土地家屋調査士 試験概要
願書配布・出願
受験資格 | 制限なし(どなたでも受験できます) |
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願書配布・受付 | 例年7月上旬〜各都道府県(地方)法務局で配布・受付 |
受験地 | 全国9箇所 |
受験料 | 8,300円 |
筆記試験日程
試験日 | 例年10月第3日曜日
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試験内容 |
[記述]土地1問/建物1問 |
合格発表 | 例年1月上旬 |
口述試験日程
試験日 | 例年1月中旬(筆記試験合格者のみ) |
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試験内容 | 業務に必要な知識について、1人15分程度の面接試験 |
合格発表 | 例年2月中旬 |
傾向と対策
出題形式(筆記試験)
択一・多肢択一式 | 20問(1問2.5点の50点満点とされています。)
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記述式 | 土地に関する問題、建物に関する問題 各1問(計50点満点とされています。) |
出題傾向
不動産登記法を中心に、出題されます。合否は僅差で決まる傾向が続いており、20問出題される択一問題で一定以上の正解を得なければ記述問題の採点すらされません。 この一定の得点を「基準点」と呼んでおり、例年、本試験後の11月下旬に筆記試験の合格発表に先立ち、基準点が発表されます。記述問題では、位置を求めるための計算や図面を作成する問題が出題されるほか、5〜7ページにわたる問題文から事例を読み取り、必要な登記は何かを判断する力が試されます。「なぜそうなるのか」についての理解と手続きの把握が必要であり、丸暗記しただけの知識では合格点に達する解答ができないものになっています。
対策の要点としては
- 択一は8割以上の得点を目標に学習を進める。
- 記述は「なぜ?」「次の手続きは?」という点についての理解に努める。
ことが重要です。
データでみる試験傾向
1.土地家屋調査士 受験者数・合格数 推移
2.土地家屋調査士の年齢構成
この年齢で資格取得を目指すのは遅いのではとお考えの方、そんな心配はありません!現役の調査士の半数を30〜50歳代が占めています。また、20歳代の調査士は圧倒的に少ないので、今後の活躍が期待されます!
3.土地家屋調査士の卒業学部
理系出身者が多いと思われがちな土地家屋調査士ですが、実は理系・文系の割合は同じくらい。実務を行う上でも両方の要素が必要なため、様々な学部(分野)からチャレンジできる資格です。