入門講座のテキストがとても理解しやすく、講師の解説が非常に分かりやすい!
G・N さん
年齢 | 54歳 |
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略歴 | 同志社大学法学部卒業、その後就職、 2016年司法試験予備試験最終合格 |
受講歴 | 入門講座、予備試験全国短答ファイナル模試、口述模試他 |
G・Nさんのある一日
時間 | 行動 | 詳細 |
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6:00 | 起床 | |
7:00 | 朝食 | |
8:00 | 勉強 | 2時間程度、論文の勉強中心 |
9:00 | ||
10:00 | 出勤・仕事 | |
11:00 | ||
12:00 | 昼食 | |
13:00 | 仕事 | |
14:00 | ||
15:00 | ||
16:00 | ||
17:00 | ||
18:00 | 帰宅 | |
19:00 | 夕食 | |
20:00 | 勉強 | 3時間程度、論文の勉強中心 |
21:00 | ||
22:00 | ||
23:00 | 就寝 | 睡眠時間は7時間確保 |
0:00 | ||
1:00 |
予備試験受験を目指したきっかけ
もともと旧司法試験を受験していたのですが、制度改革で合格者が急減してきて、このままでは合格は難しいなと思い、勉強を断念していました。
ところが、予備試験ルートの司法試験合格率がとても高いことを知り、もう一度やってみようかと思いました。
合格までの道のり
- 1.そもそも私は旧司法試験を受験していましたので、予備試験の勉強は旧司法試験の勉強にさかのぼることになります。
- 社会人だったので基本書を一から読むことはやめて、入門講座を受講しました。LECの講座は分かりやすいということで評判が高かったからです。
私は、旧司法試験の論文試験を複数回受けていたので、予備試験の基礎的な法知識や論文作成能力は十分にあると思っていました。これも、論文基礎力完成講座やファイナル答練を受講させていただいたお陰だと思っています。 - 2.短答式試験対策
- 旧司法試験では3科目だったのが予備試験では一般教養科目も含めて8科目になります。勉強開始する前は、科目数の多さに不安感を持っていましたが、いざ過去問を解いてみると、基本的な問題ばかりで、旧司法試験のような難解さはないため、過去問をしっかりやっておけば問題ないと分かりました。そのため、私は過去問を各肢まで理由も含めて理解するように務めました。その際LECの『完全整理択一六法』に書き込みをして何度も読み返して知識の定着を図りました。これはかなり効率が良かったです。
- 3.論文式試験対策
- 旧司法試験の論文試験を受験していしましたが、予備試験の論文対策は、そのままではだめなので、過去問を研究して、科目ごとの傾向に配慮するようにしていました。
特に、憲法は形式面(原告、被告、あなたの主張)で旧司法試験とかなり異なりますので、まずは形式面の体裁を保つようにつとめました。また、刑法や刑事訴訟法は特に事実認定やその事実の評価が求められますので、過去問でどの事実を拾い上げ、どう評価すべきなのかを研究しました。 - 4.口述試験対策
- LECの『完全整理択一六法』を中心に知識の確認を行いました。また、LECの口述模試を受講しました。本番の刑事は塩対応(試験官の対応が厳しい)といわれていましたが、LECの刑事の模試はそれに近いものがありましたので、試験前にとても良い経験になりました。
条文素読が大事ということで、試験会場でも予備試験用六法を読んでいる人が多くおられました。私はLECの『完全整理択一六法』だけを持っていき付箋を貼った部分を中心に知識の確認をしていました。こちらの方が択一や論文知識の確認もできとても役に立ったと思います。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと
失敗したことは、予備試験は旧司法試験にはない科目として、実務基礎科目と一般教養科目があります。特に実務基礎科目は2科目分(100点)の配点がありますので、この科目を攻略することに全力をあげるべきでした。私は、この対策が遅れたことが原因で、予備試験を合格するのが遅れた(4回目)ように思います。
実務基礎科目の攻略のポイントは、事前準備ができる部分(要件事実、刑事手続法など)を徹底して準備しておくことと、本試験での問題の解き方に注意することだと思います。
出題傾向が年によって大きく異なることがあり、また問題のボリュームがあるのでどうしても時間不足になりがちです。そこで、両科目とも答案構成を先に済ませておくことがいいと思います。そうすることで、今年もそうでしたが、刑事の問題ですぐに書くべきことが思いつかず答案構成を保留にした小問がありました。
そのため民事の答案を早く書き上げて、刑事の答案の再構成をする時間を確保しようと思いながら民事の答案を書いているときにひらめくものがあり、刑事の答案構成に活かすことができましたし、答案を書き上げる時間的余裕もありました。とにかく、時計を何度も見て残り時間を計算していました。
また、知識の習得としては私も受講しましたがLECの法律実務基礎講座(民事・刑事)をおすすめします。実務基礎は範囲が膨大なので、独学よりこうした講座受講が効率的でした。内容も必要十分でした。もっと早く受講すべきでした。
成功したことは、一般教養科目対策です。過去問を研究して、合格者の答案を分析すると、答案作成のコツが分かってきます。これは、超短時間で習得できますので対策するべきです。ポイントは、出題文の理屈を早く見つけて、法的三段論法的に書くことです。
LECに通ってココが良かった!
入門講座のテキストがとても理解しやすかったことと、講師の解説が非常に分かりやすいことです。また、答練の解説も分かりやすく、自分の弱点を把握するのに役立ちました。 口述模試は、本番の予行演習として役立ちました。