K・K さん(30代)
受験回数 | 2回 |
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LEC 受講歴 |
答練スタンダードパック/通信自宅受験 |
ご職業 | 会社員 |
松本講師のメリハリのある解説講義が魅力的!
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけをお聞かせください。
遊ぶことしかしてこなかった私は、20代前半に結婚を期に定職につくため仕方なく父の経営する測量会社に入社し、何の目標もなく仕事をしては遊ぶ、の生活を送っていました。測量士補は取得したものの、全く向上心のない私に「やる気を出せ!測量に興味がないなら調査士の午前が免除されるはずだから受けてみろ!」と言われ、調査士のことを少し調べましたが、必要勉強時間を見ただけでやる気を失いました。仕事で知り合う調査士の先生は皆私より一回り以上年上でしたし、私もそのくらいに取れればいいかなと思い勉強せず、父から小言を言われ続け気づけば40代手前。元気だった父が衰え気味になっていくのを感じ、私自身このままでいいのかと考えるようになり、一念発起して令和4年から学習を開始しました。
LECを選ぶ決め手となった理由をお聞かせください。
基礎的な講座は他校で受講していましたが、そこでは自己採点式の答練しかなかったため、しっかりと採点してくれる答練を受講できるところを探していました。1年目はとりあえずどこの答練がいいかよくわからなかったので、ネットで評判のよかったLECと、もう1校別の大手予備校の答練を通信で受けることにしました。その後の本試験では択一足切と散々な結果ではありましたが、LECの方が試験内容に近いのではないかと感じ、2年目はLECの答練のみを受講し、繰り返し学習することでその年に択一19問、記述35点という結果で見事合格することが出来ました。
講座・カリキュラム・教材の良かった点など感想をお聞かせください。
スタンダードパックを受講していましたが、こちらはまず範囲指定答練で各論点をしっかり抑えることができるものです。低難易度であるため、初学者の私でも比較的解きやすく、自信に繋げることができ、学習を継続することができました。また、答練の結果が択一、記述、総合の各カテゴリーで詳細な順位付けがされるので、他の受験生と比較することができるのも良かった点です。順位付けされることで自分の苦手分野や他の受験生より秀でているところ、劣っているところが明確になるので、次の勉強の指針とすることができ大変助かりました。
講座担当講師の良かった点をお聞かせください。
いずれの講師も非常に丁寧な解説で、特に択一担当だった松本講師におかれましては「この肢は重要!この肢は覚えなくてもOK!でもこの論点は覚えておいた方がいいかも!!」など各ポイントごとに大きな声でメリハリのある解説がとても魅力的で私にはかなりハマりました。また、木村講師および池永講師におかれましては、記述問題の読み解き方、座標計算方法、作図などに関する様々なテクニックは他校では学べないものも多く、記述を攻略するうえで大変重宝いたしました。
答練や模試の良かった点をお聞かせください。
スタンダードパックでは回を増すごとに徐々に難易度が上がっていき、最終チェックではやや難易度を下げ総まとめを行うといった内容のものでしたが、この段階的に問題に慣らしていく感じが私にはとても合っていました。また、解説冊子も逸品で、全ての問いに詳細な解説があり、更にそこから重要部分をマーカーで抑えてくれるので、時間がある時は全部を、ないときはマーカー部分を読み込むといった使い分けができました。さらに穴埋め対策もしっかりされているため、これのおかげで令和5年の本試験時の穴埋めは完璧でした。また、答練の採点に関しても、細かいところまでチェックされ丁寧なコメントまで残してくれるのには感激しました。採点担当者の方々の叱咤激励のおかげで合格できたといっても過言ではありません。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法があれば、お聞かせください。
私は仕事をしながらの受験で、家庭のこともあったので全て通信で学習していました。通信で学習していると自分で学習時間を決めなくてはならないため、どれだけやる気を保てるかが重要でした。元々勉強嫌いでこの資格の勉強をはじめるまで遊びしかしてこなかったので、勉強の仕方もわかりませんでしたが、平日3時間、休日5時間を最低勉強時間と設定して、アプリで時間を記録しながらとりあえず学習を進めていました。時間を記録することで自分がどれだけ勉強したかを可視化でき、せっかくここまでやったのに今日サボるのはもったいないといった感じで学習を継続していくことができました。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
勉強嫌いな私には独学では勉強を継続できていなかったと思います。しかしながら、LECのような素晴しい講師陣の教えのおかげで日々の学習が継続でき積み重ねた時間が自信へと繋がりました。また、これから受験される方々はわからなくても空欄だけは絶対に避けてください。令和5年の記述ではあまりの難問に頭が真っ白になり、残り30分でほぼ白紙の状態でした。もう駄目だなと思った時に、講師陣の「適当でもとにかく書ききってください!」の言葉がよぎり、そこからはただひたすらに筆をはしらせました。結局、解答速報とは程遠い内容ではありましたが35点という思いもよらない点数で大変驚きました。私は継続は力なりという言葉をこの歳ではじめて実感しました。皆様も諦めない心を持って継続できれば必ず合格できます。