しっかり予定を立てて勉強をしていけば追いつけると思い、まずはロー受験までの大まかな予定を立て勉強をしました
Yamashita Daiki 山下 大樹 さん
年齢 | 22歳 |
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職業 | 学生 |
学歴 | 中央大学 法学部 4年生 |
適性試験のスコア |
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英語のスコア |
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法科大学院入試受験履歴
年 | 月 | 試験名と合否 |
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2012 | 9 | 中央大学法科大学院既修者コース 合格(学費全額免除) |
2012 | 9 | 早稲田大学法科大学院既修者コース 合格(学費全額免除) |
2012 | 11 | 東京大学法科大学院既修者コース 合格 |
一日のスケジュール
時間 | 行動 | 詳細 |
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7:00 | 起床して朝ごはんを食べる | |
8:00〜 | 大学で勉強開始 | |
11:00 | 昼ごはんを食べる | |
12:00〜 | 勉強 | |
16:00 | 夜ごはんを食べる | |
17:00〜 | 勉強 | |
20:00 | 軽く夜食を食べる | |
21:00〜 | 勉強 | |
23:00 | 勉強終了して夜食を食べる | |
0:00 | 就寝 |
合格までの道のり
私は、2年生の終わりから本格的に勉強を始めました。中央大学では一般的に1年生から本格的に勉強を開始する人が多いのですが、旧司法試験も終わり、法科大学院に行こうと思っていたのでそんなに急ぐことはないと思い、周りよりも勉強の開始が遅くなりました。
勉強を開始したときは、友達との差がすごく広がっていることに気づき焦りましたが、しっかり予定を立てて勉強をしていけば追いつけると思い、まずはロー受験までの大まかな予定を立て勉強をしました。
具体的にはまずは1ヶ月で1つの法律のインプットとアウトプットを大まかにやろうと思い、各教科1ヶ月でC-Bookを一周読み、えんしゅう本をやることにしました。そして、6ヶ月弱で一通り六法を回したあと、同じ要領で今度は各教科1ヶ月で基本書を読みスタンダードで旧司法試験の問題を解きました。
この時点である程度の答案は書けるようになったので、その後3年の9月からは11月の法学検定2級に向けて択一の勉強を始めました。これと同時に各教科の判例百選を潰すことや各教科演習書を6ヶ月弱かけてやりました。
また、年明けに予備試験を受験することを決め1月から予備試験用に肢別本を1周やりました。あとは適性試験の2部が苦手であったため1月から毎日10分くらいですが時間を取って2部の問題演習を行いました。
そんなこんなであっという間に予備試験まで時間が過ぎていったように思います。そして、自己採点で予備試験の択一は合格しているだろうと思い、自己採点後は予備試験論文試験に向けて実務科目の勉強等に時間を割きました。
ただ4年の4月からは適性試験やステートメントや予備試験や既修者試験やロースクール受験に追われ自分で時間を作って勉強をすることはあまりできなかったように思います。
TOEICは3年になってから連続で4回くらい受験しました。勉強法は公式問題集をひたすら解いていました。
適性試験は2部のみ専用の問題集を解きましたがあとは過去問をやりました。ただ過去問は2003年から全てやりました。
既修者試験については予備試験に向けた勉強で知識は十分入っていると思ったので、過去問を5年分くらいやったのみです。
ロースクール試験の過去問は3年の9月頃から友人と週一から二でゼミを組んで、みんなで一緒に解き、検討をするという方法で潰していきました。結局各ロースクール5年分くらい潰したのだと思います。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」思うこと
失敗したことはたくさんありますが、最も失敗したなと思うことは、試験当日問題を読み間違えたことです。気をつけてはいたのですが、中央大学法科大学院の受験では民法の問題文を読み間違えまるまる1つ論点を落としました。
また予備試験でもたくさんの問題分の読み間違いをしてしまいました。確かに試験時間は短く問題文をじっくり読む時間はありませんが、あせらず丁寧に読めればと思います。
あとはGPAがあまりよくない点も失敗したなと思います。1、2年時は勉強しておらず学部の成績も良くなかったためGPAを挽回するのにかなり苦労しました。
成功したと思うことは、各教科1ヶ月と割り切ってインプットとアウトプットを行い、結局受験までに各教科3回インプットとアウトプットを別の教材を使ってできたことです。これにより、知識が整理され自然と定着したのでよかったと思います。
今後の抱負
今年は予備試験論文試験で落ちてしまったので、来年こそは合格したいと思います。またその後に控える司法試験も見据えしっかりと勉強をし、司法試験にも合格したいと思います。