
K・S さん(50代)
受験回数 | 2回 |
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LEC 受講歴 |
ベースアップコース |
ご職業 | 会社員 |
他愛ない質問や相談に真摯に応えてくれた木村講師に感謝
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけをお聞かせください。
私は会社員のため、土地家屋調査士という資格を取得しても会社への貢献はありません。言い方は良くないですが、会社員にとってこの資格は必要かと言われると、求められているものではありませんでしたので、葛藤がある中で申し込もうかどうか迷ったことを思い出します。ただ、人生一度きりの中で、会社員人生のみで良いかどうか考えた時に、活かすも活かさぬも自分次第なので、開拓せねば拓かれぬ道というものもあるか、という思いが目指したきっかけです。土地家屋調査士という資格は難関資格ではあるが故に、年齢的にもセカンドライフを考えた際の過ごし方の選択肢を広げようという思いもあった自分にとっては、利活用可能な資格と感じました。
そういった思いから一念発起して勉強に取り組もうと思いました。
LECを選ぶ決め手となった理由をお聞かせください。
東京に単身赴任していたため、時間も有効に使えるので通学を考えていました。学校に立ち寄った時に接してくれた職員の方の対応の良さもあり、無料で受けられるガイダンス(個別相談会)を木村先生から受けました。当初は他の予備校も視野に入れながら探そうと考えていましたが、先生の対応や、受講できる雰囲気を実際に味わったことで、フィーリングが合いそうだと思ったことが、LECにお世話になるきっかけでした。ですから、他校の講義は全く聞いていない状態でLECに入ったことになります。
講座・カリキュラム・教材の良かった点など感想をお聞かせください。
『ベースアップコース』を受講していましたが、講義で使用する「ベーシックテキスト」は、私が苦手な民法から不動産登記法、土地家屋調査士法まで、試験に出題される要点を絞った形で、非常に良い教材だと感じました。講義は教材の中の重要なポイントをランク付けしたうえで説明していただいたので、優先順位をつけやすい形で復習が出来ました。カリキュラムも講義に沿う形で進めていただき、順を追って説明していただきながら、基礎部分となる知識を育むものだったので、分かりやすく、学習に入りやすい受講が出来たと感じています。
講座担当講師の良かった点をお聞かせください。
木村講師は講義内で、記述に関する習得方法であったり、教材の重点となる部分を復習するように、と常に言われていました。講義が終わっても、受講生からの個別の質疑に真摯に応えるように努めており、私も講義後は大分お世話になりました。 また、答練や直前模試の講義においても、個別に相談に乗っていただき、資格に挑む挑戦者としては力強い後押しになっていただきました。先生からすると他愛もない質問や相談でも、真剣に答えてくれたことは感謝以外の言葉が見つかりません。
答練や模試の良かった点をお聞かせください。
択一の試験対策では、組み合わせ型の問題形式となるので、「軸となる答えを中心に、いかに時間短縮を図れるか」ということを常に先生が仰っていました。その考えが刷り込まれたおかげで、意識せずに自然に回答ができるようになりました。また、記述対策はスピード感を要す試験なので、大きな論点の読み取りを間違えずに回答することを意識しました。答練や模試は過去問を踏まえた傾向の出題となっているので、それらを習得すれば過去問は二の次でやるものでも良い、と思えるくらいの問題だと思います。出題者が何を意図して出したか、という練習に非常に役立ちました。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法があれば、お聞かせください。
仕事をしながらの勉強だったので、「いつ勉強をするか」がポイントでした。自宅に帰っても勉強はできない性格なので、出来る限りLECの自習室を利用しました。平日だと21時まで利用できたので、ギリギリまで利用していました。土曜日の使い方も非常に重要と思い、自習室や図書館等を利用して出来る限り時間を有効に使うことを心掛けました。勉強内容は、講義の復習と自身が苦手とする部分の読み返しを何度も行いました。覚えた気がしてもアウトプットできない部分は「何が足りないか」を考え、基礎の教材を追って苦手を克服するように努めました。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
今後は土地家屋調査士の資格を活かした業務を出来るように、測量に関するノウハウであったり、技術を身に付けたいです。また、併せて当資格に連結できる資格も取得したいと考えています。アドバイスといった大それたものは言えませんが、私も1年目は全く話にならないレベルでした。2年目では、同じ学習ということもあり、頭に入りやすかったところは多くありましたが、それでも苦手な部分は中々頭に入ってこなかったです。「合格の最短の近道は苦手分野をなくすこと」と思い、勉学に勤しみました。続けていくことで、勉強が楽しく感じるハイな気持ちになっていくと思いますので、続けていくことの重要性を伝えられれば幸いです。