LECは受講生を全力でサポートしてくれるので、選んで正解でした!
仲野 正修 さん
年齢 | 22歳 |
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略歴 | 神奈川県出身。慶應義塾高等学校卒業。 2013年4月 慶應義塾大学法学部法律学科入学。 2016年 明治大学法科大学院既修者コース合格(学費全額免除) 2016年 中央大学法科大学院既修者コース合格 2016年 慶應義塾大学法科大学院既修者コース合格 2016年 早稲田大学法科大学院既修者コース合格(学費半額免除) |
LEC受講歴 | 入門講座、論文基礎力養成答練、論文力完成講座(講義編、演習編)、予備試験法律実務基礎講座(講義編、演習編)、個別大学院対策講座他 |
法曹を目指したきっかけ
そもそも、私が法学部法律学科に進学しようと決めたきっかけは、高校の選択科目で法律学入門という授業と出会ったからです。私は理系科目の方が得意だったので、当初は経済学部や理工学部に進学しようと思っていました。
しかし、この法律学入門という授業の課題として課されたレポートで、満点越えの評価をいただき、自分は法律学が一番向いていることがわかったことから、法学部法律学科に進学することにしました。
また、漠然と専門的な職業につき、社会に貢献したいと思っていたこともあったので、国家資格の中でも最難関である法曹を目指すことにしました。
合格までの道のり
私は、1年生の9月にLECに入学しました。まずは、どの予備校に入学するか決めるために、LECのWEB体験講義や他の予備校の体験講義を受講し、最終的にLECが一番よかったためLECを選ぶことにしました。選んだ理由は、講義の進行スピードが速く、かつ、講師の口頭の説明も量・質ともに、格段に他の予備校よりも良かったからです。そして、講座の価格も他の予備校に比べて安く、また兄や父もLEC生であったことから、割引をしてもらえたことも理由の一つです。
テキストも講師作成のオリジナルのものだったので、試験に出るポイントがわかりやすく説明されており、また、とてもコンパクトにまとまっていて、他の予備校のテキストよりも、大変使いやすかったことも魅力的でした。また、オリジナルテキストは毎年アップデートされているため、情報が最新のものであるので、安心して学習することができました。友人が通っている他の予備校ではテキストがアップデートされていないことが多いと聞かされたことから、自分はLECを選んで本当によかったと思います。
本格的に法科大学院入試を意識し始めたのは、3年の6月ぐらいでした。2年生のときは入門講座を聴くとき以外は遊びほうけており、論文答練が溜まってしまっていたので、まずは答練を消化し始めました。最初は全然わからず、ペンが全く進まなかったので、論証集や論文問題集を見ながら解いていました。本当に何もわからなかったときは、諦めて解説を読み、解説を一旦閉じて、思い出しながら答案を書いていました。
ほぼカンニング状態で答練を受けていましたが、書かないよりはマシだろうと自分に言い聞かせながら、論文答練を3年の3月までに全て消化しました。今にして振り返っても、たとえテキストや解答解説をカンニングしたとしても、論文の書き方をしっかりと身に着けることができたので、とても有効な勉強方法だったと思います。
そして、論証集も6月くらいから読み進めました。論証集でわからない部分があったら、入門講座を聞きなおしたり、基本書で調べたりしていました。調べたことは論証集の余白にメモをして、論証集をカスタマイズすることで、自分が一番わかりやすい論証集を作成していました。このように、論証集のわからない部分は、そのまま丸暗記するのではなく、わかるまで調べたり、考えたりするという理解重視の勉強をするように意識しました。
また、一旦理解しても瞬時に論証をはきだせなければ、試験では使いこなせないので、論証集を何回も読み込み、論証を覚えました。具体的には、法科大学院入試までに各科目10周くらい読み込みました。特に、刑法については、大学の授業で新司法試験を解いていたこともあり、15周以上は読み込みました。もっとも、論証集を一字一句完璧に覚えることはできないので、論証のキーワードを中心に覚えるようにしました。
論文問題集を解き始めたのは、3年の夏休みからです。論文問題集は典型問題が過不足なく掲載されていたので、論証集で理解した知識を適切にアウトプットできるかどうか調べることができました。論文問題集は各科目3周くらい解きました。
法科大学院の過去問を解き始めたのは、4年生のときで、適性試験の第1回目が終わってから、友人2人と自主ゼミを組みました。毎週2年分を各自で事前に解いてきて、週一回どのようなことを書いたのか検討しました。そして、受験する各大学院最低5年分は解きました。友人2人は、予備試験短答に合格していたため、心強かったです。自分一人だけだと過去問を解くことをサボってしまうこともあると思うので、友人たちと一緒に過去問を検討することは、とても有意義だったと思います。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと
「失敗した」と思うことは、暗記が嫌いだったため、予備試験短答の勉強を全くしなかった点に尽きます。
私の周りの友人は優秀な人が多く、4年のときに、ほとんどの友人が予備試験短答に通ったので、かなり悔しかったです。自分も予備試験合格を本気で目指して勉強すればよかったと思います。また、私立の法科大学院では行政法が試験科目になかったことから、行政法に全く力を入れなかったことも「失敗した」点だと思います。
「成功した」と思うことは、民事系科目に苦手意識があったのですが、民事訴訟法のゼミに入ったことで克服できたことです。
刑事系科目が好きだったので、当初は刑事系のゼミに入ろうと思っていましたが、好きな科目はゼミに入らなくても勉強するだろうと思ったので、苦手な民訴法を否が応にも勉強する環境に置くために民訴法のゼミに入ることにしました。そして、ゼミで民訴法をしっかりと学習した結果、法科大学院の過去問を添削してくださった先輩に、「民訴は受験者上位レベル」と評価してもらうことができました。得意科目を伸ばすよりも、苦手科目をなくすことが、合格の勝因であると思います。
今後の抱負
法科大学院に進学しますが、予備試験合格を目指したいと思います。予備試験に合格するレベルであれば、司法試験も上位で合格することができると考えているからです。そして、法科大学院合格に満足することなく、司法試験合格を目指すために、今から司法試験の過去問を友人と解くことにしました。法曹という専門家として社会に貢献するという夢を叶えるために、まずは司法試験に一発上位合格するために、これからも頑張っていきたいと思います。
LECに通ってここが良かった!
先ほど述べた通り、LECは質・量、情報のアップデート、価格、講師や事務の方の受講生に対する熱意など、全ての点で素晴らしかったです。また、他の予備校ではコース・パックの講座以外に、毎年オプションとして答練や模試などの講座を受講生に取らせたりするようですが、私はLECで最初に支払ったコース・パックの講座以外では、個別大学院対策講座(中央大学編)一つしかオプションで購入していません。このようにLECは低価格で、合格に必要な講座のみを提供してくれます。