--福祉サービスを実施する上でも市民の協力は大切ですね。
「我孫子市における介護保険で一番の特徴はサービス提供のかなりの部分を市民、事業者が支えているということでしょう。具体的にいえば、介護保険のスタート時点から事業者としてやっていただけるNPOが2団体あります。ひとつはホームヘルプサービスをやっているところ。もうひとつは、介護保険のメニューの中には住宅改造もありますが、それをやっているNPOがあります。我孫子市内の住宅900軒以上に手すりやスロープをつけたいう大変な実績をもっているグループです。
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ホームヘルプサービスについては、生活協同組合も事業者となります。この生協は在宅介護支援センターも運営します。その他、市民活動から社会福祉法人の資格をとった団体があり、現在、デイサービスを行っていますが、これから痴呆性高齢者のグループホームを作る予定です。
我孫子市のように人口10万人少しくらいの規模の自治体で、市民活動がこれだけ介護保険サービスを直接、支えて行くというのは全国でも少ないと思います」
--行政としては、そのような市民活動を支えることが大切ですね。
「それは行政の側もかなり意識してやっ
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