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2011年度合格
藤井 直芳さんの合格体験記

合格者

なんといっても入門講座の分かりやすさ

Fujii Naoyoshi 藤井 直芳 さん

年齢 23歳
職業 無職
学歴 慶應義塾大学 法学部 法律学科 2011年卒
適性試験のスコア
  • 221点
英語のスコア
  • TOEIC 720点
  • TOEIC(iBT)未受験

法科大学院入試受験履歴

試験名と合否
2011 9 中央大学法科大学院既修者コース 合格
2011 9 早稲田大学法科大学院既修者コース 合格
2011 9 慶應義塾法科大学院既修者コース 合格

LEC受講歴

受講講座名
2007〜2009 2011合格目標 法科大学院既修者完全サポートパック
2010 6〜7 ロースクール直前答練
2011 6〜8 ロースクール直前答練

一日のスケジュール

時間 行動 詳細
7:00 起床・朝食
8:00〜 朝の勉強
スタート
朝に3時間やらないと一日で8時間以上やるのは厳しかったです。
13:00 昼食・昼寝 昼寝は15分です
14:00〜 昼の勉強
スタート
大体3〜4時間を目標にやっていました。
18:00 勉強に飽きたら夕飯作ったり
19:00 夕食
20:00 夜の勉強
スタート
後は頭が回らなくなるまでやります。自分との闘いです。
21:00
22:00 お風呂 寝る2時間前に入るのがお勧めです。
23:00
0:00 寝る30分位前は漫画読んだりしていました。
1:00 就寝

法科大学院入学を目指したきっかけ

私はバブル崩壊後の世代として育ったこともあり、リストラ等のリスクを回避できるように何か資格を得て仕事をしたいと考えていました。そして、どうせなら人から感謝されるような職業に就きたいと思い、弁護士を目指すに至りました。

LECの柴田先生を選んだ理由は、私が柴田先生の著書を読んで、その説得力によって「司法試験の合格法を、この先生から学びたい」と強く思ったからです。慶應ロースクールを選んだ理由は司法試験に対応したカリキュラムを設置し学生のニーズに合っているからです。

合格までの道のり

私は一年間浪人をして、今年慶應ロースクールに合格しました。当初は一年目でだめであれば、企業への就職活動に切り替えようと思っていたのですが、友人の合格体験記を読み、自分がいかに努力していなかったかを知りました。そして、自分は単に努力不足だったのだから、もう一年頑張れば必ず受かるはずだと思い、浪人を決めました。

まずは、自己分析から始めました。自分の弱点は基礎的な知識の曖昧さと、文字の書くスピードが遅いことだという結論に達しました。それからは、まずは基礎の力を上げようと思い、肢別本や判例集を何周も何周も回しました。その過程で、理解が浅いと思ったことや、不思議に思った点などについては教科書にあたったり、先輩に聞いたりして、一つ一つ苦手な部分を潰していきました。その際、そういった細かい知識をまとめて、直接書き込んだり、ふせんに書いて貼ったり等の工夫をしていました。

当たり前の話ですが、理解・記憶の穴さえなければ、(日本語が絶望的にできない限り)落ちることはありえません。法律の力は鎖と同じです。部分的な力しか見れない試験において苦手論点が出た場合、一番弱い鎖の強度、つまり苦手論点の理解で全体の力を決められてしまいます。ですから、穴をつぶして、弱点の部分でもそこそこの解答ができるように仕上げるべきだと思います。 筆記スピードについては、書くことが定まっていないことにも原因があったため、特別な対策をとらずとも、記憶がしっかりとしたものになれば克服できました。

勉強時間を伸ばす工夫としては、ストップウォッチで勉強時間を計るといったことをしていました。私はとても集中力がないので、こまめに計り始めると、自分がいかに怠惰に一日を過ごしたかがはっきりと分かり、とてもいい目安となっていました。また、勉強ができない理由を作りたくなかったため、イチロー選手のように自分の生活リズムを枠の中にはめようとしました。

起床時間、食事の時間、昼寝の時間、お風呂に入る時間、就寝時間等を全て決めて、絶対に枠から外れないように行動していました。すると、集中力のない私にしてはかなり大幅に勉強時間が伸びました。工夫の仕方は人それぞれだと思いますが、一つ言えることは、何かしらの工夫を徹底して行うことだと思います。後は、先輩の弁護士の方からお話を聞いたりしてモチベーションを上げることなどが挙げられます。

直前期には工藤先生の「ロースクール直前答練」をとりました。私にとってはこれが良かったと思います。まず、答練でしっかりと試験の予行演習ができるように必死に論文の勉強をしました。目標ができることで頑張ることができたのだと思います。また、解説講義がインターネットによる配信だったので、分からないところや聞き逃しなどを何度も聞き直すことができ、とても使いやすかったです。倍速で聞くことも可能なので、理解が盤石な問題などは2倍速で聞いていました。

受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと

最も失敗したと思うことは、受験生活の序盤から生活リズムを枠にはめなかったことです。今思えばそれが甘えの部分だと思うのですが、序盤からしっかりと自分を枠にはめていれば、(例えば既修者試験などで)もっと上位の成績をとれたのではないかと後悔しています。

成功したと思うことは、論文の勉強の前に択一の勉強をして知識を身に付けたことです。論文を書くにあたり、網羅的な知識までは必要ありませんが、判例を素材とした問題などでは、明らかに判例を意識した論述が求められます。その点に気付くか気付かないかで既に差がついてしまっているのです。

私は判例集を何度も何度も読み返しました。また重要判例集も過去3年分位は潰していました。その結果、試験で判例を素材にした問題が出ても、判例をしっかりと意識した論述ができたのではないかと思っています。

今後の抱負

今後は環境保護とビジネスを結び付けるような仕事をしたいと考えています。福島の原発事故により、国民(そして世界)の目線はクリーンエネルギーへと向いているのが現状です。それを後押しするような仕事をしていきたいと考えています。

具体的にはヨーロッパ等で温室効果ガスの排出規制等を学び、企業が環境保護に傾注せざるをえないような制度を学び、日本に導入していきたいと考えています。当然経済界の反発も予想されるので、その落とし所をどうやってつけるかといったことも学んでいきたいです。

LECに通ってここがよかった!

なんといっても入門講座の分かりやすさです。本当に理解した人の話でなければ、聞いて理解することは不可能です。その点、日本で最難関の難易度を誇った旧司法試験に一発合格をなされただけでなく、勉強方法まで研究をなされている柴田先生の講座はおすすめです。

私の場合、インターネットフォローだけで講座を聞き、分からない所・聞き逃した所などを聞き直したのも良かったと思っています。また、ロー入試の直前期に、同様にロースクールを受けて新司法試験に上位合格をされている工藤先生に答練を解説してもらったことは非常に効率的でした。

自身の経験を踏まえて、ここまでやれば大丈夫と仰る工藤先生の丁寧な解説講義は重宝しました。答案用紙をPDFで管理できるのもメリットでした。答案用紙はかなりかさばるものなので、縮小してプリントアウトや、デバイスに入れて携帯することが容易にできるため、非常に良いシステムだと思います。

略歴

横浜市出身。慶應義塾高校在籍中に法曹を志す。2011年、中央大学法科大学院、早稲田大学法科大学院、慶應義塾大学法科大学院合格。慶應義塾大学法科大学院入学予定。

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