入門講座では身近な具体例を用いて説明してくれたのでとても助かりました
Tsuji Yuusuke 辻 悠祐 さん
年齢 | 22歳 |
---|---|
職業 | 学生 |
学歴 | 立命館大学 法学部 4年生 |
適性試験のスコア |
|
英語のスコア |
|
法科大学院入試受験履歴
年 | 月 | 試験名と合否 |
---|---|---|
2012 | 8 | 中央大学法科大学院既修者コース 合格 |
2012 | 9 | 立命館大学法科大学院既修者コース 合格 |
LEC受講歴
年 | 月 | 受講講座名 |
---|---|---|
司法試験完全サポートパック |
一日のスケジュール
時間 | 行動 | 詳細 |
---|---|---|
7:00 | 起床 | |
8:00 | 朝食 | |
9:00〜 | 自習室で勉強 | |
14:00 | 昼食 | |
15:00〜 | 勉強再開 | |
20:00 | 帰宅 | |
21:00 | 夕食 | |
22:00〜 | テレビなど | |
0:00 | 就寝 |
法科大学院入学を目指したきっかけ
私が法曹を目指したきっかけは、父親が弁護士にお世話になったことがきっかけです。その姿を見て、単純に弁護士に憧れを抱きました。私は、大学在学中に新司法試験に合格することを目標に司法試験の予備試験を受験しましたが、残念ながら短答式試験で落ちてしまったので法科大学院に進学することに決めました。
合格までの道のり
私は、大学入学当初から司法試験合格を目指して勉強を始めました。最初は、予備校が出版している参考書と基本書で勉強を進めていました。しかし、初学者には法律は難しく、限界を感じたために予備校に行く決心をしました。私が、数ある予備校の中でもLECを選んだ理由は、予備校が出版している参考書の中でもLECが出版しているC-Bookが優れていると感じたからです。
また、LECは予備校の中でも受講料が安かったのも大きな理由の一つです。私は、柴田先生の授業をインターネットで受講していたのですが、独学で理解できない部分も具体例を交えてわかりやすく教えていただいて本当に助かりました。わからないところは、フォロースタッフに質問することで疑問を解消できました。ちなみに私はフォロースタッフに200以上の質問をしたと思います。それだけ質問しても丁寧に答えてくれたので、フォロースタッフには本当に感謝しています。
基礎講座がある程度終わったところで、私は各教科の論点を自分なりにまとめることにしました。それはいわゆる論証パターンというものではなく、事案、その事案についての判例、学説をまとめたもので丸暗記の勉強ではなく理解する勉強をするように心掛けました。結果的に、行政法を除く6教科でWordで1650頁のノートを作りました。この論点をまとめたノートは受験の最後の最後まで役に立ちました。おそらく新司法試験の受験にも役立つことでしょう。
上位の大学院に合格するには適性試験で高い点数をとる必要があるということを聞いていました。私は、適性試験で150点しか取れませんでした。正直、この点数をとった瞬間「もう無理だ」と思いました。その後の勉強は本当につらかったです。しかし、無事に中央大学の法科大学院に合格することができました。確かに適性試験は重要です。しかし、法科大学院入試は法律科目が最重要視されます。ですので、適性試験で悪い点数をとったからといってあきらめるのではなく最後まで頑張ってください。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」思うこと
法律を勉強し始めた当初は、巷で出回っている論証パターンなどを丸暗記して勉強した気になっていました。しかし、それは大きな失敗でした。論証パターンなどを暗記しても理解していなければそれを使いこなすことなどできないし、役に立たないからです。
逆に成功したと思うのは、自分なりに各教科の論点をWordでまとめたことです。各教科の論点をまとめることは相当な時間が必要です。しかし、論点の理解は受動的な勉強ではなかなか身につかないと思うのです。ですから、ノートを作成するという能動的な作業を通じて論点を理解することは非常に有意義なことだと思います。
今後の抱負
法科大学院合格は、新司法試験受験のスタートラインに過ぎません。法科大学院に入学してからが本当の勝負だと思います。今の私には、長文の中から法的意味のある事情を拾うという能力が不足しています。大学院に入学してからはそのような能力に磨きをかけ、新司法試験を突破したいと思います。そして、市民生活の中で活躍できる弁護士になりたいです。
LECに通ってここがよかった!
初学者の私には法律はとても難しかったのですが、入門講座では身近な具体例を用いて説明してくれたのでとても助かりました。また、フォロースタッフにも大変お世話になりました。わからないときに質問できるというのは独学のときにはできなかったので、LECに通ってよかったなと思いました。
また、答案練習会は、勉強のペースメーカーになりました。具体的には、試験範囲の論点だけを勉強することで無理なくメリハリをつけて勉強することができました。答案練習会の問題の質・量ともに申し分なく、参考答案その他の資料(学説、判例等)も充実していました。答案練習会をすべて終えた頃には自然と基本論点が身につきました。
略歴
京都府出身。2009年に立命館大学法学部司法特修課程に入学。2013年に中央大学法科大学院に進学予定。