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2017年度合格
S・Sさんの合格体験記

合格者
法科大学院在学中合格 予備試験・難関ロー併願

LECの入門講座は、リーズナブル・コンパクト・ハイクオリティ!

S・S さん

年齢 22歳
大学 青山学院大学(法学部)卒業
法科大学院 慶応義塾大学法科大学院(既修)2年
予備試験受験回数 2回
LEC受講歴 入門講座・論文基礎力養成答練

※年齢・大学在学中の有無は出願時を基準としています。

法曹を目指したきっかけ

まず、法学部の2年生の時に目指そうと決意しました。そもそも、法学部へは内部推薦で進学したのですが、選んだ理由は、科目一覧を見たときになんとなく面白そうだったからです。今思えば、正解だったのですが、もう少し情報収集をすべきであったなと思います。大学に入ってからも、自分には司法試験など受かるはずがないと思っていましたし、大学でも司法試験を目指している人はほとんどいませんでした。しかし、自分の将来を考えたときに、果たして自分は、一般企業に就職活動をし、企業のために働くことが向いているのかと疑問に思いました。また、高校時代は、部活動ばかりしていて、まったく勉強をしてきませんでしたので、大学では何か勉強をして資格を得たいと思っていました。そこで、自信は全くなかったのですが、思い切って、弁護士の仕事について、いろいろ情報収集せずに目指す決断をしました。確かに、私が勉強し始めたころは、弁護士は稼げないと盛んに報道されていた時でした。しかし、私は、弁護士は、自分の能力次第で絶対に稼げるとなぜか確信していましたので、特に迷いはありませんでした。

合格までの道のり

LECを選んだ理由

いろいろな予備校の情報収集を行いました。その中でも、LECを選んだ理由は、以下の3になります。1つ目は、講座体系です。他の予備校の入門講座は、500時間くらいという長い講義の所があります。正直言って、長時間机に座って、講座を受講し、消化する自信が全くありませんでした。これに対して、LECの入門講座は、300時間程度と時間がだいぶ短くなっています。一瞬不安になりましたが、中身を調べてみると、論文に必要な知識のみを取り扱うという理由に基づいてコンパクトな時間に収まっていることを知りました。私は、非常に合理的な方法であると感じました。初めから、短答知識を一緒に詰め込んでも、頭がパンクしてしまうと感じましたので、まずは基本的な知識を押さえていくという方法は、合理的であるし、魅力的でした。2つ目は、どこの予備校もコースで受講するとなると、100万円程度用意しなければなりませんでした。もっとも、私は、100万円というお金を用意することは難しい状況でしたし、大金を予備校に払うのもためらいがありました。司法試験を受けるか確実に決めていない状況で、一般就職に変更し、受験をやめるかもしれないのに、100万円を払うのはリスクが大きすぎると思いました。ひとまず、入門講座を受けてみて、続けられそうだったらあとから論文の講座を受講しようと考えていました。LECでは、コースではなく、入門講座だけ単価で受講できるシステムがありました。この方法をとることで、コースで受講するよりは、安価でありましたので、受講することを決意でき、実際に受講しました。3つ目は、講座の評判です。大手の予備校であればどこもそんなに質は変わらないと思っていました。しかし、複数の先輩方に受講をする前に相談させていただいたときに、LECの評判が良かったので、安心して受講をしても大丈夫かなと思いました。また、実際に、テキストのサンプルを見ましたが、内容はよくわかりませんが、よくまとまっていて見やすかったです。このように、予備校選びは、いろいろな方面から検討した結果、LECが一番自分に合っていると感じたので、選ばせていただきました。

