土地家屋調査士を目指したきっかけは?どんな勉強をしていた?実務の世界ってどんな感じ?
誰もが抱える疑問に、本年度(平成26年度)合格者の皆様にお答えいただきました!
数学が苦手でも、年齢が高くても どんな人でも合格できる試験です!
- 座談会参加者
- 中込 良さん(受験回数 1回合格)
- 山田 界さん(受験回数1回・午後の部択一1位)
- 早川創哉さん(受験回数 1回合格)
自己紹介
- Profile
- 中込 良さん
- 2014年向け免除資格者Aコース通学受講
- 平成26年度土地家屋調査士試験
- 受験回数1回合格
- 年齢:45歳
- Profile
- 山田 界さん
- 2014年向け10ヵ月合格Aコース
(現:ストレート合格Aコース)通信受講 - 平成26年度土地家屋調査士試験
- 受験回数1回・午後の部択一1位合格
- 年齢:31歳
- Profile
- 早川 創哉さん
- 2014年向け免除資格者Aコース通学受講
- 平成26年度土地家屋調査士試験
- 受験回数1回合格
- 年齢:36歳
将来、独立開業することを目標に!
土地家屋調査士を目指したきっかけを教えてください
私も独立を考えていたところ、すでに建築士・行政書士の資格を持っていたので、あともう1つ何か資格があれば複合的に仕事ができるかなと考えたのがきっかけです。現場で会う人に調査士さんが多かったので、この資格を取るとかなりプラスになるのではないかと思い目指しました。
2年程前に叔父が経営している調査士事務所に誘われて勤め始めたのですが、なかなか楽しい仕事だなと思って、資格を取っていつかは独立したいと思って受けました。
LECに決めた理由は、費用?立地?タイミング?
予備校選びの基準を教えてください
合格のポイントは反復学習にあり!
択一対策について教えてください
先生に言われたとおりテキストを数回読んで、あとは過去問をやりました。最終的には全体を網羅しながらの学習でしたが、分からなかったことがあった時はテキストに戻ったり、講義をもう一度Webで見たりしました。
授業中にテキストの重要箇所にアンダーラインを引いてもらえたので、そこを中心にメリハリをつけて読みました。過去問は12月くらいから3・4回解きました。テキストでも過去問でも少し分からないところが出てきてもどんどん進めて、後になって見直すと分かることもあるので、分からないところにこだわらないよう心がけました。
書式対策について教えてください
過去問も含めて7・8回解きました。市販の問題集も買ってみましたが、結局はLECの教材に専念しました。それでも本番は答えられない問題もありましたし、時間的にぎりぎりで見直す時間はほぼありませんでした。
先生から1日2問解くと力がつくと言われていましたが、しっかり集中して解き出したのは4月以降でした。テキストの問題を何回も解いた後、過去問を1回解いて、その後は分からないところだけを2・3回やった感じす。
やる気がおきない時は、やらないことも大切なこと
モチベーションの保ち方を教えてください
1年間ずっとモチベーションを保つことは不可能だと思うんです。「勉強する気がおきない時は勉強しない。やる気が出た時にやる。」と決めていました。なので、1ヶ月くらいやらなかった時期もありました。
やる気がおきない時は何をやっても無駄なので、その間はサボっていました。ただ、いつまでに何をやるか予定を立てていたので、遅れた分はLECの自習室にこもって、なんとか追いついた感じです。
仕事を辞めて家族もいる状態で働いていませんでしたから、風邪を引いた時以外はずっと勉強していました。仕事をするような感覚で1日のノルマを決めてやっていたので、辛いと感じることはありませんでした。
勉強すれば絶対受かる資格です!
これから土地家屋調査士を目指す方へ、メッセージをお願いします
数学が得意でない点が一番不安でしたが、数学を1から教えてくれる講座があったので最終的には書式の問題も解けるようになりました。苦手な方はとっつきにくいと思うかもしれませんが、やればできる資格だと思うので是非頑張ってください。
合格者の平均年齢(39歳)を私はかなり引き上げています。歳をとって記憶力に不安を持っている方も多いかと思いますが、不動産登記法が主であと民法が少しですのでそんなに記憶力は必要ないのではと思います。安心してチャレンジしていいと思います。
特別なスキルや特別な勉強はいらない試験なので、色々なものに手を出さずにLECのカリキュラムや用意された教材をとにかくしっかり勉強すれば絶対受かると思います。頑張ってください。
前職が不動産業界でして、あることをきっかけに独立したいなと思ったのが始まりです。不動産業界にいたこともあって土地家屋調査士(以下、調査士)のことは知っていましたので、受験難易度と勉強のできる期間のバランスなどを考えて目指すことを決めました。