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2017年度合格
O・Kさんの合格体験記

合格者
法科大学院在学中合格

LECの口述模試はとても役に立ちました。

O・K さん

年齢 23歳
大学 東京大学(法学部)卒業
法科大学院 東京大学法科大学院(既修)2年
予備試験受験回数 3回
LEC受講歴 予備試験口述模試

※年齢・大学在学中の有無は出願時を基準としています。

法曹を目指したきっかけ

私が法曹を目指したそもそものきっかけは、大学入学前から父に法曹を勧められていたことであるように思います。父は私が大学に入学する前から、法律は世界の共通言語であるからという理由で法学部を勧めてきました。また父はサラリーマンでしたが、かつて職場の人事を巡ってトラブルが生じた際に弁護士に相談したところ、当該弁護士の適切なアドバイスにより事態が収束したという経験をしていました。その際に弁護士の発言力、影響力の大きさを身をもって感じたらしく、弁護士という職業の魅力を伝えられました。そして高校卒業後晴れて法学部に入学しましたが、入学後しばらくは大学受験後の解放感から勉強の類には身が入りませんでした。しかし周りで法曹を目指して勉強を始めている人たちがちらほらいる中、父の勧めを思い出し、せっかく法学部に入ったのだし、話を聞く限りやはり法曹には他の職業にはない魅力をもっているはずだと考え、本格的に法曹を目指すことにしました。

合格までの道のり

LECを選んだ理由

私は受験開始当初、大学ではまだ1、2年の間は教養学部所属で本格的な法律の授業が一般に開催されておらず何をどう勉強すればいいかわからなかったため、とりあえず憲法民法刑法が受験の基本をなる科目であるという情報をインターネットで仕入れ、最初は予備校の本で体系的に学習するのが効率的だと考えました。そして本屋で色々な本をパラパラとみてみたところ、LECから出ているC-BOOKが一番読みやすく、理解がはかどりそうだったので、これを買い、学習をスタートさせました。また予備試験口述模試でもLECに大変お世話になったのですが、予備試験論文式試験ではとりわけ完璧に書けたといった科目がなかった一方、憲法や商法で失敗してしまったほか各科目でちょぼちょぼとミスを重ねていたため大方不合格だろうと考えていました。したがって口述試験対策なるものは論文式試験の合格発表まで全くしていませんでした。ほとんど期待しないで論文式試験の合格発表を確認すると、奇跡的に番号が見つかったため、急いで口述試験対策をする必要に駆られました。口述式試験対策を全くしていなかったため、口述試験本番の雰囲気がどのようなものか、さっぱりわかりませんでした。そんな中大手予備校のLECが本番さながらの形式、問題で予備試験口述模試を開催して下さるということを大学院の友人から伺いました。口述試験は、例年不合格になる方がまれで、普通に勉強して、本番で普通に試験官と会話をすれば受かると先輩に伺っていたところ、自分はとにかく緊張感のあるしっかりした雰囲気の中で試験官と面と向かって話すことの場数を増やすことが最良の対策になると考えました。そしてLECは大手司法試験予備校として有名で参考書でいくつも利用させていただいているほか、過去の予備試験合格実績も申し分なかったことから、LECの予備試験口述模試の質には疑いはないものと考えました。以上を踏まえ、残り2週間という少ない準備期間においてLECの予備試験口述模試に申し込むことが最良の口述試験対策だと考えた私は、募集がかかってすぐにLECの予備試験口述模試に申し込みました。

