ヤマグチ ゲンキ 山口 元気 さん(30代)
受験回数 | 2回 |
---|---|
LEC 受講歴 |
コンパクトコース 土地家屋調査士&測量士補W合格コース |
ご職業 | 司法書士 |
木村講師の講義にしっかりとついていけば、合格という名のゴールに導いてくれます
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけをお聞かせください。
私は、大学卒業後、平成27年度に司法書士試験に合格し、以後司法書士として働いてきました。司法書士として業務を行う際に土地家屋調査士の先生と連携して登記手続きを進めることが多く、土地家屋調査士について関心を持ちました。建物を新築した場合など、依頼者は、表示の登記については土地家屋調査士、権利の登記については司法書士とそれぞれ依頼する姿を見て、ワンストップで対応することで依頼者の負担を減らしたいと思ったのが土地家屋調査士を目指したきっかけです。
LECを選ぶ決め手となった理由をお聞かせください。
司法書士試験を受験する際に利用させていただき、合格実績、テキスト・サポートの充実度、講義の分かりやすさ等とても満足していました。土地家屋調査士の講座についても、LECが一番バランスが取れていて、私に合っていると思い、LECを選びました。
余談にはなりますが、司法書士試験の森山講師がLEC仙台本校にいらした際に、「W合格目指して頑張れ!元気くんなら絶対に出来る!」との応援のメッセージカードをいただきました。約10年前の一受講生でしかない私を覚えていただいたことにも感動しましたが、土地家屋調査士課だけではなくLEC全体として応援していただいている気がして安心して受験に臨めました。改めてLECを選んでよかったと思えたエピソードでした。
講座・カリキュラム・教材の良かった点など感想をお聞かせください。
私は、「土地家屋調査士&測量士補W合格コース」を受講しました。インプット(択一)とアウトプット(記述)を交互に進めていく講座であったため、自然と知識が定着していきました。また、理解の核となる基本的な内容が中心のため、合格した2年目も1年目のテキストと問題集を使用しました。実際、本試験の建物の記述問題は、当講座と瓜二つの問題が出ました。
講師の良かった点をお聞かせください。
木村真弓先生の講義を受講させていただきました。木村先生の講義はとても分かりやすく、重要である部分とそうでない部分にメリハリをつけて講義してくれます。特に基本的な事項(例えば、規約敷地や敷地権の定義等)については、講義中にも何回も答えられるか問われます。木村先生の講義にしっかりとついていけば、合格という名のゴールへ導いてくれますので安心してついていってください。
また、木村先生には、直前期に入るタイミングで電話にてカウンセリングをしていただきました。当時の私の実力に合わせた形で、本試験までに「やるべきこと」&「やらないこと」を明確に教えていただいたので、そこでご教示いただいたことを実直に実施し、合格することができました。
答練や模試の良かった点をお聞かせください。
普段の講義や過去問演習により培った知識について、違う角度で問われても答えられるための応用力を養える点です。また、LECの答練・模試は、全ての範囲を満遍なく問われることになるので、一切の無駄がありませんでした。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法があれば、お聞かせください。
令和4年4月に司法書士として独立開業したこともあり、普段の業務と受験勉強とを両立することに、とても苦労しました。毎日仕事が25時頃に終わるので、そこから択一2時間、記述2時間の勉強をすると朝の5時になり、次の日も9時から仕事のため、体力的にとても厳しいものがありました。しかし、「今年で必ず合格する!」という強い気持ちをもって何とか乗り切ることができました。その甲斐もあり、本試験直前には、徹底解析の記述問題が1問約10分程度で解答できるレベルまでもっていくことができました。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
私が土地家屋調査士を目指した年は、コロナ流行のせいもあり、測量士補試験に合格しても午前免除を受けることができませんでした。しかも、受験開始時期も5月からということもあり非常に厳しい戦いでした。結果的に午前記述の基準点に1.5点足りず不合格でしたが、午後は合格点を取ることができていました。
「午前も受験」「受験期間も5ヵ月のみ」「働きながら勉強」「文系出身で数字が苦手」等、大きな壁が幾つもありましたが、例年であれば合格していたのだと素直に自信を持ち、2年目にはしっかり結果を出すことができました。
壁は困難であるほど乗り越えてた時に、その後の人生において価値のある成功経験となるのだと確信しています。
皆それぞれ違う環境で、困難な壁が待ち構えていると思いますが、それを『不合格したときの言い訳』として捉えるのではなく、むしろ喜んで受け入れ、乗り越えてやりましょう。きっと素晴らしい景色が見えるはずです。