
S・T さん(40代)
受験回数 | 3回 |
---|---|
LEC 受講歴 |
コンパクトコース |
ご職業 | 公務員 |
松本講師の『スーパー特訓講座』が1番のお気に入りでした!
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけをお聞かせください。
自身の仕事において開発現場で境界を確認する作業があることや、土地家屋調査士と接する機会が多いことから、この資格を知りました。調べてみると、取得が非常に難しく、独立開業も可能な資格であるにもかかわらず、受験者数が少なく、登録者が高齢化していることなどが分かりました。それ故に取得することができれば、今後の人生の選択肢が増えると思いました。また、性格を自己分析して、他の国家資格と比較して適性や合格可能性があると判断し、挑戦を決意しました。
LECを選ぶ決め手となった理由をお聞かせください。
LECを選んだ決め手は、受験生の環境に応じた4つのコースがあったことが大きいです。私は1年目は他の予備校で学び、2年目は1年目の教材に一部講座を追加して学んでいたため、基礎的な知識はありましたが、その基礎をさらに強化すること、答練を会場で受験することで、本番を意識した勉強ができることを重視した結果、その勉強が可能な『コンパクトコース』を選択しました。受講相談では松本先生に真摯に相談に乗っていただいたことも決め手の一つでした。
講座・カリキュラム・教材の良かった点など感想をお聞かせください。
2年目までは同じ予備校の教材を使っていたため、他の視点に立ったテキストの読み込みができず、敷地権や土地家屋調査士法の業務制限といった概念の理解に悩んでいました。しかし、『スーパー特訓講座』の図解された分かりやすいテキスト、講義で繰り返し学ぶことで、基礎的な知識が盤石のものとなりました。『コンパクトコース』は、過去問の基礎を再確認した上で、答練でアウトプットする訓練ができるので、私のように他校から移ってくる方にはおすすめです。
講座担当講師の良かった点をお聞かせください。
LEC講師陣の皆様には大変お世話になりました。その中でも、私は松本先生の『スーパー特訓講座』の択一編が1番のお気に入りでした!松本先生は、言い淀みがなくはっきりとした口調で、端的かつ分かりやすく説明されているため、記憶に残りやすいと考え、1年間音声講義を試験日まで繰り返し聞きました。そのおかげで、問題を解いている際に音声情報とテキスト情報から記憶を想起することができるようになり、問題を解く判断スピードが向上しました。
答練や模試の良かった点をお聞かせください。
今振り返ると、私が2年目までの勉強で不足していたものは、本番環境で問題を解く経験、つまり答練を会場で受験することでした。LECの答練は受験者数も多く、答練結果を見ると、受験者のレベルも高いことがうかがえたため、本番を意識した訓練ができました。また、答練と模試は、難易度が適度であり、添削も懇切丁寧でした。前半の答練や模試では成績があまり良くありませんでしたが、後半の答練や模試では「合格可能性があります。頑張ってください。」とのコメントをいただき、とても勇気づけられました。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法があれば、お聞かせください。
学習期間の中で苦労したことは、勉強を習慣化することでした。そのために私が行ったことは、勉強のルーティン化と情報の一元化です。通勤、歯磨き、トイレ、食事中などあらゆる時間を集めてきて、その時間を使って、過去問と答練の択一問題を入れたスマートフォンのアプリで、自分に課した一日のノルマをこなしました。そうすることで、自宅の机やカフェで勉強するのは記述のみに特化するとともに、家庭の時間を確保することができ、勉強へのモチベーションを一定に保つことができました。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
私は合格するまで3年間かかってしまいましたが、成功要因は大きく2つあったと思っています。一つは、「自分が決めたノルマを毎日こなすこと」です。基本的に、択一20問、土地又は建物の1問をノルマにしていました。当たり前のようですが、仕事や家庭で忙しいときでも、少しの時間でも勉強に費やすことが大事だと思います。
二つ目は、「本番を想定して答練を会場受験すること」です。私は答練の日を本番当日と考えて、前日の準備を入念にしたり、入眠・起床時間を一定にしたり、会場では、毎回座る場所を変えたり、隣りに受験生がいる机をあえて選ぶなど工夫をしていました。
答練の結果や周りの声を気にせず、自分の勉強方法を信じて、最後まで諦めずに頑張ってください!