タナカ ハルアキ 田中 明亮 さん(40代)
受験回数 | 2回 |
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LEC 受講歴 |
フルコース |
ご職業 | 無職 |
LECのインプット完成講座は、各論・特訓・答練と、熟練度に応じた学習が可能!
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけをお聞かせください。
前職で不動産事業を任された際、自社不動産の境界確定を依頼した測量会社の担当者の、筆界の変遷などに関する考察力に惹かれたのがきっかけです。当該土地の現況測量、境界確定作業では境界点を逆トラバースで測量する作業も初めて見て興味津々…。その後、現在のお師匠である京都の土地家屋調査士の先生と出会い測量のお手伝いを副業で始めました。その先生は現況図面、境界標の設置などに対して、誤差の極力少ない座標、より分かり易い地物の表示など、成果の先にお客様がいることを常に意識しておられる姿に感銘を受け、同じ調査士を目指そうと思いました。
LECを選ぶ決め手となった理由をお聞かせください。
たまたまLECのガイダンスレジュメを手に取ったからです。通信講座でしたが、一年目、インプット完成講座では木村先生の優しい口調から発せられる厳しいお言葉にビビりながらも、何とか食らいついていかねばと思い頑張っておりました。結果は不合格となりましたが、続けてこられたのは木村先生はじめ、講師の皆さまの熱い言葉や強い思いを受け取ったからです。
二年目の挑戦は、池永先生や岡崎先生から学ぶべきポイントをしっかり見極められたことが良かったと思います。きっかけはたまたまでしたが、LECの講師の皆さまと出会えたので、LECを選んで良かったと思います。
講座・カリキュラム・教材の良かった点など感想をお聞かせください。
二年間通信講座を受講しておりました。一年目は働きながら受講していたため、あまり時間は取れませんでしたが、それでもインプット完成講座から各論、特訓、答練と熟練度に応じて学習できる点が良かったと思います。
ただ、受講生側もその講座に対し及第点をただ取るだけでなく、自分の弱点やもっと伸ばせる部分を見つけることが大切だと思います。LECの講座、講師陣の講義を良いものとできるか、受講する側の受講生の本気に懸かっていると思います。
講師の良かった点をお聞かせください。
結論から、令和4年度の本試験問題はLEC講師陣の講義のおかげで、ヤマが当たりました。本試験に臨むにあたり、受験生は何が出ても対応できるレベルにしておかなくてはなりませんが、その年の本試験に対して力を集中させる論点があるはずです。それが求められる直前期において講師陣の皆さまは、その論点をしっかり受講生に伝えておられました。ファイナル答練の論点が本試験でも問われていたかと思います。
答練や模試の良かった点をお聞かせください。
毎年必ず論点になるところをしっかり問われる。また、模試やファイナル答練では、今年出題されそうな問題が用意されていること。私も一年目の本試験では試験時間が足らず、最後に回答した第22問は半分以上回答できませんでした。普段とは違う緊張感の中で択一、書式の回答時間をコントロールできるようになったのは、答練や模試を何度も繰り返し解いたからだと思います。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法があれば、お聞かせください。
通信受講の皆さまは、まず自分を律することを心掛けてください。難関試験なだけに受験勉強も相当長い期間になります。また法律知識や座標計算、作図をマスターしないと合格できないというプレッシャーから心が折れてしまわないよう「自分ならできる」と言い聞かせましょう。一年目の私はその姿勢が少し甘かったこともあり、不合格となりました。
二年目は試験まで残り半年のところで仕事を辞め、集中的に学習しましたが、残り半年毎日10時間、日課は必ず達成する気持ちで臨みました。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
長い受験勉強の期間中、何度も挫折しそうになることもあるかと思います。そのたびに講師の皆さまからのエールに励まされ続けてきました。答練や模試で結果が出なくても、本試験までになんとかする!という気持ちで頑張ってください。テキスト、問題集をフル活用して、講師を信じて、頑張っている自分を励ましてください。もう覚えることもやることもない、というところまで来たら合格ラインに絶対に乗ってます。