ですが、試験時間内で自分の知識レベルで書けることを見極めて「勝負できるところで勝負する」ことが相対評価である試験に合格するには絶対に必要であり、「講師でも時間を計って書くとこうなる」というのを身をもって体現する姿勢は本当に信頼がおけます。

矢島の論文完成講座について

予備試験から司法試験までの勉強の中心を、毎日1問司法試験の過去問を時間を計って書くことに置いています。そうすることにしたのは、この講義で矢島先生の過去問解析に対する情熱に触れ、過去問を繰り返し時間を計って書き、採点実感を中心に復習して司法試験に求められる論述を身に着けることが合格への最短の道であると納得したためです。これをもとに、予備試験論文試験の翌日から一日も欠かさず司法試験の論文を書いており、来年の司法試験までに10年分を4回書く予定でいます。論文パーフェクト答練で、他の講師の講義にも触れていますが、矢島先生はとりわけ過去問の採点実感の分析が徹底しており、司法試験の求める論述の方向性を常に意識しながら勉強するには最適だと感じています。

今後の抱負

毎日一問論文の問題を書く、一日も欠かさずやる、これを軸に、ほとんどこれしかやらず予備試験は合格できましたが、司法試験に向けてはこれでは足りないと感じています。あくまで勉強の中心は論文の問題を毎日書くことに置きつつ、条文と判例を中心とした基礎知識の総復習を日常に取り入れることで全体的な底上げをしていこうと考えています。あと、きわめて個人的なことですが、予備試験はロースクールの別ルートですが、実際にはロー進学と両睨みの学部生とロー在学生が合格者の7割を占めています。私は大学を中退しておりフルタイムで働く社会人ですので、このような私が予備経由で、1回で司法試験に合格することで、世の社会人受験生に希望を与えたいとまで考えています。その意味でも、LECの講座を伴侶とし、必ず来年、司法試験に合格するとの思いを新たにしています。

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