リーズナブルな講座で実績を残した先輩方が身近にいたことで、LECは信用できる予備校だと考えました。
O・R さん
年齢 | 24歳 |
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略歴 | 東京都出身。 慶應義塾大学法学部在学中に法律討論会に参加したことを通して、弁護士志望となる。 2014年一橋大学法科大学院合格。 2015年一橋大学法科大学院入学。 2016年予備試験合格。 |
受講歴 | 入門講座、ロースクール直前答練、個別大学院対策講座他 |
O・Rさんのある一日
時間 | 行動 | 詳細 |
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7:00 | ||
8:00 | 起床 | 一限(8時50分〜)の日もギリギリまで寝ています。 |
9:00 | 授業or自習 | |
10:00 | 授業or自習 | |
11:00 | 昼食 | 二限目がない日は混雑を避けるため早めに昼食を食べます。 |
12:00 | 自習 | |
13:00 | 自習 | |
14:00 | 自習 | |
15:00 | 休憩 | 気分転換に学校周辺を歩き回ったりしていました。 |
16:00 | 自習 | |
17:00 | 自習 | |
18:00 | 夕食 | |
19:00 | 自習 | |
20:00 | 自習 | |
21:00 | 自習 | |
22:00 | 自習 | |
23:00 | 自習 | |
0:00 | 帰宅 | 口述試験前の追込み時は0時を過ぎることが多かったです |
1:00 | 就寝 |
法科大学院、予備試験、法曹を目指したきっかけ
1.法曹を目指すことにした理由、経緯
大学入学前から「専門職」というものに憧れをもっており、公認会計士や弁護士を漠然と志望していました。学部1年次に公認会計士試験の勉強を始めたものの、どうも性に合わず悩んでいました。そんな折(学部2年次)、所属していたサークルで法律討論会に参加した中で法律の面白さを感じ、弁護士志望に切り替えることにしました。
2.法律知識ゼロからのスタートにあたって 他
一応法学部に所属していたものの、法律討論会に参加するまで真面目に勉強したことがなく、LECで学習を開始する学部3年次まで法律知識はほぼゼロの状態でした。先輩方から「法科大学院入試は3年生から始めても十分間に合う」という話を聞いていたとはいえ、周りの友人たちからは大分遅れたスタートだったので不安は小さくありませんでした。LECの講座のペースに合わせて学習を進めることで、効率的に勉強できたことが何とか法科大学院入試を切り抜けられた要因だと思います。
合格までの道のり
予備校の中でもLECを選んだ理由は、学部4年で予備試験に最終合格した先輩を始め多くの優秀な先輩方がLECを受講していたことと、他の予備校に比べてリーズナブルな価格であったことの2つがあります。リーズナブルな講座で実績を残した先輩方が身近にいたことで、LECは信用できる予備校だと考えました。
LECの講師は、「答案で使える知識」にこだわって講義してくれます。入門講座でも常に「実践」を意識してくれるため、法科大学院入試まで時間のなかった私にとって非常にありがたかったです。また、LECのテキストは基本事項をよくまとまっており、法科大学院入学後も予備試験合格まで、LECのテキストを勉強の指針、知識の基礎、として活用しました。
私は、法科大学院入学後一年目までは予備試験を特に意識していませんでした。その理由は、予備試験に受かった先輩や同期をみて「とても敵わない」気圧されていたことにあります。しかし、法科大学院の最初の期末試験で惨憺たる結果を出してしまい、「今の意識では司法試験に受からない」と危機感を感じ、一念発起して予備試験合格を本格的に目指すことにしました。
10月頃から年明けまでに短答の過去問を一周し、その後は5月までは短答を中心に学習を勧めました。その際は、判例六法を用いて過去問に出てきた条文・判例を愚直に全てマークしていきました。非常に時間がかかるやり方でしたが、過去問の3周目を終えるころには、各科目とも問題を見れば関連条文や判例が浮かぶ状態になり、論文の力も相当上がった実感がありました。3周目以降は間違った問題を中心に演習を繰り返し、最終的には過去問を4周しました。
論文試験に当たっては、旧司法試験の演習を繰り返しました。その際には、20分間の答案構成のみにとどめ、その速さと精度を向上させることを意識しました。その理由は、私の場合、書くスピードを上げるよりも、答案構成の速さと精度の方が伸びしろがあると自覚していたからです。幸いにもこの作戦が当たり、本番ではどの科目も余裕をもって書ききることが出来ました。
口述試験は、論文の発表後に取り組みました。その際には、LECの口述模試に非常に助けられました。LECの模試では他の予備校の模試と比べて、試験官の方が時間をかけて丁寧に質問してくださるため、本番を前に非常に良い演習でした。口述試験で望外の評価を頂けたのもLECの口述模試のおかげだと思っています。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと
成功したと思うことは、早期から様々な勉強方法を試し、自分に合う勉強方法を模索したことです。法律の勉強方法は人それぞれなので、できるだけ多くの先輩や友人・後輩の話を聞いて自分に合う勉強方法を確立することが肝要だと思います。その際には、「ストイックな勉強仲間」を見つけて、出来るだけその人の生活リズムを真似るといったことも有用だと思います。
失敗したと思うことは、法律の勉強を開始した当初に予備試験を意識していなかったことです。いずれ司法試験を受けるのであれば、そこでは予備試験合格者と勝負することになります。そうであれば、勉強の初期段階から予備試験に本気で挑み、そのレベルを体感値として知っておくことが重要だろうと思います。そのことにもっと早く気づいていれば良かったと思っています。
今後の抱負
幸いにも予備試験に合格することができましたが、半年後に司法試験が迫っており中々落ち着いて喜べない心境にあります。油断することなく精進して、何としても司法試験合格を掴み取る覚悟です。
LECに通ってココが良かった!
LECにしてよかったのは、必要十分なテキストと講義で勉強の指針を示してくれたことです。特に迷走しがちな勉強の初期段階では、学習事項に悩むたびにLECの入門テキストに立ち返って学習の方向性を修正していきました。そのことで、効率的な勉強をする姿勢が身についたと思っています。
そして、予備試験との関係でいえばLECの口述模試は特に素晴らしかったです。試験官の方がマニュアル的な質疑応答に終始せず、時間をかけて受験生に応じた質問を心掛けてくださっていることが良くわかる非常に質の高い模試でした。口述試験はその合格率の高さに反して、非常に緊張する特殊な試験です。口述試験を何とか突破できたのはLECの口述模試のおかげだと思っています。