2017年度合格
D・Tさんの合格体験記

法曹を目指したきっかけ

定年に縛られずに長く幅広くできる仕事を考えた時に弁護士という職業が理想という考えに至りました。法曹制度改革が求める多様な人材とは、勉学のみならず、社会人として得た知見を最大限生かす人材であると思っております。

合格までの道のり

LECを選んだ理由

私はサラリーマンのため、通学は難しく、スキマ時間を使える通信講座をまず探しました。中でも知名度やホームページ情報の充実度からLECを選びました。受講者が比較的多いため、模擬試験では自分の立ち位置がよく分かりました。

仕事や学業、家庭の両立のコツ

手始めに、憧れである多彩な弁護士の著書を読み漁り、自分の目標を明確化しました。忙しい合間にLEC講座を受講をするモチベーションになったと思います。勉強で心がけたのは、土日にまとめて、ではなく、なるべく平日にも分散して学習することにより、記憶や社会問題への興味を定着させることに努めました。

合格された法科大学院を選んだ理由、法科大学院別にどのように対策したか

社会人が通える唯一の国立大学であること、説明会で参加して感じた先生方の雰囲気、学生の出身学歴が高いこと、他大学と比しても万全の学習環境が整っている点です。志ある者には門戸が開かれている、といった印象です。他校は受験していないので、個別の受験対策はしておりません。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

あまり、まとめて勉強せずに、期間をかけて小論文の書き方を体得するよう心掛けました。添削をもとに、自分の思考の偏りに気付くとともに、小論文対策の本を数冊読み、法科大学院の小論では何が求められているのか理解するよう努めました。小論文はルール通りに書くものであり、人生最高のマスターピースを書く必要はないというアドバイスがとても参考になりました。

LECに通ってここが良かった

全12回、同じ先生が添削して下さったため（偶然かもしれませんが）、指摘される個所の共通性が分かり、改善に努めやすかったです。褒められた点はやはり嬉しいものであり、モチベーション継続に有効でした。また、全12回の問題文も内容が為になるものであり、受験を離れても、自分の問題意識を高めることができたと思います。

今後の抱負

働きながらの通学はかなりハードな生活となることが予想されますが、LECで歩みだした第一歩を無駄にせずに、夢をかなえるべく精進しようと思っています。私は通信のみでしたので、受験層をよく理解しておらず、適性試験時に雰囲気にのまれた面がありました。時間のある方は通学をすることで、他者から良い刺激を受けるのではないかとも思います。