--介護保険制度がスタートしましたが、我孫子市では、その実施に対する準備はどのように進められてきましたか?
「申請は約1500件です。大変な作業になりますが、担当のほうでもやり切る自信はもっていますから、サービス提供については、支障なく実施できると思っています。
ケアプランの作成については、もちろん施設に入所している方などは施設のケアマネージャーになると思いますが、我孫子市の場合、“原則直営”といいますか、最初のケアプランは何らかの形で市のケアマネージャーが関わることになっています。その後、在宅介護支援センターや民間に移していくつもりです」
|
|
--ハード面の準備に関してはいかがでしょうか?
「施設のサービスも含め、当面は100%サービス提供していけるだろうと思っています。
ただし、これからも高齢者は確実に増えていくわけで、介護保険事業計画で今後5年間に整備を進めていくことにしているものがいくつかあります。
例えば、今まで特別養護老人ホームのベッド数は200床という目標を設定してきました。現在、その数のベッド数は確保していますが、これからまた、足らなくなるだろうという予測を立てています。現在、我孫子市に特別養護老人ホームは3カ所ありますが、もうひとつ造る必要があると見ています」
|