七科目を全て一人の先生が教えてくださるという点が良い!
水野 雄介 さん
年齢 | 22歳 |
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略歴 | 兵庫県出身。 大阪大学法学部在学中に、司法試験合格を目指しLECの入門講座(赤木クラス)受講開始。 2015年東京大学法科大学院、大阪大学法科大学院合格。 2016年東京大学法科大学院入学、司法試験予備試験合格。 |
受講歴 | 入門講座、論文基礎力養成答練、論文力完成講座(講義編、演習編)、予備試験論文演習、予備試験法律実務基礎講座(講義編、演習編)他 |
水野 雄介さんのある一日
時間 | 行動 | 詳細 |
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7:00 | 登校、自習 | 普段は6時に起床します。 |
8:00 | 講義 | 講義のない時間は大学院の自習室で勉強しています。 |
9:00 | ↓ | |
10:00 | ↓ | |
11:00 | ↓ | |
12:00 | 昼食 | |
13:00 | 自習 | 自習は、授業の予復習と、試験対策の勉強です。 |
14:00 | ↓ | |
15:00 | ↓ | |
16:00 | ↓ | |
17:00 | 講義 | 講義は平均して2コマ/日ぐらいです。 |
18:00 | ||
19:00 | 夕食 | |
20:00 | 自習 | 夕食後も、自習室が閉まるまで自習です。 |
21:00 | ↓ | |
22:00 | ↓ | |
23:00 | 帰宅 | 登下校時や帰宅後は、法律とは直接関係のない勉強をしたりもします。 |
0:00 | ||
1:00 | 就寝 |
予備試験受験、法曹を目指したきっかけ
法学部に入学した当初は、法律の勉強自体には興味はありましたが、将来の仕事として法曹になるということはまだあまり意識していませんでした。ですが、一年間ほど法律の勉強を(入門レベルとはいえ)していく中で、法学のおもしろさを知り、もっと本格的に学びたい、せっかくだから司法試験合格を目指そう、と思うようになりました。それと同時に、弁護士の先生方とお会いしお話しする機会をいくつか得たことで、特に弁護士という職業に魅力を感じ、弁護士になることを具体的に目指し始めました。
合格までの道のり
司法試験を目指す上で予備校を利用することにしたのは、司法試験も資格試験である以上、その道のプロから何をどのように勉強すべきかを教わることで、より効率的に学習を進められると考えたからです。また、継続して勉強する習慣を身に着けられるよう、通学コースを選びました。実際には、大学の試験期間など、思うように勉強が進められず授業についていくので精一杯という時期もありましたが、一年間の入門講座で得た知識や思考方法は、その後の勉強を進める上での大きな基礎になりました。
予備校を選ぶ際、LEC以外の予備校にも説明を聞きに行ったりしましたが、最終的にLECを選んだのはいくつかの理由があります。まず、入門講座では民法から行政法までの七科目を全て一人の先生が教えてくださるという点が良いと感じました。先生によって試験勉強や法律そのものに対する考え方、向き合い方は微妙に異なるでしょうから、一人の先生から全科目を通じて一貫した講義を受け、その思考法を身に着けることが何よりも重要だと思ったからです。また、毎週生講義というのは、疑問があればすぐに先生に直接質問することができ、同じクラスの受講生と切磋琢磨できるというすばらしい環境でもありました。そして、事前説明会にあたって、講師の赤木先生とお話しできたことで、先生の人柄を知ることができ、赤木先生の下で司法試験合格を目指していきたいと思ったことが何よりも大きかったです。
入門講座を終えた後の勉強も、基本的には基礎をより確固たるものにするという方針を貫き、それは法科大学院や予備試験に向けた勉強でも特に変わりはありませんでした。テキストに書いてあることと、講義で先生がおっしゃっていたことを何度も復習し、正確に理解した上で頭に入れるという作業が主なものです。問題に対して答案を書くということももちろん重要ですが、個人的には、テキストや自分のノート、論完等の参考答案(良いものも悪いものも)などを読み込み、思考の流れを自分の中に落とし込むという勉強に一番時間を割きました。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと
洗練されたテキストと講義のおかげで試験対策にかかる時間はきわめて短縮されているとはいえ、膨大な条文・判例知識を頭に叩き込むには、それなりの時間が必要です。学部時代の私は、根本的に勉強時間が足りていなかったと思います。やみくもに長時間勉強してもあまり意味はありませんが、必要な時間をしっかり確保して、その間は集中して取り組むということが欠かせません。また、演習などを通して、自分は何ができていて何が足りないのかという現状把握が不十分だったため、勉強の方向性を見誤ることがたびたびありました。法科大学院入試後は特にその点を反省して、勉強を進めています。
今後の抱負
法科大学院入試、予備試験を乗り越えることができましたが、まだまだ本当に道半ばです。今はとにかく目の前の司法試験をしっかり見据えて、確実に一回で合格できるよう学習を継続していきます。予備試験では、できたところよりもできなかったことの方が多かったので、浮き彫りになった問題点・不足部分を見直し、司法試験までには確実につぶしておきたいと思います。
LECに通ってココが良かった!
LECの講座で何よりも良かったのが、入門講座です。LECの入門講座は、単なる知識のインプットにとどまらず、その後のあらゆる問題を解くために必要な思考法のエッセンスが詰まった講座だと言えます。特に、私が教わった赤木先生は、入門講座の最初の授業から「条文至上主義」「当事者目線」という思考の起点の重要性を繰り返し説かれ、それを徹底して実践するという形で各科目の授業を展開されました。この思考法をベースに学習を進めていったおかげで、いわゆる論点の論証を丸暗記することなく、すべての知識を関連して積み重ねることができ、学習の効率もアップしました。
予備試験に関して言えば、特にLECの口述模試は本番さながらのクオリティで、非常に訳に立ちました。本番前にあの独特の緊張感を味わえたのは貴重な経験となりましたし、最後に背中を押していただけて、自信を持って試験に臨むことができました。