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2017年度合格
T・Kさんの合格体験記

合格者
法科大学院在学中合格 予備試験・難関ロー併願

LECの入門講座受講から始まった私の予備試験合格までの道のり

T・K さん

年齢 22歳
大学 慶應義塾大学(法学部)卒業
法科大学院 東京大学法科大学院(既修)2年
予備試験受験回数 3回
LEC受講歴 法律科目基礎パック(入門講座・論文基礎力養成答練)・予備試験全国短答ファイナル模試・予備試験ファイナル答練・予備試験論文公開模試・予備試験口述徹底対策講座・予備試験口述模試

※年齢・大学在学中の有無は出願時を基準としています。

法曹を目指したきっかけ

幼い頃から自由に生きたい、自分の意見を言える人になりたいという気持ちがありました。自由に生きて、人の役に立てる仕事は何かと考えて、いつの間にか法曹の道を志していました。恐らく小学4年生くらいだったと思います。最初は漠然としたイメージしかなくて、とりあえず司法試験に合格して、人の役に立ちたいとしか考えていませんでした。そして、その目標を持ち続けて大学では法学部に進学しました。そこで様々な人たちとの出会いを経て、その中で必死に勉強する同年代に触発され、本気で法曹を目指そうと決意を固めました。今は特に法曹三者の中でも弁護士に対して強い興味を持っています。弁護士という職業が、幼い頃に抱いた自由で、自分の意見を伝える仕事というイメージに最も近いと思うからです。もっとも、私は実務について実際に理解があるわけではないので、これから様々な人と触れ合って、法曹三者の中でどれが自分にあっているかを考えなければいけないなとは考えています。司法試験の勉強は辛く長い部分もありますが、幼い日に法曹を志すことを決めた自分を思い出す度に、また決意を新たに日々勉強することができています。

合格までの道のり

LECを選んだ理由

私の通っていた慶應義塾大学は日吉から三田にキャンパスが変わる際に将来について非常に深く考えるようになる傾向があると思います。私自身三田キャンパスに変わる際、つまり三年生になる前に、司法試験受験を考えているのにこのまま何も対策をしないのは本当に大丈夫かという不安が生じてきました。そうはいっても具体的な勉強方法がわからず、独学では誤った方向に進みいたずらに時間をつかってしまうとの懸念があったことから予備校に通うことを決意しました。そこで、予備校の入門講座を選ぼうとした時に、安くて質が高いという評判であったLECが候補の一つとしてあがってきました。他にも予備校は存在しましたし、一通り検討はしましたが、どうにも単価が高かったり、大学三年という遅い時期から始めるには量が多すぎたりと自分の置かれている環境には合わないなと思ってしまい決めるにはいたりませんでした。そんな中、自分の友人がLECの入門講座を利用していて、自分よりも先に勉強していることがいた、ということから、その具体的内容を聞き、自分の状況にLECの入門講座の形式や進め方がぴったり合うと考え、すぐに校舎に相談しにいくことに決めました。そして、実際に校舎に行ってみて、これから勉強を始めるにあたっての不安を正直に話しました。とても長い時間とりとめのない話をしてしまいました。その時、まだ入るかどうかわからない自分に親身に長時間アドバイスしてくれたことも、信頼のできる予備校だと思って、LECを選ぶこととなった理由になっています。また、その際様々な資料を見て、LECの利用者はかなり短期間で合格している人も多い印象で、効率よく合格に進んでいくノウハウがあるのだろうと期待がもて、自分のような遅れている受験生でも頑張り次第で何とかなる気にさせてくれたのも大きかったです。実際にその判断は間違っていなくて、今の自分の合格の下地を作ってくれましたし、結果的にロースクール一年目で予備試験最終合格ができたことから、何とかさせてもらえたと思っています。知識はオーバースペックな入門講座が必ずしもいいわけではなくて、適切な量を効率よく伝えてくれる入門講座が予備試験には必要です。そういった意味で、LECのシンプルかつ重要な知識を備えた入門講座は予備試験合格を目指す導入として非常に適切なものであったと思います。また、各種答練も入門講座をLECにしたからという理由で受けましたが、これが非常によい選択だったと思います。問題の質もさることながら、解説の質が非常に高く、受けっぱなしにならずに自分の知識を確実に増やしていくことができました。このように、LECは私のようなスタートの遅い受験生や、兼業受験生のような可処分時間が限られている受験生に効率よく合格の道を与えてくれる予備校だと思っているので、そういった意味でLECを選んで良かったです。