仕事や学業、家庭の両立のコツ

まず、大学生のうちは、予備試験合格にすべてを費やすのではなく、様々な活動をしたり、遊んだりすると良いと思います。働き始めてからではできない経験をたくさんすることができるのが大学生だと思うからです。いろいろな人と関わり合い、様々な経験をする絶好の機会だと思います。その上で、司法試験の勉強も両立してやっていくのは、非常に大変ではありますが、特に時間がない中で効率的に行う必要があると思います。私の失敗談を踏まえた経験から言うと以下の3つがポイントになると思います。1つ目は、勉強の方向性を間違えないことです。いろいろな人が言っているとは思いますが、司法試験は法律を扱い範囲が膨大であることから、メリハリをつけながら効率的にやらなければ、方向性を間違えずっと合格することができません。そういった意味では、方向性が非常に重要になってきます。確かに、予備校の先生がいろいろアドバイスをしてくれると思います。しかし、いろいろな人の勉強法や方針を聞いて、自分に合った方針を見つけることが何より重要だと思います。採用するかは別として、とにかくいろいろな人に、勉強の方針や勉強法を聞くと良いと思います。そうすると、一定の共通した部分が浮き上がってくると思います。2つ目は、隙間時間を活用することです。隙間時間というのは、見つければいくらでもあります。例えば、通勤時間・1限と3限の間など、短い時間であれば一日のうちで必ずちょっとした時間というのがあります。夜に、飲み会などが入っている場合は、夜は勉強できないのですから、隙間時間でなるべく勉強しましょう。3つ目は、短時間であっても集中することです。上記で、隙間時間を見つけるといいましたが、短時間であれば集中力が続くはずです。長時間座っていてもそれだけで満足してしまうこともありますが、集中していなければ全く意味がありません。したがって、隙間時間の短時間であれば集中できるはずなので、集中して取り組みましょう。以上が、私の失敗談を踏まえた上での、学業と両立するポイントになります。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

成功したことは、やはり、講義を聞いている時間を少なくしたことで、自分で勉強する時間を確保できたことだと思います。法律の学習は、他人から教えてもらって理解することも重要ですが、自分で勉強することによって理解をすることも大事です。そういった点では、講義を聞いている時間を少なくする講座選択をしたことは正解でした。

失敗したことは、①論文初学者のころ、論証を覚えていないことが不安で、問題演習を怠り、論証の暗記時間を多くとっていました。今思えば、問題の解答プロセスをしっかりと確認することが重要であるし、問題演習を通じて理解が深まることもあるので、論証集を眺めていた時間がもったいなかったなと思います。②問題演習をし始めたころ、問題演習が大事と聞いていたので、やみくもに問題を解き、何週も解こうとしていたことです。回数も大事ですが、内容をしっかり理解しながら進むことも大事だと思います。③平成28年度の受験の時に、論文が完成していないにも関わらず、短答の直前2か月くらいは不安で、論文の勉強をしていませんでした。今思えば、そこの2か月である程度論文の勉強をしていたら、去年受かっていたかもしれません。

法科大学院入試対策

予備試験の勉強とはおおむね変わったことはしていませんが、法科大学院の入試は、予備試験とは変わっている部分もあるため注意が必要でした。各法科大学院の特徴を分析すると、特徴が見えてきます。具体的には、私が、受けた慶應法科大学院と中央法科大学院は、試験時間が非常に短いという特徴がありました。そのため、予備試験よりもより素早く処理する必要があり、論証を短く書く訓練をしたり、必要なことを制限時間内に書き上げる訓練をしたりしていました。これらは、慣れでどうにかなりますので、各法科大学院の過去問を制限時間内に書き上げる訓練をすれば何とかなると思います。また、各法科大学院は、パーソナルステートメントという、自己PR文のようなものの提出が必須となっています。4月〜7月の予備試験の論文まではかなり忙しいので、予備試験終了後のロー入試前に時間をとられるのが嫌な人は、2〜3月中にある程度書き上げておくとよいと思います。もっとも、私は、何も考えていなかったので、予備試験の論文後に書き始めました。予備論文終了から私立の出願期限は1週間〜2週間ほどありますので、そこで一気に書き上げることも不可能ではないです。

LECに通ってここが良かった

入門講座の講義時間が短かったことは、本当に大きかったです。長い時間の講義であれば、途中で挫折して、もしかしたら受験を断念していたかもしれません。現在では、ロースクールに通い基本書等を読むこともありますが、LECの入門テキストに戻ってみると、必要十分なことは入門段階で教わっていたことがわかります。そのため、新しい知識はほとんど入ってきません。あとは深めただけです。そういった意味では、最初にLECの入門講座を受講して網羅的に知識をインプットできたことは、よかったなと思います。そして、私は、論文基礎力養成答練を受講していましたが、入門講座が聞き終わったらすぐに論文答練をしていたので(例えば、民法が聞き終わったら、論文答練の民法)、これが知識の定着につながったと思っています。また、答案はネット上で添削して返ってくるので非常に便利でした。添削者も、かなり丁寧にコメントを下さり、勉強の励みになりました。以上の通り、1年目はインプット、2年目は論文というようにするのではなく、素早くインプットをし、論文に移行できたことが良かったと思っています。

今後の抱負

ひとまず来年の司法試験に上位合格することを目標に頑張りたいと思います。あと半年で、ひとまず受験生ではなくなる予定なので突っ走っていきます。また、司法試験合格と同時にロースクールを退学するかはまだ決めていないので、ロースクールでの勉強も頑張りたいと思います。

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