仕事や学業、家庭の両立のコツ

私は勉強開始時は大学生でしたので、フルタイムで働かれている社会人の方や家庭を持たれている方などと違って比較的時間にゆとりがありました。したがってここで何か述べさせていただくことは気が引けますが、大学入学後からロースクール在学中までいろいろな種類のアルバイトを経験し、今もなおアルバイトを継続しておりますので、大学生あるいはロースクール生の立場から自分の思うところを書かせていただきたいと思います。結論から言うと、アルバイトやサークル、旅行など学生時代の様々な経験と司法試験に向けた勉強の両立は、前者に精を出しすぎない限りで可能であると思います。前者に精を出しすぎない限りというのは、やはり時間は有限でありますから、その意味で司法試験に向けた勉強とそれ以外の活動はトレードオフの関係にあることは否定できないと思います。先輩などの話を参照するに、司法試験合格のためには少なくとも一定期間机にかじりついて勉強し続けることが必要条件であるかのように思われますし、現に自分も今こうやって予備試験最終合格に至るまで、一日中予備試験に向けた勉強をする生活を送った期間があるからです。しかし、先程申し上げたように、司法試験に向けた勉強とそれ以外の活動がまったく両立できないかというと決してそうではないと思います。かえって、勉強以外の活動があることが受験勉強にとってプラスにはたらくこともあり、したがって両立は可能であるというのが正しいところだと思います。というのも、司法試験の勉強はごくまれにいらっしゃる頭が良すぎて非常に短期間で受験を終わらせてしまう方々を除くたいていの方にとっては、数年単位を費やす長丁場で、おそらくほとんどの方からすればこれほどの長期間勉強だけに費やすのは精神的に耐えきれないように思われるからです。現に私も勉強の合間にあるアルバイトや飲み会がいわば息抜きになって、切れていた集中が再度復活することが多々ありました。したがって、勉強とそれ以外の活動の両立のコツとして私が考えるのは、長期間の受験生活における勉強のストレスを最小限にすべく、勉強以外の活動を完全に勉強から切り離し、その活動に集中、没頭することだと思います。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

受験勉強を通じて失敗したと思うことは山ほどあります。中でもロースクールに入学して感じたことは、早い段階から受験仲間を作るべきであったということです。通っていた大学では1、2年は教養学部で法律の専門的な授業がなく、3、4年でも基本的にゼミは半年で他人との交流が日常的につくりがたい環境あったためか私は勉強開始時からロースクールに入学するまで、基本的に1人で学習していました。法律にはたいていの場合答えがないと思いますから、他人と法律的な議論を交わし他人の意見を取り入れまた自分の意見を柔軟に発展させることでその内容の理解を深めることが可能な学問であると思います。しかし私はこのような機会を作って来なかったので、時折ある事柄について誤って理解してしまった場合にこれを改める機会がなく、かえってこれが凝り固まってしまうことがややあったかなと思います。また1人で勉強していると、周りで必死に勉強しているライバルの存在をつい忘れてしまい、だれてしまうことが多くなると思います。

一方で受験勉強を通じて成功したと思うことは、何よりあきらめずに勉強を続けてきたことかと思います。

LECに通ってここが良かった

私は先ほども申し上げた通り、LECの講座としては、予備試験口述模試を受講しました。LECの予備試験口述模試を受けたことは、以下の複数の観点から非常に良かったと思います。まず先ほども申し上げましたが、口述試験は論文式試験合格者のほとんどが受かる試験ゆえ試験官と普通に会話ができれば基本的に問題ない試験であると思います。したがってそのような経験がほとんどない以上、とにかく面接官と緊張感のある雰囲気の中で面接をする機会、場数を設けることが合格のために重要になると思います。LECの予備試験口述模試は民事、刑事を本番の試験時間と同様の時間で、部屋の前からノックして入り、予備試験用六法とパネルの置いてある机の前に座り、面接官と相対して会話をするというまさに本番さながらの形式を用意して下さったので、場数を踏むのに最適でした。ここで面接官の方に、自分では気づいていない会話時の形式的な欠点や礼儀作法を教わることができたので、本番で無駄に形式面で気を遣うことはなかったです。模試の問題の質もよかったと思います。自分は刑事で理解が不十分なところがあり、まさにその分野を面接官の方につつかれたため、模試を通じてその分野の理解を改める非常にいい機会となりました。

今後の抱負

将来は依頼者に寄り添って依頼者の役に立てる弁護士になりたいと考えています。そのためには半年後に迫った司法試験を突破しなければなりません。予備試験、特に論文式試験はまぐれで合格できたと思うので、論文式試験での各科目のミスを反省材料に勉強し、半年後の司法試験に合格したいと思います。

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