ロースクール合格に至るまで
T・Y さん
| 年齢 | 21歳 |
|---|---|
| 大学 | 中央大学（法学部法律学科）4年 |
| 合格校 | 東京大学法科大学院（既修） 慶応義塾大学法科大学院（既修） |
| LEC受講歴 | 入門講座が含まれる予備試験・法科大学院対策向コース（入門講座・論文基礎力養成答練他） |
※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。
法曹を目指したきっかけ
曹を目指したきっかけは、大学が法学部であったこと、特にやりたいこともなかったので、難しい試験に挑戦してみるのもいいかなと思ったこと、年収や社会的なイメージがいいこと、が挙げられます。このように、明確に法曹を志望する動機はなかったので、大学四年生になるまでに、民間への就職もいいのではないかと思い、法曹以外の進路も検討していました。そこで、インターンシップにも参加しました。それでもなお、法曹を志望したのは、勉強をしていくうちに、弁護士になってみたいという考えが強くなったからです。というのも、今は、インハウスロイヤーとして、弁護士として企業で働くことも可能であり、新卒で民間企業に入らなくとも、弁護士となってからでも民間企業に入れること、又、勉強を続けることで、司法試験に合格するための見通しが大体ついてきて、目指しても大丈夫ではないかと考えたからです。
合格までの道のり
LECを選んだ理由
LECを選んだ理由としては、立地の良さ、大手であり内容がしっかりしているだろうということ、他の予備校に比べ、料金が安く、又ローンの手数料負担キャンペーンがあったという点が挙げられます。他の予備校や大学の法職講座も検討しましたが、やはり、家から徒歩で通える立地は最高の魅力でした。スタッフの方の対応も良かったです。
仕事や学業、家庭の両立のコツ
私は、大学生だったため、比較的勉強の時間をとることができました。講座は全て通信だったので、時間に拘束されることはなく、好きな時にバイトをし、好きな時に遊ぶことができました。もともと、司法試験を目指すにあたり、時間がかなりかかることは予想していたので、バイトのシフトは最小限度に抑えました。大学に関しては、とにかく効率的に単位を取るよう心がけました。そして、大学の試験対策もLECの自習室でやりました。バイトや大学の試験、遊びと勉強の両立はそこまで苦労しませんでした。
合格された法科大学院を選んだ理由、法科大学院別にどのように対策したか
司法試験を目指すにあたって、とりあえず、予備試験の合格を目標としました。そして、ロースクールは予備試験がダメだった場合の保険として受験し、志望校選びは、上から選びました。結果的に予備試験には合格できませんでしたが、予備試験の勉強をしていれば、ロースクール入試はそこまで難しいものではないと思います。確かに、適性試験やトイック、学部成績、ステメン等法律科目以外芋やることはありますが、どれもそこまで負担になるものではありません。具体的には、適性試験はコースに入っていた適性試験対策の講座を年明け後に受講し、トイックは特に対策せず2度受験、ステメンは一校当たり約3時間程度で仕上げました。ほとんどの時間は法律科目に費やしました。法律科目に関しては、コースの講座の受講とその問題演習を行っていました。上記の通り、予備試験を目指していたのですが、ロー入試が控えていることや、予備試験の難関は論文式試験であることから、ほとんどの時間を論文対策に充て、短答は予備試験の直前に行う程度でした。LECに通ったのは大学一年の冬でしたが、本格的に通うようになったのは、大学二年の秋くらいからでした。具体的な勉強時間は、一年生の時には一日平均1時間、二年生の時には一日平均3時間、三、四年生の時には6時間程度だったと思います。
受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」
失敗したことは、大学在学中に予備試験に受からなかったことです。その原因としては、やはり勉強時間が足りてなかったのではないかと考えます。本来であれば、一日十時間程度は勉強に充てなければいけないのに、なんだかんだ、大して勉強していませんでした。毎日昼過ぎ起きてだらだらと支度して、予備校に通い、飲みに誘われればほぼ行っていたので、このようなことになりました。予備試験に合格するためにどの程度勉強すべきかは把握していたにもかかわらず、怠惰な生活を抜け出せずにいました。今後は、きちんとメリハリをつけた生活を送りたいと思います。
成功したことは、とりあえずロースクールに合格できたことと、自分の問題点が把握できたことです。就職せずに司法試験を目指すというのは、結構リスキーな事なので、予備試験を目指しつつも、最低でも上位ローに合格しなければならないと考えており、東大ローに合格てきたのは、ひとまず安心できました。又、上記の通り、生活がかなり乱れていたので、今後はメリハリをつけて、生活すべきだと、予備試験に落ちたことで認識させられました。
LECに通ってここが良かった
LECはまず、講座の質が高いと思います。特に、入門講座はレベルが高く、講義もわかりやすく、何をどれだけやればいいのかということを把握することができ、勉強の指針が立てられました。そして、コースには模試や大学院対策講座も含まれていたため、安心して、勉強することができました。又、学習環境が最適でした。毎日自習室が用意されており、スタッフの方の対応も良く、快適に勉強することができました。司法試験に合格されているスタッフの方には勉強の相談もさせていただき、助かりました。
今後の抱負
今後の抱負としては、とりあえず、予備試験に合格することです。そして、なるべく早く司法試験に合格したいです。それと同時に、将来のビジョンを模索したいと思います。というのも、弁護士になったとしてどう働くのか等、司法試験はあくまでも試験でしかないので、その後のこともしっかりと考えたいと思います。これからは勉強はもちろんですが、視野を広げて色々なことを考えていきたいと思います。
