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2011年度合格
大谷 尚さんの合格体験記

合格者

受験勉強をする中で自分が今何をすべきなのかという指針にLECはなっていてくれました

Ootani Hisashi 大谷 尚 さん

年齢 22歳
職業 学生
学歴 神戸大学 法学部 4年生
適性試験のスコア
  • 219点
英語のスコア
  • TOEIC 610点
  • TOEIC(iBT)未受験

法科大学院入試受験履歴

試験名と合否
2011 9 中央大学法科大学院既修者コース 合格
2011 9 早稲田大学法科大学院既修者コース 予備合格(その後正規合格に繰り上がり)
2011 12 神戸大学法科大学院既修者コース 合格

LEC受講歴

受講講座名
2009 4 入門講座 柴田クラス
2009 4 論文基礎力養成答練
2010 4 既修者入試論文解析講座
2010 7 既修者入試論文答案練習
2011 1 既修者入試択一演習講座
2011 適性試験対策講座
2011 6 個別大学院対策講座(京都大学コース)
2011 6 ロースクール直前答練

一日のスケジュール

時間 行動 詳細
7:00 起床
8:00 ランニング 健康維持の日課にしてました
9:00 学校に向かう
10:00〜 答練検討 一週間で全科目に触れます。友人と行って切磋琢磨です
12:00 自習 検討結果の復習です
13:00 昼食
14:00〜 図書館で勉強 適度に休憩しながら2科目を目安として答練科目を中心にやります。徹底的なインプットタイム
19:00 夕食 自炊で息抜きを兼ねます
20:00〜 自主答練 次の日の検討用答案作成です
23:00 入浴 お風呂で一日を締めくくります
0:00 自由時間 パソコン・テレビ・ゲーム等
1:00 就寝

はじめに

私は、学部に入学したころから法曹への憧れを持っていたいのですが、何かそれに向けた勉強をしていた訳ではありませんでした。そんな中、2年生になった段階で友人がダブルスクールを開始したことをきっかけに、自分も何かやりたいと思いLECへの通学を開始しました。

私が住んでいた地域からは2つのLECに行ける状況にあり、生講義にも魅力を感じたのですが、勉強するにあたっては何より継続的に通うことが大切だと思ったので、30分圏内にある近いほうの本校での通信授業を選択しました。

合格までの道のり

まず、最初の1年間は入門講座柴田クラスを受講することで法律科目の全体像を掴むことができました。基本書は情報量が豊富なのですが、文章の理解に手間取ることが多いです。しかし、講義形式で耳から得る情報は感覚的な理解を生んでくれますし、私が受講した入門講座を担当してくださった柴田先生の分かりやすく、かつ核心を外さない説明によって感覚的ではあるものの深く理解できました。こうして、自分の中で法律学習のベースを作りました。

しかし、サークルやアルバイトなどの日常の中で論文基礎力養成答練は休みがちになりました。最終的には提出しましたが、今思えばこの段階で多少無理してでも知識を論文の形にする感覚を得ていたら、その後の学習の効率も上がったのではないかと思っています。

このように一定程度の知識を獲得したら、次は基本書の通読をしました。入門講座なので論点等に網羅的に触れることはできないし、その意味で豊富な情報に触れながら、法律的価値観や独特の言い回しに触れていきます。

この時、誰が書いた基本書を使用するかは友人と相談して決めました。同じ基本書、テキストを使用する友人がいること疑問があった時にすぐ聞けるし、後に自主ゼミを開いた際に解釈が似たものになって役立つという利点がありました。

3年生になると答案練習形式の講義を受講し、知識はテキストを用いて基本書で補うという形になりました。
この年の後半からは適性試験、択一の学習も開始しました。この時期は論文・適性・択一を同時に学習する必要があるために時間の効率的な使用が求められます。特に、私は適性と択一に自信がなかったので、早めの着手を心がけました。

4年生になって試験までの日数が少なくなった段階で5人程度の自主ゼミを作りました。自主ゼミでは主に過去問を各自が解いたうえでその構成を発表し、解く中で疑問に思ったことを議論しました。ペーストしては、平日の5日間で1院の1年分をまわすということを原則として行いました。受験をするうえでやはり各大学院特有の出題形式があるのが現実なので、過去問に多く触れることは大切です。

この自主ゼミでの議論を約半年続けました。あくまでも学生なので、正解を出すことはできない場面も多々ありましたが、やはり他人の意見を聞くことで今までになかった着眼点や構成方法などを知ることができ、一人では得られない学習効果があったと感じています。

今後の抱負

私は幸運にも希望する法科大学院に合格することができました。しかし、当然のことながらこれで終わりではなく、最終的には新司法試験に合格することを目標として努力する日々が待っています。今回の法科大学院受験の経験を活かして、自分の夢を掴み取ろうと思います。

LECに通ってここがよかった!

私は、すべての講義を通信で受講しました。たしかに、生講義特有の緊張感や通わねばならないという義務感はありません。しかし、空いた時間や詰め込みたい時期など、その時の状況に応じた学習のペースを自分で作ることができたのは良かったと思います。大学生活を同時に送る中でやらされるのではなく主体的に学習できたし、だからこそ続けることができたのだと思います。

また、私はLECをペースメーカーにしていました。すべてをLEC任せにしない方法を選択した中で、ハガキやメールで適性試験や択一試験対策の情報を伝えてくれました。そして、答練に合わせて知識の詰め込みを行いました。このように、受験勉強をする中で自分が今何をすべきなのかという指針にLECはなっていてくれたと考えています。

略歴

福井県出身。神戸大学法学部法律学科に入学。法曹になりたいと考えて入学したが、踏ん切りがつかず2年次から本格的に学習を開始する。2011年早稲田大学、中央大学法科大学院既修者コース合格。

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