仕事や学業、家庭の両立のコツ

私は大学時代は法学部に通い、今はロースクール生ですので、学業と勉強の両立に苦労をすることはあまりありませんでした。そうはいっても、学部の学業と試験勉強は全く同一であるとまではいえません。そのため、学業を捨てて試験勉強に特化させる人も中にはいました。しかし、私はそれは結果として遠回りになってしまうと思い、学業を試験に活かしていく道を模索しました。具体的には、学部の勉強は学部の勉強と割り切ってしまう人も多かった中、私はLECの講座をベースに、学部の授業で得た知識をそれに書き込んでいき、付加していく形で勉強していたので、そういった意味で授業と試験対策の調和を図ることができていたと思います。私にとってはこのように学業と試験勉強の両立はさほど困難なものではありませんでした。しかし、アルバイトとの両立は違いました。アルバイトは試験に転用することができず、かなりの時間を消費するので、勉強開始当初はストレスの原因になりました。しかし、アルバイトはあくまで気分転換のためにあると捉え方を変えて、むしろ法律を忘れて楽しむように取り組んだら、終わった後の勉強が切り替えによって集中できたりと、その効率に差が生まれました。このように、捉え方次第でいくらでも両立は可能かと思います。また、勉強一辺倒では疲れてしまうので、試験後に友人等と遊ぶことで、また新しい講座や過去問の消化の活力を蓄えることができていたことが、うまく受験生生活を続けることができたコツかもしれません。仕事や家事など、たくさんのバックグラウンドを持っている受験生に比べると自分は勉強にほとんど全部を使える恵まれた環境にはありましたが、ある意味そのような余裕が油断にもつながりかねないという危険性も孕んでいたので、専業受験生だからといって必ずしも有利、兼業受験生だから必ずしも不利というわけではないのだなと今となっては思っています。実際に長く辛い受験生活だからこそ、両立すべき対象をうまく息抜きや気分転換として活用することが合格への秘訣なのかもしれないなと考えているので、この発想は司法試験まで大事にしていきたいです。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

失敗したのは入門講座に入る時期です。大学一年生の時はまだ早いと自分で決めつけて、勉強のスタートを遅くしてしまいました。本当に法曹を目指すつもりなら早い段階から始めておくべきだったかと思います。始めるのが遅いと、周りとの差に心が挫けそうになってしまうこともあったからです。大学三年生の始め頃から入門講座を受け始めるのは焦りや不安と毎日戦うこととなるので、もっと早く決意をしていればよかったと今でも思っています。ただ、一方でそこまで追い詰められたからこそ、講義を集中して消化することができたのかもしれないなとも思っています。

成功した点については、周りの人や環境に上手く頼ることができた点です。周囲に優秀な先輩や同期が多かったため、自分だけでは理解できないこと、消化できない疑問を人に頼ることで乗り越えていくことができました。また、受験に必要な投資を惜しまなかったことです。講座や教科書は自分の将来への投資と考えて、貯金等を惜しまず投入しました。その結果、あれをやっておけば良かったとか考えることなく、やるだけやった状態で試験に臨むことができました。

法科大学院入試対策

特別な対策は何もいらなかった印象です。予備試験の問題に必死で取り組んでいった結果、法科大学院入試も無事に乗り切ることができました。法律の問題については、法科大学院の問題は予備試験の問題より明らかに易しく、予備試験の問題で鍛えておくと特別な対策なく解くことができます。そういった意味で予備試験対策講座をこなして、その知識を法科大学院入試にぶつける形で併願するのが最も効率がよいと感じました。ただ、法科大学院入試は英語や成績など、一朝一夕の準備では如何ともし難い部分がありますので、必要事項をリサーチして、それについてスコアを上げていくことが必要かと思いました。私自身はあまり対策をしていなかったので、もしかしたら足りないのではないかという不安を感じながら試験に臨むことになってしまいました。来年度は適性試験は休止とのことなので、予備試験と法科大学院入試の親和性はより高まると思います。そういった意味で早いうちから予備試験対策をとりあえずしておくことが法科大学院入試にもいい影響をもつと私は考えています。

LECに通ってここが良かった

やはり講座単価が安いにも関わらず、わかりやすく信頼できる講義であったことだと思います。また、一つ一つの講座が対象試験を適切に見据えたものですので、無駄がなく、これをこなせば大丈夫という安心感をもつことができます。私自身未だに入門講座で得た知識がベースとなっており、予備試験や司法試験の問題に取り組む時の武器となっています。予備校というのはやはり試験に受かる知識、ノウハウを提供してくれるか否かが重要ですが、LECはその点がとても良かったと思います。また、予備短答に合格した入門講座出身者に論文の答練や模試を無料で受けさせてくれたのは非常に手厚く、論文突破の理由の一つとなりました。また、これから司法試験に向けて勉強して行く上でも入門講座出身者にバックアップが手厚く、司法試験まで信頼して一緒に歩んでいくことができるのもLECを選んでよかった点だと思っています。予備試験から司法試験の橋渡しに不安がありますし、ロースクールは試験対策が充実していない部分もありますから、これまでお世話になった予備校に引き続き司法試験までお世話になることができるのは精神的にも非常に負担が少ないなと思います。

今後の抱負

予備試験は通過点です。難関試験といえど、司法試験に合格できなければ何も意味はありません。これから6ヶ月は短いですが、また様々な人に助けられながらも全力で取り組み、必ず司法試験に合格したいと思います。そして、合格した後には、それに満足せず、自分の理想とする法曹になれるように精進していきたいと思います。

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