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2012年度合格
石橋 駿一さんの合格体験記

合格者

若くしてカリスマ性を有する先生の刺激を受けつつ勉学に励めたことを誇りに思います

Ishibashi Shunnichi 石橋 駿一 さん

年齢 22歳
職業 学生
学歴 岡山大学 法学部 4年生
適性試験のスコア
  • 1回目 190点
  • 2回目 191点
英語のスコア
  • TOEIC 760点
  • TOEIC(iBT)未受験

法科大学院入試受験履歴

試験名と合否
2012 9 岡山大学法科大学院既修者コース 合格
2012 12 大阪大学法科大学院既修者コース 合格
2012 12 神戸大学法科大学院既修者コース 合格
2012 12 京都大学法科大学院既修者コース 合格

LEC受講歴

受講講座名
2011 9 論文基礎力養成答練
2011 1 全国適性模試パーフェクト編
2012 5 全国的性模試ファイナル編
2012 9 ロースクール直前答練

一日のスケジュール

時間 行動 詳細
10:00 起床 朝食兼昼食
11:00 家を出る
12:00〜 友人と自主ゼミ 各法科大学院の過去問を60分で解いたのち、60分読み比べ議論します。
14:00〜 自習
18:00 夕食
19:00〜 自習
23:00 自習 図書館閉館
0:00 家事 運動したり、漫画を読んだりします。
1:00〜 自習
4:00 雑事 明日の準備、日記を書く。
5:00 就寝

法科大学院入学を目指したきっかけ

私が法曹を志したのは、工業高専2年の冬に「カバチタレ」という漫画を読んで、行政書士に憧れたのがきっかけでした。その漫画を通じて、社会には実際に多くの理不尽が存在し弱肉強食が不適法にまかり通っていることが多々あることを知り、衝撃を受けました。その後、しばらくして六法で読んだ憲法97条の人権不可侵の規定に感銘を受け、自分が一生をかけて携わりたいのはエンジニアではなく法律職だと動機づけられました。

そして高専3年次で中退したのち岡山大学の法学部に入学し、学部1年時に行政書士資格を取得したので、より職務範囲の広い弁護士として法律職に携わるべく法曹を目指しました。

合格までの道のり

学部2年、3年時は社労士や司法書士試験の勉強をしていたため、予備や法科対策を始めたのは3年の夏頃からでした。私は短期の司法試験合格を目指していたので、法科大学院対策は予備試験と並行して行っていました。

LECを選んだきっかけは、同じく法曹を志している優秀な友人が工藤先生の講座を受講しており、論文基礎力養成答練を勧められたからです。

私は金銭的理由で基礎講座を受講することができなかったので、①本試の形式に近い市販の問題集をインプットの軸にし、②論文対策基礎答練でアウトプットをしていました。
インプットに基本書ベースで学習されるのも悪くないと思いますが、細かい知識にとらわれて骨組みとなる法の体系的理解からかけ離れてしまったりします。

そこで設例のような具体的問題の中で、法律がどう用いられ、論証のような抽象的知識がどこで役に立つのか、ざっくりと把握するようにすれば理解が円滑に進むかと思います。 また、事例問題ではなにかしら利益が衝突していると思われるので、その食うか食われるかの関係を自らが当事者となったつもりでイメージしていました。

まったく同じ問題が出ることはないので、応用が利く知識を習得するためにはべたべたな暗記ではなく、常に問題意識を現実問題にひっかけて考えることが重要であると考えるからです。 加えて、論述試験で引用が必要な条文数、項、号、前後段は、ほぼ暗記していました。引用のために六法をめくる時間を短縮できますし、条文の配置が頭に入っていると法体系の整理に効果的であると考えるからです。

論文基礎力養成答練とロースクール直前答練では、前述のように問題集で習得した知識が本番で応用できるものとなっているか確認するのに有意義でした。 とりわけ後者は範囲指定なしの総合問題であり、添削も丁寧であったので、本番を見据えてインプット学習を続ける指針となりました。

LECの答練のようなアウトプットの学習は非常に重要です。マーク式試験と異なり、論述試験はあやふやな知識ではまともな答案が書けません。
したがって、時間はかかってもアウトプットの時間を必ず設け、何かしらの形で知識を吐き出し、正確な知識をもって類似概念や解釈と常に比較していくことが大切だと思います。

確かに大学院試験は多論点型の問題が多いです。しかし、法解釈は法典を越えて似通っていることが多いといえます。したがって、重要論点を含む総合問題を繰り返し解くことが重要であると思います。

受験勉強を通して「失敗した」「成功した」思うこと

各大学院試験を受験して「成功した」思ったことは、繰り返しになりますが一冊の問題集のみを用いて重要論点を含む総合問題を繰り返し学習したことです。 事例問題、一行問題の解き方は応用が効きます。具体的には、条文を軸に問題提起すること、趣旨から考えることです。また法解釈も応用が利くので、正確な知識があれば未知の問題でも筋の通った答案を完成させることができると思います。

逆に「失敗した」と思ったことは、LECでの答練の演習不足です。大阪大学の民法で長い事例問題が出たのですが、答案構成の練習をしてこなかったので混乱し、事実誤認して答案を書きあげてしまいました。答練は時間がかかりますが、アウトプットでの失敗をしないよう、経験則を積み上げて記録しておくといいと思います。

LECに通ってここがよかった!

論文基礎力養成答練では、私の大部分における論述試験に対する基礎的な視点や学習におけるメリハリが身に付いたといえます。また、担当講師の工藤先生は激務の中、睡眠時間を削って勉学・収録に挑んでおられ、AV越しに伝わるその身を削る講師としての気迫に、自分の努力がいかに底の浅いものであるかを日々気付かされていました。若くしてカリスマ性を有する先生の刺激を受けつつ勉学に励めたことを誇りに思います。

またロースクール直前答練では、複雑で構成の練られた未知の問題を解くことによって本試で求められる水準を把握でき、心構えをすることができました。 私の学習法の確立はLECの解説講義なくしては考えられず、幸運にも合格をつかみとれたのは一重にLECのお力添えがあったからです。本当に感謝しています。

略歴

島根県出身。工業高専在学中、社会正義実現を担う法律家としての生き方に憧れを抱き、高専を中退。翌2009年、岡山大学法学部に入学。2010年行政書士試験合格。同年、社会保険労務士試験に最年少で合格。2012年司法試験予備試験、短答式試験合格。同年、岡山大学、大阪大学、神戸大学、京都大学法科大学院に合格。京都大学法科大学院入学予定。

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