LECの良かったところは教材、授業の質の高さ!
A・Y さん
年齢 | 22歳 |
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略歴 | 東京都出身。 慶應義塾大学法学部2年生在学中に弁護士を志す。 2016年 中央大学法科大学院(既習者コース)合格 2016年 慶應義塾大学法科大学院(既習者コース)合格 |
LEC受講歴 | 入門講座、論文基礎力養成答練、論文力完成講座(講義編、演習編)、適性試験対策講座他 |
法科大学院入学を目指したきっかけ
私は元々、法曹志望ではなく4年生になったら就活をして一般企業に就職する予定で大学に進学しました。そのため法学部に進学したのも深い理由はなく受験の難易度が高いからというものでした。このような経緯から、大学入学当初は法律の講義にも全く興味はわかず、バイトとサークルに明け暮れていました。
しかし2年生になりこのまま頽廃的な生活を送ってはダメだと一念発起し法科大学院経由での司法試験受験を決意しました。
法科大学院合格までの道のり
私は上記のような事情から法学部生ではあったものの、法律知識はほぼ皆無であったところ、司法試験を目指す先輩にLECの講座を勧められ受講を決めました。LECの講座の受講をすることにしたのは内容、実績に定評があり、また私は通信クラスを受講したのですが、自分のペースで授業が聴けることも大きかったです。
受講を開始したのは2年生の8月からで最初の半年は一日2、3時間の程度で柴田先生の基礎講座をひたすら聴きました。ただし、塾のバイトが週三回ほどあったりしてなかなかまとまった時間を取るのが難しかったです。そこで、3年生になってからはバイトも時間の融通が利く家庭教師に切り替え、講義を聴きつつ論文式の答案を書く訓練をしました。3年生の間は一日4、5時間の程度で勉強していたと思います。
4年生になるといよいよ入試に向けた準備が本格化し、基本は論文の勉強をしつつも適性試験の講座も受講しつつ本番に備えました。4年時は大学の授業自体がほとんどなかったこともあり、一日当たり7、8時間は勉強に充てていたと思います。基本的に受講したLECの講座の教材を読み直し、解き直した上で受験する大学院の過去問を解くという作業をひたすら繰り返していました。
結果的に受験した大学院のすべてに合格でき、LECの講座でやってきたことは間違っていなかったと改めて実感しています。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと
- まず成功したと思うことですが、手を広げすぎなかったことにあると思います。勉強をしていると不安になり、試験直前期などはやみくもに知識を増やそうとして色々な参考書に手を出したりしてしまいがちです。しかし私の場合はLECのテキストと市販の論証集のみを何周も見直すことをやっていました。結果として必要な知識が十分に定着できたと思っています。
- 続いて失敗したと思うことですが、演習不足であったのではないかと思っています。私は上記の通り、知識面の定着に関しては必要な時間を割けたと思っていますが、なにぶん法曹を志すのが周りの友人よりも遅かった分、問題を解き、実際に答案を作成する作業が足りていませんでした。頭で知識、論証が出てきてもそれを上手く文章に起こせない、ということを試験中に痛感させられました。結果として予備の論文では数点足りず不合格になるという苦杯を味わいました。
今後の抱負
法科大学院入学は法曹になるための過程に過ぎないため、ここで立ち止まらず来年の予備試験またその先の司法試験、そして自分自身が志す法曹像に一歩でも近づけるように努力を継続したいと思っています。
LECに通ってここが良かった!
LECの良かったところは教材、授業の質の高さだと思っています。
法律の教材というと分厚く、専門用語が多く理解が困難と私は思っていたのですが、柴田先生の入門講座の教材はコンパクトで、非常にわかりやすく、初学者でも容易に理解できるものです。それにも拘らず、試験合格に必要なだけの知識、情報は網羅されおり、効率的に基礎知識の習得ができました。他にも論文力完成講座は旧司法試験、法科大学院入試の良問を中心とした網羅性の高い講座で、これによって論文式を解くための方法を効率的に学べました。少なくとも法科大学院入試レベルなら論文力完成講座のテキストの内容を抑えれば余裕をもって解答できると確信しています。
また、講師の方々による授業は非常に面白く、わかりやすく、私のように通信講座での映像授業のみの受講者でも理解に困ることはありませんでした。映像授業だと自分のペースで受講でき、また途中で止めて聞き直したり、速度を上げて聞くことができることも利点だと思います。