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2022年度合格
N・Hさんの合格体験記

合格者

N・H さん(30代)

受験回数 1回 一発合格
LEC
受講歴
土地家屋調査士合格コース
ご職業 会社員

資格のハードルの高さを正直に話してくれたLECに信頼感

土地家屋調査士を目指した理由・きっかけをお聞かせください。

不動産会社に勤務しておりますが、仕事上、建物表題登記や表題部の変更登記、土地の地目変更等を依頼することが多くありました。ただ、うわべだけの知識だと土地家屋調査士からの専門的な話についていけていないことがあり、対等に会話をすることができませんでした。また、自分が理解できていないことによって、自分の言葉でお客様にうまく説明ができないこともありました。自身の知識向上と、お客様へきちんと説明するためには、より深い知識が必要不可欠と思い、土地家屋調査士試験に挑戦することとなりました。

LECを選ぶ決め手となった理由をお聞かせください。

複数の資格学校に電話にて受講相談をしました。
当時は「一発合格」にこだわっていましたので、受講相談の内容も「一発合格は可能か」と漠然とした質問ばかりしていました。
その問いに対し、LECを除く学校が「可能だと思います」という回答だったのですが、LECの担当者からは「そんなに簡単な試験でない。ただ、努力すれば可能性がないわけでもない」というような回答をいただきました。一発合格にこだわっていたにも関わらず、資格のハードルの高さを正直に話していただいた時に信頼感が湧き、LECを受講しようと思いました。

講座・カリキュラム・教材の良かった点など感想をお聞かせください。

土地家屋調査士試験の択一は、民法と不動産登記法から出題されます。私が選んだ土地家屋調査士合格コースは、民法が10回、不動産登記法と調査士法を併せて23回の講義がありましたが、その講義のあとに必ず宿題(肢別過去)が出ます。インプットした直後は分かったつもりでも、アウトプットをしなければ真の理解に繋がることは無いと思いますが、LECの講義では必ず、講義の後に宿題が出され、次回の講義の際に解説があるので理解が捗りました。

講師の良かった点をお聞かせください。

一定の力が付いた2月から本試験までの間、月に一度だけメールで学習の進捗状況の報告及び学習方法をご指導いただきました。通信制の私にとっては学習の進捗状況や立ち位置が分かり辛い状況でしたが、木村先生から適宜適切なアドバイスをいただいたことや、受験生にしか分からないナイーブな気持ちを木村講師は理解してくださり、精神的に支えていただきました。
その他、冗談には適当に対応してくれる心の広い講師でもあります(笑)
受験生と一緒に合格に向かってくれる頼もしい講師でした。

答練や模試の良かった点をお聞かせください。

LECのファイナル答練がなければ、合格できたのだろうか、と思ってしまいます。
というものLECの答練は論点が非常に多くかつ長文であるため、常に細心の注意が必要だからです。
令和4年の本試験では土地の問題が9ページにも渡る問題でありましたが、答練で培った注意力により、大きなミスをすることなく解くことができました。答練だけでも受ける価値は十分あると思います。

学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法があれば、お聞かせください。

家庭や仕事がある方にとっては、学習時間を確保するのは大変なことだと思います。そこで取り入れたのが、早朝学習です。早朝学習は誰にも迷惑を掛けず、頭も冴え、余計なストレスも溜まりませんので早朝学習はおすすめです。
それでも直前期となると学習時間が増えていくので、家族の協力は不可欠ですから、妻と子供達には協力してもらい大変感謝しております。

今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。

私の最終学歴は偏差値50程度の高卒です。土地家屋調査士試験に必要な知識としては平成20年に合格した宅建の民法の知識程度しかありません。加えてとても忘れっぽい人間です。
学習する前はこんな自分が合格することができるのかと不安でしたが、1年3ヶ月の期間、平日は3時間30分、休日は7時間程度、一日たりとも休まず学習することで何とか一発合格することができました。
今になって言えることですが、私が感じた土地家屋調査士試験は例年合格率こそやや低いものの、学習の範囲はそれほど広いものだと感じませんでした。
そう感じさせてくれたのは、私が受講したLECの教材が必要最低限の学習で合格に導いてくれたからだと思います。受講したものを信じて学習してください。

最後になりますが、私は答練や模試でたった一度もA判定を取ることができませんでした。C判定がメインでたまにB判定があったくらいです。一番酷い時は6月に行われた他社の模試で、建物の点数が2点ということもありました。
それでも日々の学習を継続した結果、本試験では書式及び択一ともにまずまずの順位で合格することができました。
掴み取った資格は一生の宝物です。
己を信じて頑張ってください。

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